母の誕生日、特にほしいものはないというので、お菓子を焼いて送ることにした。
誰からも愛されるフルーツケーキ、誰より私が愛するフルーツケーキ。洋酒漬けのドライフルーツとくるみがたっぷりと入っている。
好きなケーキを焼いて可愛く包んで贈った!というだけの話だけどめちゃくちゃ楽しかったので綴ってみたい。
いつものレシピで最高においしいフルーツケーキを焼いた
まずは作るところ。ケーキのレシピは、私のお菓子作りのバイブル星谷菜々さんの本より。
▽いつものレシピブック▽
この本に載っているお菓子はどれもとびきり美味しいし失敗しない。ほんとうに神のような一冊!
▽もう何度も作っている▽
前回はブランデー漬けの瓶だったけど、今回はラム酒漬けも半分。くるみも刻む。
そう、さりげなく写真に写っているがとうとうキッチンスケールを新調した(0.1g単位まで計れるやつに!)
▽これの赤色だよ▽
ちなみにこのフルーツケーキは見た目はパウンドケーキだけど分量や作り方はちょっと違う。
洋酒漬けのドライフルーツさえ用意しておけば、とっても簡単。そろそろ次の瓶に新しく漬けておきたいな〜!
焼き上がったら、ドライフルーツを漬けていたシロップを表面に打っていく。この工程も大好き。
粗熱が取れたらラップで包んで冷蔵庫へ。一晩しっかり冷やそう。
あああ〜時間を巻き戻してこの日の朝にワープしてもう一度食べたい(もう一度焼きなさい)
イザベル・ボワノさんのラッピングペーパーでケーキを可愛く包む
今回の本題、ラッピングタイムである。
まずはケーキを包む
ワックスペーパーと凧糸を用意する。
私はオンラインショップの仕事用にラッピング資材は常に豊富に持っている(買い集めるための言い訳が用意されているのだから恐ろしい…)
▽今回使うのはこれ▽
まあ適当に包みまして(突然の雑な説明)
好きな糸や紐で結べば完成〜!
四切れ分を同じように包んだところ。この時点でもう可愛すぎて鼻息が荒くなる。
箱に詰める
つぶれてはいけないので箱に。何も計算していないのにジャストフィットで嬉しい衝撃。
なお、こういう小箱も刺繍部屋にやたら眠っている。
箱をデコレーション
ここで登場する、大好きなお菓子&ラッピングブック。
ここ最近どハマりしている、パリ在住のイラストレーターイザベル・ボワノさんの本。
レシピが魅力的なのは言うまでもなく(今度さっそく一つ作ってみる!)、後半にはお菓子用のラッピング素材やアイデアがたっぷり詰まっている。
レトロクラシカルで、とびきり可愛いデザインのカードやタグ、包装紙が…!
そのまま使えるように切り取り線付き、紙の材質も一枚一枚違って いて、至れり尽せりの贅沢本なのであるが、問題はそれに見合う使い手の度量なわけですね。
簡単に言いましょう。
もったいなくて切り取れるわけがない。
家のプリンターで、しょぼいA4コピー用紙にいそいそとカラーコピーする小心者の私。
美しく完成した本の一ページをビリッと切り取って使えるような豪快さを手に入れるには、来来来世くらいにならないと難しいだろう。一度生まれ変わった程度では到底無理である。
ボワノさんのラッピングペーパーを細長く切ってクルリと巻くだけで、無機質なクラフト箱もとびきり可愛くなる。
メッセージを書いて完成
こんな感じで挟むカードも決まり、このあと短いお祝いメッセージを書き込んだ。
喜んでもらえて嬉しかったし、私も楽しかった〜!
おまけの話1
残ったケーキは日々美味しくいただいた。
これは珍しく夫も好きだし、三歳息子も数億年ぶりくらいに手作りのお菓子を食べてくれた。
人気が出ると突然キッチンでこそこそ食べだす私である。
おまけの話2
母には楽天でスープのセットと紅茶のセットも送った!
スープはすごく美味しかったらしく好評だった。
紅茶は私の愛するTWG…!
そう、愛するだけでめったにありつけない高級紅茶である。
Sweet+++ tea time
ayako
今日のおすすめ
フルーツケーキのレシピ
私のお菓子作りのバイブル。もう絶版になっていて、Amazonで買った中古本を愛用している。
赤色のキッチンスケール
夫の一人暮らし時代から十年近く使っていたであろう量りをとうとう買い換えた!シリコンカバーは外して洗えるので衛生的だし、0.1g単位まであるとパン作りの計量が安心。
赤色のホーローボウル
さりげなくいつも出てくる富士ホーローの赤い縁取り付きボウル。
苺柄のワックスペーパー
ケーキを包んでいた薄紙。いろいろ使える!
ボワノさんの本
最高のレシピ&ラッピング本。
今度ポピーシードのケーキを焼いてみる予定!
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