いつもはiPhoneとGRで写真を撮ってるけど、写ルンですも好きで、思い出したら持ち歩いている。
持ち歩いてることを忘れてカバンの中で眠ってることも多いけど。
おもちゃみたいに軽いけど、本当に撮れる。何個めになっても、現像するたびビックリしちゃう。いったい何を撮ったのか忘れた頃にプリントしたフィルム写真は、懐かしくてかわいい。
2017年の春と夏が、目の覚めるあざやかさでよみがえってきた。
緑に囲まれた、赤い屋根の喫茶店
深く濃い緑の向こうに、小さな赤いビニールの屋根と板チョコみたいな扉がかわいい。
ワクワクして出かけて行った喫茶店は、閉まっていた。
これっきり、行かずじまいになってしまった。なんでも巡り合わせだなぁ。今度こそ、このレトロキュートな喫茶店でランチを食べてみたい。
曇りの日の桜のこと
二人で楽しみにしていたお花見の日が、曇りだった。悲しいけど、桜の季節は雨が多い。雨が降ると、桜が一気に散ってしまう。
でも曇りの日の桜も良かった。儚げで優しい。綿菓子みたいな淡いピンク色が、ちゃんと焼きついていた。
縦でも撮ってみた。
桜の向こうに見えるスカイツリーが寂しそう。
今年は晴れた日の桜を写ルンですで撮ってみたい。でもこのちょっと薄暗くて儚い感じも、桜の季節そのものって感じがするなぁ。
銚子旅行の写真は爽やかなブルーでいっぱいだった
4月の終わり、電車に乗って、千葉県は銚子に行ってみた。銚子電鉄も初めて乗った。
現像してみたら、ブルーがいっぱい!
写ルンですの、この眩しい青が大好きだなぁ。
旅館から犬吠埼灯台へと向かう道。
やさしい春の光があふれていて、旅先で心は軽く、どこまでも歩いていけそうな気がした。楽しくて解放された短い旅の心地。忘れないでいたい感覚を、プリントしてもらえた気がする。
何度でも見返したい青だった。
初夏の渋谷を歩いた日
暗いところは、フラッシュを焚いても難しい。
一見よくわからない写真だけど、私はこの一枚で場所も時間もすぐに思い出せてしまう。渋谷のBunkamuraへ、ソールライター展を見に行ったんだ。
薄暗い屋内から、渋谷の街のにぎやかでカラフルな光がきれいに四角く切り取られて、いい感じだと思って撮ったのもよく覚えている。
紫陽花の季節を散歩した
紫陽花はおととしも写ルンですでたくさん撮ったけど、去年もちゃんと撮っていた。
特別な場所じゃなく、ただお散歩中に見つけた植木鉢の、このビビッドなピンク色が気に入った。冬の目でみると、眩しいなぁ。
中目黒のカフェで、キュートなジュースを飲んだ日
あまりにも個性的な「まるごとグレープフルーツジュース」。本当にまるごと。
この日、代官山の蔦屋書店で見つけたすごくかわいい外国の写真集と、いつも持ち歩いているGR。
代官山から中目黒へお散歩した初夏の平日、突然降り出した夕立に、あわててカフェに入った。窓の外は土砂降りなのに、ポケットみたいな静かな時間だった。
忘れていた春と夏が恋しくなるね
お花屋さんで見つけて、買って来た植木鉢。お部屋で物を撮るのには向いていないとわかっていても、写ルンですで撮ってみた。
ちゃんと写ルンです!嬉しい!
このプリムラジュリアンもとっくの昔に枯れてしまったけど、カラフルな瞬間を写せてよかった。
今夜は春の嵐。窓の外で雨の音が聞こえる。
春と夏。明るい季節がまたやってくるんだと思うだけで、こんなにも心躍る2月最後の夜なのです。
楽しみでならないね。
Sweet+++ tea time
ayako
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