一ヶ月ぶりくらいの料理が、お雑煮だった。
産後は宅食を頼んでいて、料理をしなくていい日々。おせちもふるさと納税の返礼品で頼んであるので、作るのはお雑煮だけ!
やっぱり料理は楽しい!と思った、眠すぎる元旦の朝
大好きなキッチンに立って、久々に包丁を握った。可愛い色のかまぼこを切るだけで、新しい気持ち。木のまな板で、トントン音を立てて大根を切る。心躍るし、なんで気持ちいいんだろう!
赤子と起きたり眠ったりを繰り返して気づいたら年が明けていた。ボーッとした頭で、2022年になったんだなぁと思った。
しばらく料理をする予定もないし、ネットスーパーできっかりお雑煮の材料だけ注文しておいた。昆布を買い忘れたので、顆粒ほんだしと賞味期限切れの白だしで凌ぐ。あとはお酒と塩とお醤油。
一口食べて思った。
ああ…私、料理うますぎ。
2022年も、驚異の自己評価。自分が好きだし、自分の作る謎のごはんも好き。自己愛と勘違いで、平和すぎる一年の幕開けとなった。
ふるさと納税でいただいた、冷凍で届く可愛いおせち
今年もおせちはお店のもの。ふるさと納税の返礼品で頼んでみた。
なんで素敵なの…!!!
年末に冷凍で届いたものを、大晦日に冷蔵庫に移して解凍した。
ああ…美しくて繊細で心躍る…!
ただ正直をいうとね、「あ、意外と小さいかも」と思った。端的にいうと「もっとたくさん食べたい」と思った。一口も食べる前から。夫も同じ感想らしい。
それで元旦、二日目とせっせとおせちをつまみながら、ひしひしと感じたこと。
欲張るな 少ないくらいで ちょうどいい
「一見豪華なんだけど、ひとりひとりのメンバーは地味なんだよなぁ」と肉好きの夫から厳しい評価を受ける、おせち。気の毒でしかない。
しかし私はおせちが好き。たくさんは食べれないけど、この美しいお料理を諦めていない。
六角形のお重は綺麗に洗って戸棚にしまった。いつかおせちを手作りして、自分で詰めるんだ!
来ない日を 「いつか」と呼んで 夢を見る
恐ろしい真実を詠んでしまった。
日常は始まり、私は地味なスープを作りはじめた
最初に作ったのは、豆乳と胡麻のスープ。お雑煮で余った大根、残り物の生姜に冷凍餃子を入れた。
今回は賞味期限切れの白だしを使い切ったけど、いつもは鶏がらスープの素。豆乳と胡麻を好きな量入れて、ごま油をちょっと垂らしてもよい。
ごはんは可愛い電鍋で炊く。2022年も、毎日よろしくね。
ハロー日常生活。
冷蔵庫が空っぽだった日、おかずは三歳長男が残したコーン入り冷凍コロッケ。潔いほどに茶色と白のメニューだけど、お皿だけはカラフルで可愛い!
これはもはや鍋の写真しかない、豚汁。時間がないので、野菜は二種類だけにしている。この日は白菜と人参。
昆布と煮干しを放り込んで、そのまま具として食べるという雑な出汁とり。
それでも、とびきり美味しい!
おかずは宅食があるし、ケーキやクッキーを焼く余裕はなさそう。なのでひたすらスープ作りと美味しい焼き芋の作り方を試している。
新しい一年を、楽しみましょう。
Sweet+++ tea time
ayako
今日のおすすめ
スープ作家の有賀薫さんの著書。授乳しながら、Kindleでちょこちょこ読み進めている。とても面白くて、スープを作りたくなるんだなぁ…
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