7年ぶりの長崎旅行、いよいよ念願の大浦天主堂に行ってきました!
前回は優雅なひとり旅だったのですが、今回は階段の上り下りを趣味とする一歳男子とともに。
波乱の予感しかない…
歴史の舞台になった特別な教会、大浦天主堂へ
大浦天主堂。それは単に古くからある美しいカトリック教会というわけではない。
禁教時代の潜伏キリシタンが、開港、開国を経て、ふたたび建てられた教会そして神父に出会うことができた場所なのである。
まあ浅い知識でいろいろ書ける内容でもないので、ここはサラッと進もう(かつては長崎のキリスト教関連の本もたくさん読んだのに忘却の彼方…)
入館料は充実のパンフレット付きで1000円。
これは単に天主堂の見学料というわけではなく、隣接する旧司教館や旧神学校といった建物がまるごと博物館になっているのです。だから別に高いというわけではない。博物館がじっくりと見られるのなら…見られるのなら…
受付の向かい側には売店がある。
信者なのにミーハーでお恥ずかしいのだけど、私はこういうところで十字架やロザリオ、マリア様の御像など、かわいいカトリックグッズを買うのが大好き!
ごく一部の写真です。
まあこれ以上コレクションを増やしても大変だし、縦横無尽に動き回っている王子はいるしで、今回は外から見るだけ…
ベビーカーを受付に置いて、いざ大浦天主堂の階段を上っていくよ!
このとおり、大浦天主堂の前には長い長い階段がある。高台に建てられた古い教会や司祭館など、当然バリアフリーというわけにはいかない。
ベビーカーは受付の前に置かせていただき、わんぱく王子と徒歩で向かいます!
教会の中には1分もいられなかった。
いや、いいんだ。大好きな大浦天主堂にまた来られただけで、もう大満足なんだ。博物館の方ももちろん何の記憶もない。チョロチョロする子猿を抱きかかけて疾走した。
それにしろ、本当に美しい空間です。
7年前の一人旅では、このあと日本二十六聖人殉教地、外浦の出津教会、電車やバスを乗り継いで黒崎教会まで訪れた。夏ど真ん中の暑い日、シスターや神父様が親切に説明してくださったり声をかけてくださったりした。
中高生の頃から遠藤周作の小説が大好きで長崎やキリスト教の世界観に興味を持っていた私には、本当に忘れられない場所ばかり。長崎はずっと憧れの地だったし、実際に訪問すると今度はいつか住んでみたいと思うようになった。
大浦天主堂前の広場でまったりする
このあたりの雰囲気も、何とはなしに好き。石畳に煉瓦造りの古い建物、うつくしい教会堂がそびえ、お土産屋さんも鈴なりに並んでいる。
外国からの観光客も多く、にぎわっていました。
王子はひたすらニャンニャンに夢中。
大浦教会の壁沿いの聖母マリア像。
長崎への熱い想いは全然書ききれないけれど、7年前、この地に影響を受けた私は東京に戻ってからもカトリック教会に通い、やがて洗礼を受け、念願の高輪カトリック教会で結婚式を挙げ…
そして今、クリスマスイブにしか教会に現れない、立派な幽霊信者と化している…
大浦天主堂周辺の街歩きで気になったホテルと喫茶店
次回訪れたいところを書いておきたい!
ホテルモントレ長崎
全国展開するホテルモントレ。長崎はダントツでロマンチック…
どっしりとしたヨーロッパ調の建物には安っぽさがなく、街にしっかりと溶け込んでとても美しい。通って思わず目を見張ってしまった。大航海時代のポルトガルをイメージしてインテリアが選ばれているそう。
いつか泊まってみたい…!
EIGHT FLAG TEA SHOP
私の好みど真ん中な、紅茶専門の喫茶店!ホテルモントレのすぐ近くで見つけました。
長崎の街にはためくユニオンジャック、すごく似合っているなぁ。
外観からして英国情緒があふれている。紅茶とスコーンというのは一番メジャーな組み合わせだけど、ここは紅茶とワッフルのお店らしい。
長崎のいつか行ってみたいところリストに加えたよ!
エイトフラッグ (EIGHT FLAG) - 大浦海岸通/カフェ [食べログ]
王子のお昼寝時間、夫が輝く瞬間である。
四海樓の本場ちゃんぽんや小龍包屋さんへ行くよ。
▽長崎旅行記は第7話へつづく▽
Sweet+++ tea time
ayako
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