家にある材料で気楽に焼いたキャロットケーキが好みすぎて感動した話

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運命の出会い、とはこんな感じかもしれない。

ドラマチックで必然で映画の世界のような心躍るものではなく、地味で偶然で、限られた日常の中で選ばざるを得なかったもの。

だけど蓋を開けてみたら、それがとびきり素敵だったり自分に合っていたり、おいしかったりする。そんなことがある。偶然の産物、暁光、神様からの贈り物。名前はいろいろだけど、私たちの人生に時々おこる名もなき奇跡だ。

さて、壮大な序文を書いてしまったが何を言いたいかというと…

冷蔵庫にあるものでニンジンのケーキを焼いたら簡単でめちゃくちゃ美味しいのできたッ!

それだけである。

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だが偶然を偶然のままにしておかないのが、ayakoさんの戦略性というもの。

ちゃんと分量をメモしたし作ってる写真もいちいち撮ったので(暇人)、紹介しつつ楽しかった料理日記を書いてみたい!

簡単で素朴なキャロットケーキを家にある材料で作ってみた

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1。卵お砂糖ヨーグルトを混ぜる

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卵(一個)、きび砂糖(80グラム)、ヨーグルト(60グラム)を混ぜる。気楽に混ぜる。

ちなみに冷蔵庫に卵が一個しかなく、ヨーグルトが余っていたのでこうなった。ふわっとするかもだけど卵二個でヨーグルトなしでも。

2。太白ごま油を入れて混ぜる

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太白ごま油(40グラム)をちょろちょろ注ぎつつ混ぜる。

たまたま家にあった太白ごま油。サラダ油でもベニバナ油でも、家にある何らかの植物油で。

(2021.10.1 油の分量を追記しました!)

3。にんじんを入れて混ぜる

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半分くらいのニンジンをすりおろした。重さを測ったら110グラムだった!

煮詰めて潰すのも美味しいけど、とにかく気楽に作りたかったので、生のニンジンを大根おろしのやつでガーッとやりました。

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全部混ぜてこんな感じ!

4。粉類とスパイスを投入

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小麦粉(120g)、ベーキングパウダー(小1)、 シナモン(小1)、クローブ(小1/2)を入れた。

さらっと書いたがここであなたは叫び声を上げたかもしれない。

「クローブ?!クローブって何?!」

家にある材料って言ってたのに…気楽に作れるとか謳ってたのに…ayakoさんの裏切り者め…

気持ちはわかる。意味不明なスパイスやハーブが出てきたところで試合終了、レシピは完全に傍観モードとなる。

だが我が家にはクローブがあったのだ。

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そしてスパイス使いの鉄則、それは「レシピでの登場を待つな。こちらから行け」である。

そのスパイスが偶然レシピに出てくるのを待っていたら、おなじみの小瓶はあっという間に賞味期限を迎え自己嫌悪、「私はもう絶対に塩胡椒だけで生きていく…」と項垂れる未来があまりに簡単にやってくる。

クローブの小瓶には「シナモンナツメグ等と一緒に使うと効果的。最適メニュー:ビーフシチュー、フルーツケーキ」と書いてある。

ビーフシチューとフルーツケーキ?!?!

そんな対極の食べ物に両方合うクローブって一体何者なの…と匂いをかぐとまあ、めちゃくちゃ良い香りなんですね。

これは絶対にキャロットケーキ向きだわ。

というわけで採用が決定、小心者なので念のためシナモンの半量にした次第である。

スパイスない場合はカットですね(でもとにかく素敵な香りだからシナモンとクローブ、セットで使うのおすすめする)

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粉類はふるって入れてね。

5。最後にクルミも投入

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これまた残ってたので、クルミ(40g)も軽く刻んで入れた。なければカットですね。

(私はナッツ類やフルーツが入っていて、しっとりどっしりしたケーキが大好き!)

さっくり混ぜよう。

6。型に入れてオーブンへ

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15cmの丸型に入れてみました。

念のため、型に太白ごま油と強力粉を振っておいた。クッキングシートを敷いてもいい。

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180度に予熱したオーブンで35分焼いてみた!

できあがり〜!

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ああ…まるで熱々の満月みたい。なんて可愛いんだろう!

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ケーキクーラーとか持ってないので、こんな感じで粗熱を取っている。

大好きなキャロットケーキでお茶時間を満喫したよ

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粉砂糖を振って、ベランダのミントをのせておめかしした。

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キャロットケーキといえば、上にたっぷりとのせるクリームチーズフロスティングが定番。でも今回はとにかく気軽に作りたかったし、冷蔵庫にクリームチーズもなかったのでこんな感じで…!

素朴で爽やかな見た目がとても好き…

焼き立てお茶会

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粗熱が取れ、粉砂糖を振るったら、緊張しつつ包丁を入れる。結婚式どころではない、未来へのワクワクに満ちたケーキ入刀。

まだホクホク感の残る出来立てキャロットケーキで第一回目のお茶会を。

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しっとりとした生地にザクザクのクルミ、スパイスは程よくニンジンと馴染み、甘さも爽やか、素朴でとにかく好みど真ん中の味…

毎日のティータイム

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お揃いの小鳥のお皿で。

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大好きなポーランドのお皿で。

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シンプルなフランスヴィンテージに。

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最後は生クリームを添えて、お皿はデンマークのグリーンゲート。

春のボーダーアイテム着回し30日、みたいなテンションでお皿を変えては眺め、悦に入ってニンマリ、一口一口感激しながら食べる。これが私のティータイム。

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もちろん枠外にはトミカや図鑑が転がっている。コンクリートミキサー車を動かし、虫の名前を読みあげながらケーキを口に運ぶ、そんな優雅なおうちティータイムである。

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Sweet+++ tea time
ayako

今日のおすすめ

15cmケーキ型

私が持ってる丸いケーキ型はこれだけ。あとはパウンド型を一つ。

底が取れるので焼き上がりを出すのがラク。何より丸型ってケーキ感200パーセントでやっぱりかわいい…

シナモン

シナモンは別にお菓子作りをしなくても、ヨーグルトにちょっとかけたり、紅茶やコーヒーにプラスしても一気にいい感じになる使いやすさ抜群のスパイス。

ジャムに足しても美味しい!

クローブ

今回大好きになったクローブ。シナモンやジンジャーパウダーと合わせて紅茶やココアに入れても美味しいみたい。

私はシナモンと合わせて蒸しリンゴにかけたり、ナツメグと合わせてひき肉料理にもよく入れている。

愛するデロンギオーブン

説明するまでもない、私のキッチンの相棒です。

適当に味つけたお肉や野菜を放り込むだけでおいしくなる、そんなオーブンが大好き!

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