春の初め、スーパーで紅玉を買えたので、愛するりんごケーキを焼いてみた。
思い立ったらすぐ、とにかく手軽に作れるりんごケーキ
材料をキッチンに並べるだけで心躍る。紅玉の小ぶりで真っ赤な色の愛おしさよ…
レシピは以前、興奮して語っていたもの。
前回はふじりんごだったので、甘酸っぱい紅玉だとどんな味になるのかワクワクして手を動かす。
これ以上に簡単なケーキを、私はきっと知らない。
「バターを室温に戻す」という過程すらないのでパウンドケーキよりずっと手軽に感じる!
焼き上がり。この純然たるおうちケーキ感、素朴かわいい雰囲気がたまらない…
焼き立てお茶会
焼いたその日の食感はさっくりと軽くて香ばしい。日を重ねるにつれて、冷蔵庫の中でしっとりとりんごの酸味や水分が染み渡ってまた格別な味わいを楽しめる。
紅玉ならではの酸味があって美味しかったんだけど、りんごがもっと多くていい!紅玉は小ぶりなので三玉使ってもいいのかも。
八回目の結婚記念日、密かに盛大に自分で祝った
この写真が全てを語っている。
何の話をしているかと言えばですね…
新しいお皿を一枚買いました。
今日は結婚記念日、夫がお花を買ってきてくれました…!
— ayako | 作って書くひと (@Sweettteatime) March 3, 2022
などということはもちろんなく、お花柄のお皿を一枚自分で買いました(愛するポーランドのヴウォツワヴェク陶器だよ) pic.twitter.com/3XrDa0knoR
記念日も誕生日も待っていてはいけない、自分で積極的に祝いに行くスタイル。理由をかこつけてお皿を増やしているだけとも言える。
当の夫は結婚記念日であることはもちろん、新しいお皿の存在にも気づいていなかった。そんな鈍感な、もとい大らかな夫の性格に感謝しよう。ポーランドの美しいお皿と共に結婚生活も九年目に突入した。
夜ケーキを堂々と満喫すべく、初めてのアンケートを取ってみた
午後九時前、りんごケーキを一切れ食べたくてたまらなくなり、勝手に背中を押されにツイッターへ。
この時間にりんごケーキを食べたくなっている…どうしよう…🍎
— ayako | 作って書くひと (@Sweettteatime) March 6, 2022
初めてアンケート機能を使ってみた。「食べてもいい」と「食べた方がいい」、要するに食べる一択という都合の良い選択肢でありながら、141人ものフォロワーさんがボタンを押してくれた!ありがとう!これで心置きなく食べられる!
「見てみて!こんなにたくさんの人が食べていいって答えてくれたんだよッ」誇らしげにツイッターを見せつつ、夜中にケーキを貪り食べる子豚と化した私に、夫は冷静に言い放った。
「『食べてもいい』が63.1%で『食べた方がいい』が36.9%っていうのはつまり、食べてもいいけど食べない方がいい、要するに『夜にケーキは食べない方がいい』って結論を意味してるよね…?」
当たり前だろう。
ケーキで満腹の私が、もっとも必要としていない分析と正論である。結婚記念日を覚えるところから出直してもらう必要がある。いや、ケーキも美味しかったし花柄のお皿も可愛いし、何も気にしてませんけどね?
Sweet+++ tea time
ayako
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