スパイスたっぷりのドライフルーツケーキを焼いた話

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2021年最初に焼いたのは、冬にピッタリのスパイシーなフルーツケーキ。

例によって、大好きなエルグルメに載っていたレシピだよ!

▽この号の97ページだよ▽

ケーキを焼いてお茶をしただけの純粋なる日記を書いてみたい!

お菓子作りを始めるのはいつだって夜である

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ボウル一つで混ぜるだけの究極簡単ケーキ。

静かで、誰にも邪魔されなくて、でもほどよく疲れてもいるので、作り方を守って淡々と進めるのがぴったりなのが、夜。

バター、きび砂糖、卵、薄力粉にベーキングパウダーというオーソドックスな材料に、たっぷりのドライフルーツとガラムマサラを足すことで一気に風変わりなお菓子になる。

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型にオーブンシートを敷くときは、一度グシャグシャにしてから適当に敷き詰めている。

スクエアケーキ型とか持っていないので、いつものiwakiの耐熱容器を使ったよ!

▽これの一番大きいやつ▽

フタを外せばオーブンもOKなのでグラタンやケーキにも使える!

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あっという間に焼きあがり〜!

いつも思うんだけど私、食べるときももちろん幸せだけど、オーブンの中でおいしい何かが出来上がるのを眺めつつ待っているのが、至福の時間。

「待つ」というのは基本的に、しんどくなることが多い行為だと思う。でもオーブン料理をしていると「楽しく待つ」時間が無数にあって、それは忙しない日々の時間の流れをちょっと変えてくれるし、その密度をほんの少し濃くしてくれる。

粗熱が取れるまで好きな本のページをめくり、冷蔵庫にしまって眠った。そういうのがなんていうか、とてつもない贅沢という気がするんだ。

翌朝目覚めたら、かわいいお皿にのせて最初のティータイム

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冷蔵庫に一晩おいて、ひんやりとしたケーキを取り出す。

自分へのクリスマスプレゼントに選んだ、素朴かわいいポルトガルのプレートにのせた。

▽このとき買った大皿だよ▽

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横からみてもどっしりふかふか、いい感じに焼けたな〜!!!とひたすら満足する構図。

コーヒーとフルーツケーキ

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朝食にいただきます。

さっそく二人分のコーヒーをドリップしつつ、ケーキを8等分にカット。

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かわいいお皿をセットして悦に入る。

ドライフルーツがぎっしり詰まった断面も最高にかわいい〜!さすがエルグルメ!さすが私!(自己評価がいつも高い)

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というわけで、ちょっと前に焼いたクッキーも並べて、楽しい休日モーニング。

ガラムマサラというのは単体のスパイス名ではなく、ブラックペッパー、シナモン、クローブ、ナツメグなどなどのミックススパイス。

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要するにカレーみたいな感じになる(超ザックリ)

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だからなんというか、とても説明しがたい不思議な味なのだけど、スパイシーで甘い。ドライフルーツの甘酸っぱさとカレーのような風味、まったくベクトルが逆方向のような味を行ったり来たりする。

それが不思議とおいしい。

もちろん変わってるから好き嫌いもあると思うし、お呼ばれしたときのお土産向きのケーキではないかもしれない。

でも自分だけのために焼く、贅沢で特別な冬のおやつにはぴったりなんだ。

そして始まる孤独のグルメ。いつも一人で食べきります

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どのケーキもそうであるが、我が家の男たちは基本的に食べない。夫も最初の一回は参加するが、あとはこうである。

「とりあえず一旦やめておくよ」

従って私は、チーズケーキも洋梨ケーキもアップルパイもリンゴケーキもパウンドケーキも何もかも基本、ひとりで作り、ひとりで食べる。

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このドライフルーツケーキも例外ではなく、来る日も来る日も、ひとりで食べた。おいしいと感激しながら…

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今日も明日も、自分のために愛を込めて作ろうね〜!

金曜夜の開放感というのは、果てしないものだ…!

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Sweet+++ tea time
ayako

今日のレシピとケーキ型

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レシピ:エルグルメno.20号

ドライフルーツケーキは97ページに載っているよ。

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この洋梨のケーキも同じくno.20号のレシピでした!

ケーキ型

愛用しているiwakiの耐熱容器セットの一番大きいのを使ったよ。

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この日のグラタンも同じ容器で焼いたよ!とっても便利!

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