大好きなキャスキッドソン、ずっと迷っていた可愛すぎるマグカップ(と卵スタンド)をとうとう買ってしまった…!
いつの間にか疲れがたまっていたみたいで、おうちで自分を整えた。そんな時間の話です。
まずはこの理想のマグと卵スタンドを紹介したい
キャスキッドソンのインスタで見かけてから、ずっと気になっていたマグカップ。
インスタの投稿をブックマーク、実店舗にも行って手にとってみたし、家に帰ってからも何週間もオンラインショップを眺めていた。めちゃくちゃ好み…
じゃあなぜいつまでもカートに入れられないのか?
2,640円だからである。
私が毎日愛用しているこのマグとか、300円均一で買ったんですよ。我が家の食器相場からすると、もうね、貴族ですよキャスのマグは。約9倍。
しかもマグカップはすでに異常に持っている。確実にこれ以上必要ない。置き場所がなくて困ってすらいる。夫にも不要なものだと諭されていた。
そんなときに浮かぶ、この言葉。
必要のないものを全て削ぎ落としていったところに、残るのは幸福ではなく空虚である──
愛が詰まったマグカップは、こうして我が家にやってた。お揃いの卵スタンドまで連れて。
ちなみに先の言葉は、かのニーチェが『善悪の彼岸』の序章で述べていた言葉、などではなく私が今しがた思いついたものである。
細部まですてき
イギリスで一番歴史のある陶磁器工場ロイヤルスタッフォード社の職人によって作られているらしい。このシールも嬉しい(もちろん紅茶ノートに貼った)
とりあえずずっと見ていられる。細部までうつくしい。卵スタンドとか100%必要ないけど関係ない。入れようじゃないか、コンビニで買った味付きゆで卵を…!
エレガントすぎる花柄とか金縁の食器が苦手な私にとって、キャスキッドソンは絶妙に理想のデザイン。
やっぱり買ってよかった…!ニーチェありがとう…!(関係ない)
自分をととのえる三時間
そんなこんなで、理想のマグが届いていたのに、箱を開ける元気すらない日々だった。
ふつうに当たり前の日常を送っているだけでも、疲れはゆっくりと折り重なってるんだなぁ。
部屋のかわいい置物が埃をかぶっていたら、きれいな布で優しく拭いてあげるように、毎日がんばっている自分のことを、ととのえてあげなくては。
というわけで、お茶をする。
いつもは仕事時間に充てている三時間の一時保育を、この日はのんびり過ごすことにした(贅沢…!)
溜まっていた家事を片付けて、ゆっくり座る。はああああ…至福…
とびきりかわいい食器で、成城石井のチーズケーキを食べる。はああああ…貴族…
爪を切ってハンドクリームを塗る。
熱いコーヒーを入れて、読みたかった雑誌と本を。
それからフィルム写真をアルバムに入れて整理したり。
(いつも現像とデータをお願いしているエビスカメラ、おまけで数枚ずつプリントもしてくれる。とても嬉しい)
お迎えに行ってご飯をあげて、お昼寝時間に刺繍をした。
「頑張る」ほうがときに楽で、自分を大事にするってめちゃくちゃ難しい。なにも大したことをしていないのに、どうしてこんなに疲れてるんだろうと不思議になる。
でも、そこにあるだけで埃は積もる。生きているだけで、生活するだけで、十分大変なのだ。ゆるめよう。あの手この手で、ゆるめて、磨いて、やさしくしよう。
おまけ
玄関の靴下入れとして、マグカップの入っていた箱が活躍している。
この子たちも、埃を拭いてあげなくちゃなぁ。
皆さまも、やさしい秋を過ごしましょう。
Sweet+++ tea time
ayako
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