奇跡はいつもキッチンで。名もなきオーブン&ストウブ料理の話

奇跡はいつもキッチンで起きる。

夢中のひとときを経て、驚き、発見と喜びに、やがては安らぎ、ぬくもりに癒しまで。ありとあらゆる感情が連続して味わえる、キッチンは不思議な空間だ。

そこで私は幾つもの奇跡に出会い、その度に「私って料理の天才では…?」と幸福な勘違いを繰り返しながら、自己肯定感をこれでもかと高めてきた。昨夜もまた例外ではない。

何が言いたいのかというと、

昨日の晩ごはんもめちゃくちゃ美味しいのできた。

以上である。

ありがとうございます偶然の神様、そして愛する調理器具たち。無水鍋ストウブ、デロンギのコンベクションオーブン、台湾の大同電鍋で作る、簡単晩ごはん日記を書いてみたい!

01。鶏の手羽元のスパイシーグリル

ほぼ毎日何かをこのオーブンで焼いている。

愛するデロンギのコンベクションオーブン。肉か野菜か、何でもいいがこの中に入れればほったらかしで美味しくなる魔法の箱なのだ。

この日は鶏の手羽元800g。塩、胡椒、クレイジーソルト(ハーブソルト)、たっぷりめのパプリカパウダーを揉み込み、天板に並べ、オリーブオイルをまわして焼くだけ。

200度で40分くらい。だいたいお肉は200度30-40分、野菜は180度30分を目安に焼けば間違いない。

とびきり美味しいチキンになった。スパイシーといってもパプリカパウダーは全然辛くないので、2歳次男も大喜びで食べていた。

ちなみに私はこのオーブンで揚げ物もよく作る。ミルフィーユカツが絶品なので今度書きたい!

02。蒸しじゃがいも

切ったじゃがいもをボウルに入れて電鍋へ。200mlの水を外釜に入れて、終わった後もすぐに蓋を開けずに蒸らしておくと良い感じのホクホクじゃがいもが食べられる。

大同電鍋は煮込み料理もいろいろできるけど、好きな野菜や卵、ウインナーなどを入れて、毎日手軽に蒸し料理を味わえるのが一番の喜び。

特に蒸しじゃがいもは男たちが歓喜する。

03。野菜の煮込み(カブ玉ねぎトマトにんじんの無水スープ)

この日の野菜料理はストウブが担当。

鍋にオリーブオイルを敷き、玉ねぎ1つ、にんじん2本、トマト2玉、ベーコン、カブ3つの順に入れていく。ところどころ塩・胡椒・クレイジーソルトをしっかりかける。

鍋いっぱいになったら、蓋をして中火にかける。沸騰する音が聞こえたら弱火で。

何十分か放っておき、蓋を開ける。この瞬間、毎回のことながら飽きることなく感激する。この通りすっかりカサが減って、クタクタに煮えた野菜がたまらない…!

食べる前にバターをちぎって優しく混ぜれば、

野菜の旨みたっぷりの無水スープが完成!

水もコンソメの類も必要ないです。素材の味だけでこんなに美味しいのか…滋味深いとはこのことか…と夫と一口食べるごとに感動しあっている。

*・*・*

 

お分かりかと思うが、私が作るのはいつも名もなき適当料理である(皆さんもそうですよね?)

レシピを読むのが趣味であるわりに、実践にはなかなか移せない。レシピ通りの材料を揃え、かつ食べたいタイミングと作れそうな余裕の三拍子を揃える難しさよ。

そんなこんなで、毎日作るものは完全に気の向くままの思いつきとなる。

それでもとにかく美味しいものを拵えてくれる、愛する調理器具たちとの日々。どんなに疲れた日であろうとも、小さな奇跡に癒されない日はないのである。

そんな本日のおうちランチ

美味しかった晩ごはんの残り物は、翌日も私を幸福にしてくれるのだ。

Sweet+++ tea time
ayako

私の愛用品たち

デロンギのコンベクションオーブン

ストウブ(22cmチェリーレッド)

台湾の大同電鍋(きはだ色のM)

スープのお供に読んでいた本

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