旧グラバー住宅は修復工事中だけど、長崎グラバー園は最高だった

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長崎旅行二日目、絵本美術館を後にし、いよいよ念願のグラバー園お散歩です!

緑に囲まれた美しい洋館におしゃれカフェ。重要文化財である旧グラバー住宅はいま保存修理工事中なんだけど、それにしても7年ぶりのグラバー園はやっぱり最高でした!

石畳の階段を上ったら、チケット売り場があるよ

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グラバー園はもともと長崎外国人居留地だったところ。横浜も神戸も函館もそうだけど、開港して外国人商人が住み着き瀟洒な洋館を立てるところといえば、景色のよい高台。

グラバー園ももれなく丘陵地にある。

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チケット売り場の時点ですでにこの絶景なのです…!

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そしてチケットもお洒落

ちなみに車椅子やベビーカー用のルートが用意されているので、最初に階段を上ってチケットを買いにいってくれる人さえ別にいれば、ベビーカーでも安心して入園し、中を散策することができるよ。

屋外にあるエスカレーターで、絶景を眺めながら斜面を登れるよ

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とても不思議な感覚なんだけど、緑いっぱいの丘陵地の斜面、屋外に長い長いエスカレーター(歩く歩道という方が正確かな)がある。

懐かしい!一度来たことがある場所に数年開けて来るというのは興奮する。この乗り物、最高に愉快な気持ちになるんだなぁ。大きなガラス窓から、さわやかなグリーンが。

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ちなみにこのエスカレーターのモスグリーンは私の好みど真ん中な色…家のインテリアやベビーカー、小物もついついこんなグリーンを選んでしまう。やさしくて可愛い色。

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さらに上の方まで来ると、街の景色も綺麗に見える。感動…このエレベーターだけで、グラバー園来てよかった!入園料払ってよかった!ってなる(早い)

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背の高い夫が王子と手を繋いでると、なんとなく猿回し感が出る。

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一つ目の動く歩道が終わったよ!

なんとなく広場を散歩する(王子の気まぐれあんよに付き添う)

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7年前は夏休みに来たんだけど、この広場でビアガーデンをやってたりして楽しそうだった。夜景も最高に綺麗だろうなぁ…

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今回はひたすら歩く王子に付き添う。いろんな洋館を順番に見て回ったり、歴史に想いを馳せる暇はない。

なんとか見られた(通過できた)洋館4つを紹介するよ!

01。旧三菱第2ドックハウス

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え!?これが犬の家なの?!豪華すぎでは?!さすが旧三菱…

って一瞬思っちゃうよね。思わないですかそうですか…

ドックハウス。船が修理などのためドック(船のお家的なところ)に停泊している間、乗組員たちが泊まる施設だったという。

お洒落で立派なお家だ…明治初期の典型的な洋風建築だそう。

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このドックハウスも中を見学できるんだけど、我々はひたすら元気な小猿を追いかけまわしていた。

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祝!ベビーカーに乗る

車椅子・ベビーカールートの、なだらかな坂を下っていく。

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海も船も見えて、景色はどこからでも最高…秋の日差しは思いのほか強かったけど、ゆったり心地よい散歩道でした!

02。旧長崎地方裁判所長官舎

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明治16年の建築物、原爆でも失われなかった洋風建築だそう。

今は写真館みたいになっていて、いろんな衣装を着て撮影できるスポットになっていた。

03。旧ウォーカー住宅

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このお家がいちばん気に入ってしまった…!

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爽やかな白と淡いブルー。なんてロマンチックなんだ…!

イギリス出身の船長であり貿易事業、清涼飲料水工場の事業などで活躍したロバート・ネール・ウォーカー。その次男がこのウォーカー住宅の旧主だったそう。

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王子がベビーカーに乗っていたので、ウォーカー住宅だけは中も入れました。すぐ見終わります。

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クラシックな絨毯に、いかにも外国のお家って感じの白い格子窓。すべてがステキだ…ここでミルクティーとスコーンをいただきたい…そんな午後に憧れが止まらない…

04。旧グラバー住宅(工事中)

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ここが日本最古の木造洋風建築で、重要文化財にもなっている、旧グラバー住宅。ちょうど保存修復工事中だった。

「そのままに残す」っていうのは、こんなにも手をかけて実現される、能動的な状態なんだなぁとしみじみ。工事中なのは残念だけど、この骨組み姿を見られたのも貴重な気がする。

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本当はまだ旧リンガー住宅とか旧オルト住宅とか、ロマンチックな歴史的洋館がいっぱいある!でも!とりあえず小さなお猿さん(王子)を連れてのグラバー園は十分満喫できた…!(訳:もうヘトヘトである)

おまけ:展望台からの景色を満喫して、グラバー園を後にしたよ!

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観光地の展望台にときどきある、有料の双眼鏡。あれわざわざお金入れて見る人いるのかなぁと思ってたけど、いたんですね。

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夫である。

あまりにも熱心に見てるので、もうワンコイン追加して、私も覗いちゃった。思いの外これが楽しい。

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客船の外廊下(みたいなとこ)を歩いてる人が見えたり。ちょっと人間のドラマを覗き込んでいる気持ちになるね。

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しかも恐ろしいことに、まだ続きがあるのである。

エレガントな洋館「旧自由亭」でロマンチックティータイムを満喫したので、次の記事で書くことにします!

▽長崎旅行記は第5話へとつづく▽

sweeteatime.hatenablog.com

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Sweet+++ tea time
ayako

▽長崎旅行記第1話▽

sweeteatime.hatenablog.com

▽長崎旅行記第2話▽

sweeteatime.hatenablog.com

▽長崎旅行記第3話▽

sweeteatime.hatenablog.com