なんとなく家事や用事を済ませていたら夕方になってしまった…!そんな休日は、夕方からでもちょっとだけ近所をお散歩する。
短いおでかけでも新しい何かに出会えるし、心がずっと充実するから。
2月のある夕方、夫と一緒にいつもとおり新大橋と水天宮を歩いてきた日のこと。
「たいあん」で鯛焼きを買って隅田川を渡るよ
「水天宮 たいあん」と書いてあるけど実際のお店の場所は新大橋にある。
隅田川を渡る手前、この小さな鯛焼き屋さんに寄ってホクホクの鯛焼きを頬張りながら歩くのが楽しくて大好きなのです。
と、この記事を書くのに食べログを調べたら、なんと移転していた…!(ショック)
何年もそこにあるから、いつでもあると思ったらそれは幸福な思い違いなんだなぁと、最近よく思う。この街に引っ越してきて4年が経って、"いつもそこにあるもの" と思っていたお店が閉店したり移転することが多くなった。
好きな場所にはたくさん通って、たくさん買って、思い出を作って、あるときに愛を伝えておかなきゃいけない。それはお店も人間も一緒のことなんだ。
2018年初めての梅の花に出会ったよ
この日も凍える寒さで、ダウンを着て歩いていたら出会ってしまったこのピンク色。すごく嬉しかったので、もう桜の季節も終わっちゃったけど、やっぱりこのお散歩日記は書いておきたかった。
梅が咲いて、桜が咲いて、桃色の季節はあっという間で本当に短い。
だから毎年同じような写真を撮っちゃうとわかっていても、私はいつもカメラを持ち歩いてしまう。一枚写真があるだけで、大切な瞬間や思い出が一気によみがえることがあるから。
今半の水天宮店で、いつも通りのメンチカツ
「なぜayakoさんはいつも同じ店で同じ物を食べて同じ写真を撮ってるんだろう」
そう思った人もいるだろう。私も思った。
でもいいんだ、このメンチカツだって、今半お惣菜水天宮店だって、いつまでここにあるのかわからないんだから…(食い意地)
三原堂本店で桜の和菓子を買ったよ
そしてまた同じ和菓子屋へ寄る。大好きな三原堂本店で、この日はくるみゆべしじゃなくて春の和菓子を買った。
この桃色いっぱいの包みも、「さくらひらく」という言葉の響きも、まだまだずっと先のように感じていたのに、東京の桜はもう開いて散ってしまった。
ふわふわの淡いピンクと白と、薄水色。
— ayako@Sweet tea time (@Sweettteatime) 2018年4月1日
近所のなんでもない道を、見上げるだけで夢みたいな、4月のはじまり pic.twitter.com/f6v4EUeow5
4月、始まりました。
街も日々もいろんなことが変化して、寂しさも心細さもやっぱりある。でも、桜が散ったら、次はまぶしい新緑の季節が待っているのです。
新しい生活に向けて、ちょっとずつ準備をととのえていかなきゃ。
今日から新生活という皆さんも、特に代わり映えはしないなぁという皆さんも、焦らずゆっくり行きましょう。
Sweet+++ tea time
ayako
こちらもどうぞ
▽水天宮・人形町の日記▽
▽築地の朝食カフェ日記▽
▽清澄白河の桜日記▽