三歳十ヶ月、長男は完全なる「子鉄」となった。
プラレールに代表される電車のオモチャが日々の相棒なのはもちろんのこと、「一緒に山手線やろう」という謎の誘い文句で始まる電車たちのごっこ遊びに一日中興じている。
スペーシアがご飯を食べ、はやぶさが風呂に入る。ドクターイエローは砂場で遊びスーパーで買い物もする。彼らはレールを走ることがないのが特徴だ(買い揃えた大量のレールたちが泣いている)
山手線と中央線が「連結しよう!」と言い合い、N700系新幹線が「今日はボク半蔵門線に乗るッ!」と高らかに宣言するなど自由すぎる展開をかましてくる。子ども向けの電車図鑑に飽き足らず、大人向け専門雑誌「鉄道ファン」を読み耽り、靴下はもちろん中央線。
「今日電車乗る?」が朝の挨拶であり、平日も意味もなく地下鉄に乗る日々。「今日どこ行こうか〜」などと何となく尋ねれば語気荒くこう返してくる。
「どこ行こうじゃないよ、何乗る?!」
小鉄の憧れ、大宮の鉄道博物館「てっぱく」に行ってきた
我が家がいつもお世話になっている鉄道系の博物館といえば、EAST TOKYOの聖地、東向島にある「東武博物館」である。
ここが素晴らしい場所であることは言うまでもないが(もう何度お世話になっただろう)、当たり前だが陳列される車両も模型も軒並み東武である。スペーシアを頂点とした、素晴らしき東武鉄道の世界。
だがそこには、山手線も中央線もなければ、はやぶさもこまちもないのだ。
JRの博物館に行きたい。
その想いが我々を越境させた。生後二ヶ月の次男をベビーカーに入れ、大宮は鉄道博物館(通称「てっぱく」)までやってきた。
大宮駅からニューシャトルに乗って一駅、「鉄道博物館駅」という駅で降りる。ニューシャトルもまた、電車図鑑で死ぬほど眺めてきたモノレールだけあって、ホームに入ってきた瞬間、私まで若干ときめいたことを告白しよう。
鉄道趣味の子ども(子鉄)に引きずられて鉄道好きになるママは「ママ鉄」というらしい。
いざ博物館へ
鉄道の記号が無数に並ぶ、楽しい地面を歩いていざ入館。
歩く先々に現れるカッコいい車両たち。
なんといっても圧巻なのは二階からのこの光景。
スケールがとんでもない〜!(荒い感想)
雰囲気に興奮しつつも並ぶ電車の種類など全然わからない私は所詮ママ鉄ではない。だって私の好きなものは花柄とティータイムだもの…
車両の中に入ったり
息子は言うまでもなく大喜びしていた。
レトロな車内、車窓風景が映像で再現されていて綺麗だった…!
実物の貨物列車を見たり
とりあえず規模がすごい(荒い感想)
もちろん模型も無数にある
カラフルで可愛い!(荒い感想)
お目当ての新幹線コーナーでリアルなはやぶさを満喫したよ!
ホームページの写真で、とにかく楽しみにしていたのがこの一角!
はやぶさ、上野駅など遠目から見られる場所でお目にかかったことはあるけれど、こんなに間近で見るのは初めてで大興奮(いつか一緒に乗りたい!)
切符体験も楽しい
かわいい「てっぱく」切符を出して、改札を通ることもできる(無料です)
喜んで何度も通っていた。キュート…
大好きな踏切も満喫
普段使うのは地下鉄ばかりなので、踏切は憧れの存在と化している。
こちらも大喜びで往復していた。
▽毎晩読んでいる愛読書▽
仕事ステーション
延々と眺めていた。よかったね…!
走る新幹線を眺めながら食べられる!夢のようなビューレストラン
南館4階のビューレストランでは、窓越しに次々と走る新幹線を眺めながら食事を楽しめる。鉄道好きにとっては夢のような空間である。
はやぶさとこまちの連結、初めて見て私まで感激した…(窓際の席がおすすめだし人気です)
電車は大好きだが、食事にはさして興味がない三歳男子。
美味しかった!(結局もちろん私が食べた!)
ちなみに授乳室も完備されているので、赤ちゃん連れでも安心のおでかけスポットです。
まとめ
大宮の鉄道博物館、また行きたい。いや、きっと行くことになるであろう。
今回はベビーカーの中ですやすや眠っていただけの次男も、子鉄の道を歩む予感がひしひしとするのでね…
先週末は、憧れのスペーシア個室で鉄道旅を満喫してきた。
念願の鉄道旅です🚃
— ayako | 作って書くひと (@Sweettteatime) 2022年4月10日
(いつもの冷凍食品を詰め込んだお弁当😂🥢) pic.twitter.com/T3ALbHDg3N
また書きたい!
Sweet+++ tea time
ayako
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