「産院での入院中にやたらとスマホを見ないように、今回は好きな本を持っていこう!」
「産後の緊張を和らげるためにも、好きな本を手元に置いて明るい気持ちで過ごそう!」
盛大な言い訳をもとに、四冊の本をAmazonで購入した。発送されるのが待ち遠しくて何度もアプリの配送状況を確認し、届くや否やページを開き…
二冊は読み終わってしまいましたよね。
家の近くの本屋さんは何週しても本当に読みたいものが見つからなくて不思議しかない。「ああ…東京のおしゃれな本屋さんに行きたいッ!」と100回くらい思っている。ここも東京なのに…
— ayako | 作って書くひと (@Sweettteatime) November 25, 2021
煌びやかなる「東京」と地図上の「東京都」は違うのである。
ありがとうAmazon、ありがとうインターネット。家の中にいても好きな本を買って読めるってなんて幸せなことなんだろう…!
かわいくてたまらない宝物の本たちを紹介したい。
01。丸山久美『修道院のお菓子』
まず表紙からして最高…
雰囲気メインの本かと思ったら、美しい写真に細かいレシピ、ちゃんとしたレシピブックであった。
ブログでは何度か書いてるけど、修道院のお菓子や手仕事の品々、ロザリオやメダイなど…私はカトリックグッズが大好きなんですね(銀座の教文館の上の階とか、クリスマスのこの季節は特に楽しいのでおすすめ…!)
四谷にある国内外の修道院製品を集めたお店「サン パオリーノ」もいつか行ってみたい…
▽オンラインショップもあった!▽
『修道院のお菓子』
▽ずっと手元にある宝物の一冊▽
▽ひそかにこちらも気にしている▽
02。タサン志麻『ちょっとフレンチなおうち仕事』
"家政婦の志麻さん"ことタサン志麻さんの本。テレビやニュース記事ではなんとなく知っていたけれど、著書を読んだのは初めて。
面白すぎて到着後すぐに手に取り、一日で読み終えてしまった。
お料理のことだけでなく暮らし全般が載っているんだけど、それがまったく押し付けがましいものではなく。
フランス料理のシェフからいろんな家庭での調理経験、国際結婚生活の中で培われてきた家事の段取り、子育て、こんな考え方があるんだ…!と視界を広げてくれる感じ。
築60年越えの古民家をDIYしながら住んでいる風景、レトロ可愛いチャーミングなキッチン、写真を見てるだけでも楽しい気分になる。
調理道具やお料理のコツ、レシピも厳選されたものが少しだけ載っていて、それもまた私にとっては目から鱗だった…!(産後また料理を再開したら真似したい!)
『ちょっとフレンチなおうち仕事』
03。溝呂木 一美『私のてきとうなお菓子作り』
またお菓子作りの本か!と思われそうだけどこれはまさに実用向きの素晴らしいレシピブックだった。どんなに素敵でも工程が面倒そうだと一気に鑑賞用と化すお菓子本だが、
家にある or スーパーとかでふつうに買える食材で、空いた時間で気軽にできそうなものばかり!
幼い頃からお菓子作りが趣味というイラストレーターさんの本だけあって、家でパパッと作って楽しめるコツが詰まっているし、漫画もたくさん入っていて読み物としても楽しい。
写真とイラストのバランスもベストだと思う…(イラストだけだと、私はどうも作るイメージが湧かないことがある)
特にクッキーとか、生地を冷やしたり面倒なイメージでなかなか最近作れなかったけど、これなら産後もたまに作れるかもしれない…と夢が広がった!
『私のてきとうなお菓子作り』
04。『ストックホルムのキッチン』
これね、前からずっと気になってて、ずっとほしい物リストに入ってたんですけどね、いかんせんこの手の本は中身が薄い可能性あるじゃないですか。
パラパラ〜とページを捲ればわかることだけど、ネットで買うと期待はずれに終わるリスクも否めない。
インターネットの画像検索を駆使して、できる限りのリサーチを重ねていざ、カートへ。
どうしよう、大ヒットだ…!
私の好みど真ん中のキッチン写真、料理写真たっぷり、ページ数も文字もばっちりの量。
なぜもっと早く買わなかったのだろう。
しかしこれこそ入院中に眺めるのに最高の一冊、このときのために取っておいたと思えばちょうどいい…!
『ストックホルムのキッチン』
産院に持って行く本はこの二冊にしたよ
実をいうとレシピブックの本はもう半分くらい読んじゃったけど!(意志弱い)
キッチンの方はブッダもびっくりのストイックさでページを捲らないようにしている。
物欲と煩悩にまみれた日々である。
Sweet+++ tea time
ayako
今日のおすすめ
こちらもどうぞ