突発的子連れ長崎旅行、飛行機の中から予約した宿が、とてもとてもすてきなところでした。
ゆめタウンでお昼ごはんを食べたあと、長崎駅からタクシーで宿に向かい、さっそくチェックインしました。
(ちなみにタクシーでは「にっしょうかん」ではなく「紅葉亭」と伝えないと、別邸とはいえこの二つは繋がっていないので注意です!)
静かでうつくしいロビーに感激したよ
タクシーを降りて外観を見たときに「うわぁ…こんな素敵な宿だったんだ…?!」と感動したんですが、写真を撮りそびれてしまった。
でもロビーの雰囲気だけで充分伝わるなぁ。
窓の向こうに紅葉が見えるんですが、きっと今月後半あたり、色づいてさらに綺麗なんだろうな…!
最初にお茶を出していただくと宿への期待度が高まる単純な私です…
この一枚を見ただけで、うつくしい空間の中で繰り広げられる現実が想像いただけるかと思われます。
水槽とコーヒーメーカー
王子がやけに気に入っていた水槽。ちなみに写ってないけどこの隣にある機械が生み出すコーヒーがやたら美味しくて通るたびに注いでしまった(そして部屋で怪獣を追いかけまわしている間に冷める)
王子を抑えつつチェックイン手続きを済ませ、お部屋に案内していただきました。
はじめての和洋室に感激したよ
なんという広々とした空間…!
こんなふうに和室も洋室もあるというお部屋に泊まったのは初めてかもしれない。泣く。
和室部分
細部までうつくしかった…
そしてこの美を守るために王子を追いかけ続けていた。
旅館のお部屋でいただくお茶とお菓子って格別だ…そしてこの合わせ焼きは王子も大好きだったようで、売店でお土産にも買ってしまった。
洋室部分
ここが家だったらなぁ。もう、家ってことにしたい。隅々までうつくしい。
そしてこんなうつくしい和洋室で、私たちは100回くらい「クック!」と声を張り上げていた。
「そこはクック履かないとだめだから!」「たたみはクック脱がないとだめだよ!」「あ!だめクック履いて!」「そこはクック脱いで!」
子ども用のスリッパも置いてあったんですが、王子はスリッパではうまく歩けないようだし、自分で靴を履けないので、和洋室は難易度が高い。クックを注意されるとピギャーっと泣き出す。
やがて私も夫も「無」となり、王子は和室も洋室も関係なく靴下で歩き回るというカオスな現実ができあがった。
すてきな朝ごはん。次は夕食付きプランで泊まりたい
早朝、廊下から動かない王子。
騒ぐポケモンを連れているので、朝食は一番最初の7時を希望した。
旅館のごはんって、どうしてこうも美しいのでしょう…
タクシーの運転手さんも「ここは食事が本当に美味しいから、自分も知り合いを連れてくるときは紅葉亭に来るんですよ」と言っていた。次回は夕食付きプランにしてみたいなぁ!
ちなみに今回の夜ごはんは、一日目の夜は食べるものがなく、夫と売店で買ったポテトチップとビールで空腹にあえぎ、二日目はちゃんとスーパーに寄ってお惣菜を買ってきたのにお寿司やお刺し身のお醤油を忘れ、ふたり半泣きで魚本来の味に集中する羽目となった…Oh…
いろいろあるけど、お泊まりはやっぱり楽しい
長崎の夜景は最高に綺麗だし、女の人はかわいい浴衣を選ぶことができる。たとえ晩ごはんが空腹ポテチでも、すてきな和室が一瞬でいつものリビングのように荒れてしまっても、こんなひとつひとつが嬉しい。
バリアフリーではないけど子連れにも親切なお宿だよ
ホテルの方々は本当にやさしく親切で、キッズ用の食器やスリッパ、エプロンにお風呂のかわいいアメニティーまで、細々と用意されていました。
お風呂まわりのこと
通路でつながっている「梅松鶴」の大浴場(温泉だよ)に行きましたが、ベビーベッドやキッズ用の椅子も用意されていました。
温泉ではないけれど、お部屋についているお風呂もすごく良かったので、王子はそちらに入れました。オムツの外れていない赤ちゃんには重要ポイントです!
ただしエレベーターはない
階段の上り下りがけっこうある。
旅館内をベビーカーで移動したいという方は要注意です。私はベビーカーは受付に預け、観光に出かけるときに持っていくスタイルにしました。
王子は階段の上り下りが大好きなので、喜んでいた…(白目)
長崎市の景色が一望できるすばらしい日々でした
私は二日間ともベッドで一人寝を満喫させてもらったんですが、目覚めたときのこの窓からの景色が最高でした。長崎、住みたいよ…
帰るのが名残惜しかったなぁ。
あたたかく細やかな気配りがあって、すごくいいお宿だった。うーん、すっかり気に入ってしまった。
本当にそう思える場所だったよ。
いつもどおり、じゃらんで予約しました。長崎観光のときにはぜひ。
次回はいよいよ長崎市内の観光にでかけるよ!
▽長崎旅行記第3話へつづく▽
Sweet+++ tea time
ayako
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