長崎はグラバー園の中に、ひときわ可愛い洋館がある。その名も旧自由亭…!
長崎一のレストランとして時代の寵愛を受けたこの建物は、今また喫茶室としてよみがえっているのです。
カッコつけて出だしを書いてみたけど、要は、めちゃくちゃステキな洋館でティータイムを満喫しちゃったよーッ!という興奮お茶日記である。
旧自由亭(喫茶室)は五つの時代を生きる歴史的洋風建築なのです
とりあえず満点なのである。
動く歩道で興奮していたら、降り立ったところには気絶しそうなほどにステキな洋館が佇んでいる。しかもそれが喫茶店だと…
完璧を超えて奇跡であった。
江戸時代の終わり、日本人シェフによる初の西洋料理レストランとして、各国の要人からも寵愛を受けた「自由亭」。明治12年には今の建物になり、長崎一のレストランとして栄えた。その建物がグラバー園に移築復元されたのが、昭和49年。
美しい建築物がいつの時代も大切にされ、愛され、形を変えて人々の憩いの場になっている。これってもう、最高です。入る前から、お茶する前から、感激で震えてしまう…(注:私は古い建物・街並みオタクな一面がある)
さあ、古い階段を上っていざ入店です…
クラシカルで美しいインテリアに、ひたすら魅了される
想像を…こえてきた…
シックなシャンデリアに、上品なレースのカーテン。
ウェイターさんの制服ももちろんブラック&ホワイトで素敵…
ダッチコーヒーの抽出器
カッコよすぎ。24時間かけて1滴1滴水出しでつくられる香り高いコーヒー。知らなかったなぁ。基本的に紅茶好きなので、選べる場合は紅茶を選んでしまう。
次回はダッチコーヒーを注文しよう(もう次の訪問に想いを馳せる)
憧れの暖炉
ふああああ…
こんな暖炉の前に座って、ミルクティーを飲みながらおしゃれな洋書を読むんだ来世こそ…
極め付けは床である
おしゃれな家の魂というのは、床に宿る。そして壁に。
雑誌に載っている海外の洗練された無数の部屋。それらを穴があくほど眺めている私は知っている。どんなにインテリアを頑張っても、日本の賃貸マンションではスタートラインにすら立てていないことを…
あの白い洋風格子窓やドアの取っ手、床のタイル、ツルッとしてカラフルな色がついた壁。それらがさりげなくして絶対に揺るがない、おしゃれの決定打になっていることを…
三人で至福のティータイムを満喫したよ!
ベビーカーを担いで階段を上ったものの、おしゃれなお店だから雰囲気や混み具合を見て断念かな〜と思っていたのですが、キッズチェアも用意してくださり感謝感謝でした…
「お茶をする」という概念のない夫は、当然ビールを。
私は当然ケーキセットを。
大好きなアップルパイにミルクティーという組み合わせ。
「言葉にできない」とは、このことである…
そんなティータイムに付き合ってくれた、メンズ二名にも感謝しかない。王子が静かにしていてくれたのも、今思うとまさに完璧をこえて奇跡であった…
ブログだとゆったり描写してるんですけどね、もう入店して着席するなり高速でメニュー見てオーダー、水飲ませたりパンちぎってあげたり変顔したりあやし続けて、高速で食べ終わったらすぐに退席というスピードコースなのである。
ロマンチックとは対極にある。
いよいよ次は、ロマンチックの頂点、大浦天主堂に行くよ!
▽長崎旅行記は第6話へつづく▽
Sweet+++ tea time
ayako
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