春です。
2020年の桜もつい最近咲いた気がするのに、もう2021年の桜です。早いし、儚いし、文句無しにきれいだ。嬉しい。
いつもどおり近所を散歩したり家で引越し準備したりその流れで昔の写真見返して脱線しまくってるだけの、でも新しい季節にワクワクしてる週末日記を書いてみたい。
今年も小名木川沿いの桜がきれいだった / 西深川橋編
清澄白河で桜といえば、やっぱり小名木川沿いと大横川沿いがとても綺麗で、その話はよく書いてきた。
東京下町といえば川。どの川にも無数の橋がかかっている。
週末、小名木川沿いの遊歩道を走り続ける二歳児を追いかけつつ、西深川橋のあたりがほぼ満開だったので撮ってみた。
桜、やっぱり春の妖精って感じだなぁ。
こうして写真を並べるだけで、なんともいえぬ気持ちになる。楚々として、綺麗で、だけどほんのり不安だったり寂しかったりする春という季節を、そのまま体現しているような美しさ。
工場直売の焼き菓子を買う
桜の話は唐突に終わり、食べ物である(通常運転)
菊川と森下の間くらいのところに、唐突に工場直売のお菓子売り場ができていた。かわいい。
お土産にマドレーヌとフィナンシェを買って帰った。お気に入りの鳥のアンティーク皿に載せる(このお皿はもちろん自分で頑張って運ぶ予定)
フィナンシェは香ばしく、マドレーヌはレモンの香りがしないタイプで、それが小さいころ母が繰り返し作ってくれた味に似ていて嬉しかった。
そうだ、引っ越したらマドレーヌ型を買って自分でも焼いてみよう。
清澄白河の古書店「しまぶっく」で好みど真ん中の古本に出会う
こんなにも自分の好きが詰まった本はめったに出会えない。というわけで引っ越し前なのに躊躇なく増やしてしまった。
清澄白河、古本屋さんはたくさんあるけどやっぱり「しまぶっく」が一番好き。絵本もいっぱいあるし、きれいで気取ってない感じも全部いい。
それでこの本がいかに素敵かというとね、
もうこの見開きページの写真とデザインと空気感だけで紅茶5杯飲める。そういうレベル感である。
愛してやまないロシアのごはん写真たち。
冷蔵庫にビーツがあるから、またピンク色のサラダかボルシチか何かをこしらえたい。
ダーチャのノスタルジックな景色や空気感がたまらない。
こういう雰囲気が好きだから私は、きっと古い建物に惹かれるんだろうなぁ(一人暮らしを始めてからもピカピカの家に住んだことがない、いや単に家賃の問題か)
紙ナプキンのデザイン。もう言うことなしだわ…
10年前の写真を見つける
そんなこんなで遠きロシアに想いを馳せていたら、22歳と23歳のころに撮った、ウラジオストクの写真が出てきた。引越しの荷造りが進まないわけである。
▽昔ブログにも載せたことがある▽
毎日のように食堂的レストランで食べていたごはん写真とか(スクラップ帖でアルバムにしてたので切り抜かれている)
街の何気ない写真も全部、惹かれるものや好きな雰囲気が今と何一つ変わっていなくて、そしてガラケーで撮った画質粗粗な写真もとんでもなく愛おしくて、やっぱり写真はいいなと思った。
どんなカメラでもいい、愛する日常をまた撮ろうね。
お昼は家で、ポトフの残りを食べてまたいちいち感激して、
買ってきたばかりの古本とコーヒー、マドレーヌ。
たぶんこういう地味な休日の名もなき時間が、じっくりと降り積もって滋養となる。温泉に行って旅館でゴロゴロして…なんて最高すぎるけど、日常はいつだってあっという間に戻ってくるのだからね。
とりあえず週末も、おいしいもの作って近所の桜を見に行こう。
Sweet+++ tea time
ayako
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