愛されるフランスのおうち菓子、檸檬とポピーシードのケーキを焼いた話

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秋、国産レモンの季節。

大好きなイザベル・ボワノさんのお菓子レシピブックに載っていた、レモンのケーキを焼いてみた!

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レシピ冒頭の紹介文で「ぜったい美味しいやつだ!」と確信したレモンとポピーシードのケーキ。

ある日、母が作ってくれたケーキ。
とてもおいしかったのですぐに作り方を教えてもらいました。
友だちに作ると必ずレシピをリクエストされる、みんなに人気のケーキです。

たのしかった料理日記とティータイム記録を書いてみよ〜!

こんなに簡単でいいの!?と思うシンプルなレシピ

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丁寧なお菓子の本だと気をつけなくちゃいけない点がいろいろ書いてあったり下準備があったりして、ハードルが高いものもある。

でもこのイザベル・ボワノさんの本は、普段の生活のなかで肩の力を抜いて作れるようなものばかり。材料もシンプルで少なく、工程もびっくりする単純さ、それがラフで楽しいボワノさんのイラストで描かれている。

もっというと「え…!?こんな簡単でいいの…!?」というレシピの連続。

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もっというとね、

純粋にただ混ぜるだけ。

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粉は振るうよ

レモンのケーキなので

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レモンの皮を入れる。グレーターがないからいつもピーラーで適当に削っている。

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これは多分ベーキングパウダーなんだけど、単にこの可愛いお皿を見せたいだけの写真である。どんどん混ぜる。

初めてのポピーシード

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この茶色い粉というか粒は、初めて使うポピーシード!

ケシの実のことらしい。つぶつぶの食感とナッツのような香ばしさが焼き菓子にぴったりでよく使われているそう。

家にあるもので置き換えて作るのもいいけど、初めての素材を使ってみるのもやっぱり楽しい!

いつもの型に流し入れる

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レシピでは、四角い耐熱皿に入れていた。このときは持っていなかったのでいつものiwakiの大きなパイ皿へ。

わからないときは、何でもこれに入れる。

オーブンへ

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いってらっしゃい〜!

簡単すぎて拍子抜けしつつ、ドキドキしながら見送る。

熱々のうちにシロップを

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大きなお月さまみたいなケーキになった。

仕上げに打つシロップだけ、レシピ通りだとちょっと私には甘いかな〜と思ったので変えてみた。

レモンの果汁 :一個分
グラニュー糖 :60グラム
水(orラム酒):大さじ2くらい

粗熱が取れたら冷蔵庫でしっかり一晩冷やしたよ。

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完成〜!

あまりにも質素で不恰好なので、また意味もなくミントを散らしてみたの図。

幸せすぎたレモンケーキお茶会

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いつもどおり、初回のお茶会だけ付き合わされるメンズ。お皿は大好きなグリーンゲート。

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しっかり冷やして、生クリームを添えていただくのがおすすめ(あと地味にミントとの相性も最高なので、あればのせてみてね)

もうね、感想は言うまでもないけれど、

想像を超えて美味しい…!

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見た目は質素なおうちケーキという感じだけど、レモンの甘酸っぱさにポピーシードの食感に…想像以上においしくて感激した。

最後のシロップも、ちょうど良い甘さに仕上がったみたい。

ひとりお家ティータイム

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ひとりでも、謎にお皿を変えて悦に浸っている。

これは去年、大奮発したフランスのアンティークのお皿。透かし模様がとにかく可憐…!(いつの間にかお皿の解説に移る)

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こんな感じで、三角定規みたいな形になるので、レシピ通り四角い型がいい気がする。でも、これはこれで可愛い。

さらに半分に切るくらいで、一回のおやつとしてはちょうどいいのかも(しかし結局お代わりをするという謎の行為は横行する)

贈り物やお土産にも喜ばれる、皆から愛されるケーキだよ

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たくさん焼けたし日持ちしそうな材料だったので、母と妹へ送った。妹は「着払いでいいからまた送ってほしい」と騒いでいた。

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遊びに来てくれたお義母さんとも一緒に食べたし、りんごジャムと一緒にお土産にも渡せた。

まるで田舎のおばあちゃんのようである。

まとめ

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これはもうね、ぜったいまた焼く!!!

今度は型を変えてリベンジしたい。楽しみすぎるな…

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新しく作りたいもの、リピートしたいもの、お菓子作りの楽しみはいつだって無限ループなのです。

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Sweet+++ tea time
ayako

今日のおすすめ

イザベル・ボワノさんのお菓子本

さらにもう一つ作ってみたんだけど、やっぱり当たりだった!どれも驚くほど簡単だし、眺めてるだけでも楽しい本です。

ポピーシード

初めて使ったスパイス。

ブルーベリーと合わせたり、パウンドケーキに入れても美味しいみたいなので、残りもいろいろ使ってみたい!

念願のグレーター

いつもピーラーでごまかしていたけど、やっぱり道具があるといいな〜と思い買ってみた。大好きな赤色。レモンとかチーズとかいろいろ擦りおろせる。到着が楽しみ!

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