暮らしのWEBエッセイ
お料理好きの祖母に、オーブンを買った。 買った、と言ってもプレゼントではなく単にインターネット環境にない78歳の祖母に変わって楽天で注文しただけである(翌々日には大分に到着した) 我が家とお揃いの、デロンギのコンベクションオーブン。
2月14日、バレンタインデーである。 皆さん、いかがお過ごしでしょう? 私はと言いますとまずバレンタインデーである前に週末、ここで一週間分のエネルギーをチャージせねばならぬ、しかし夫は土日とも仕事。つまり…
先日、誕生日を迎え33歳になった。
週末は雨だった。 スーパーに一週間分の食材を買い出しに行き、一つ一つ除菌シートで拭いてから冷蔵庫にしまう。この一大タスクをクリアした後は絵本を読んだり絵本を読んだり絵本を読んだりしている。雨の恐ろしさよ。
「息子は小さな恋人みたいな存在」などという言説がある。 街中の公園のあらゆる地面という地面に転がる恋人。冷凍の唐揚げとコロッケしか食べない恋人。トーマスのシールを全身に貼り付けて歩いている恋人。恋人の概念が狂い始める。
この夏、ひとつの大きな決断をした。 炊飯器の買い替えである。
なんだか心がザワザワしたりイライラしたり気分がイマイチ…というとき、皆さんどうしてますか? 私にはとっておきの処方箋がある。
人によって、見えているものが違う。 その当たり前の事実を普段はすっかり忘れて、私たちは実に都合よく平和に生きている。通じ合えているような気すらして。 でもふとした瞬間に、隣で同じ景色を見ていると思っていた人が、別世界を生きていることに愕然と…
物事に順序はあるようでないが、少なくともとっかかりというのは必要だ。 料理教室で一から学ばなきゃと意気込む前に、作ってみたい食べ物が肝要だ。真夜中のナポリタンとか、ふつうにホッとする親子丼とか。
待つこと。 それは時として人を狂わせる。
事の発端はベランダだった。 我が家のベランダは狭い。とても狭い。手狭な東京賃貸古マンションなので仕方ないとして、その文字通り猫の額なスペースで私はベランダ園芸を始めようとしていた。
縁遠い世界というのがある。 デパコス。タッチアップ。季節の新色。クリスマスコフレ。華やかで甘やかなコスメにまつわるあれこれに、未だかつて足を踏み入れたことがない。
7月25日を「鍋記念日」と定めたい。 この日、私はとうとう運命の鍋に出会い、無事に購入までこぎつけた。長い長い、それこそ何年にも及ぶ鍋探しの旅が幕を閉じたのだ。
愛を伝える。どのくらい好きかを伝える。 それはとてもシンプルでいて、いつだって難しい問題だ。
こだわりが人を苦しくする。 こだわらないこと、おおらかでいること、それがラクに生きるための秘訣にちがいない。これもいいし、あれもいい。隣の芝生も自分の芝生も、まあまあ青いし、ときには枯れる。
「かわいいね」「かわいいね」と言い合うことは決して無駄ではない。むしろ無限の生きるエネルギーをもたらしてくれさえする。 小学生低学年、元気に外を駆け回るタイプの子どもではなかった私は、校舎の陰で友達と折り紙交換をするのが休み時間の楽しみであ…
「絶対またいい出会いあるからッ!」 「そうそう、前むいて行こうッ!」 かつての私も、こんな無責任でありきたりな台詞を口にしていたかもしれない。若さとは残酷で恐ろしいものである。
「我が家の総資産が目減りしている」 夫が言った。 コロナで旅行も外出もしていないのに、貯金が増えていないどころかちょっと減っているという。ちなみに我が家では貯金のことを「総資産」と言っている。呼び名だけ立派である。
絵本は癒しだ。 身を乗り出してくる幼子のやわらかな温もりに、微笑ましい物語。もし同じ本を連続して10回読まなくていいのであれば、それは本当に癒しだと思う。
15時はおやつの時間。 一人で生活していた頃は、意識すらしなかった机上の習慣だ。しかし一歳児と二人で過ごす今、それは学校の時間割りのごとく一日のタイムスケジュールに組み込まれている。
小説を読んでいたら、実にいい感じの商店街がでてきた。 果物屋があり、帽子屋があり、古本屋があって、銭湯もある。一人暮らしの主人公が商店街を歩くのは夜が多いから、どこか静かな雰囲気が漂う。でも寂れてるわけじゃなく、とはいえ活気いっぱいの巨大ア…
先日、32歳になった。 大人になると、誕生日だからといって特別なことが起こるわけではない。平日ならなおさらだ。ふつうに仕事をし、生活をし、気づけば夜になっている。
成田で年越しをして(混んでるので成田山には寄らなかった)、午前中には東京に戻ってきた2020年1月1日。 お出かけ大好きayakoさん一家は2020年も変わらない。さっそく元旦の街へと繰り出した…
2020年は成田で迎えた。 成田空港近辺でめずらしく温泉の出るホテル「成田ビューホテル」。 大晦日から一泊して年越ししたので、写真日記を書いてみたい。レトロなホテル写真がいっぱいだよ〜!
読者の皆さんご存知のとおり、このブログは季節を超越している。 何を言いたいか? クリスマスどころかお正月も終わったこの時期に、2019年のクリスマス日記を書き始めようと思う。
夫と一緒に暮らして、7年目になった。 喧嘩をしたことがない。前にもそう書いた気がするが、その記録はなお続いている。
三週間ほどブログが更新されなかった。 他人事のように書いているが、私は自分のブログの一番の読者であるため感覚としては実際こんな感じだ。 「まだ更新されてないなぁ…」
12月2日(月)の話をしたい。 それは単なる月曜日、憂うつな1週間の始まりなどではなかった。 天気予報が雨。それも完全無欠の大雨。
「不用品の処分に、あえてフリマアプリを使いません」 本か雑誌のどこかで、シンプルで素敵な暮らしをしている人が言っていた。 メルカリなどのフリマアプリを使わないことで、かえってすっきりとした生活が保てるらしい。
たっぷり13時間も眠ったAM 9:50、王子とリビングにやって来たとき、私には瑞々しいエネルギーがみなぎっていた。 ここ数日の睡眠不足がすっかり解消された。睡眠は尊い。睡眠は偉大。もうなんでもできる気がする。世界は希望で満ち溢れ、刺繍もブログも家事…