すてきな宿に泊まった夏休み。
温泉に入るほかは、窓際の椅子に腰掛け、たまに川を眺めつつひたすら本を読んだ。
などということがあるはずもない。
暇だと暴れだす1歳5歳を連れた二泊三日の夏休み旅行、何もすることがない二日目はさっそく散歩と川遊びに出発した！
もちの木の美しい庭園を散策しつつ川へ向かった
大浴場の近くの出口から、今回宿泊した素敵宿もちの木の庭園へと出られる。
このお庭が本当に美しく手入れされていて、緑が濃く淡く折り重なるように現れる景色に、歩いていてまったく飽きることがない。心洗われる、静かなうつくしさ。
一歳次男も旅館のシャボン玉を持ってウキウキと歩いていた。車旅ではない我々にとって、気軽に散歩できるお庭がある旅館は本当にありがたい！
写真には撮り忘れたけれど立派な東屋もあり、
中からは川が見下ろせて感激した。ここにお弁当を持ってきて食べてもよかったなぁ（旅館の手作り弁当を事前に予約していた）
ちょっとだけ降りてみることに。
夏を忘れる川辺の涼しさ
普段から川のたくさんある街に住んでいるけれど、もちろんこんな自然あふれる姿ではなく。
遠くに来たなぁ夏休みだなぁと嬉しくなる。
小さなサワガニやカエルもたくさんいて、虫や動物が好きな長男も大喜び。
もちの木のロビーで貸していただいた水遊び道具で、ほんのちょっとだけ遊んだ。なんと言っても私は心配症なので、足を少しだけ水につける程度で。
それでも川の水は想像よりずっと澄んだ冷たさで、いっときでも夏を忘れる涼しさは、ほんとうに心地よかった…！
夫はこの短い川遊びの時間が一番楽しかったらしい。旅行を振り返って「どのシーンが一番楽しかったか」と聞くのが好き。みんなちょっとずつ違うので。
部屋に戻ってレトロかわいい旅館の手作り弁当を食べた
宿の予約時に、旅館の手作り弁当を予約しておいた。
もちの木の周りには徒歩でサクッと行けるお食事処など見当たらない感じだったし、子連れ外食はそれでなくても大変なので、これは本当にありがたかった！
葉っぱに包まれている海苔巻きの愛しさよ。プラスチックの使い捨て容器じゃないだけで、こんなにも豊かな気持ちになれるんだなぁ。
まあ、争うように食べる男子二人に唐揚げをちぎりながら、優雅とは程遠い食事にはなるのですが。
思い出に残る、美味しく楽しい食事だった。
まとめ：もちの木はお庭と川の散歩も楽しい
旅館のまわりだけでたっぷり遊べる、あらためて素敵な宿もちの木。こうして二日目の午前中が過ぎていったのでした。
しかし忘れてはならないのです……
15時の大浴場オープンまでどう繋ぐか。養老渓谷の観光地を調べ、粟又の滝を見物に行くことにした。
▽養老渓谷旅行記、第5話へ続く▽
現在、先週末の台風13号の大雨により養老川が氾濫し、養老渓谷一帯は大変な状況になってしまいました。被害に遭われた住民の方々、旅館の方々のことを思うと、心が痛みます。もちの木もしばらく休業だそうです。
美しい地域に、一刻も早く、もとの穏やかな日々が戻ってきますように。
Sweet+++ tea time
ayako
今日のおすすめ
愛用カメラ
今回の旅もいつもの日常写真も、このGRⅢxで撮っています。
こちらもどうぞ
▽養老渓谷旅行の第1話▽
▽養老渓谷旅行の第2話▽
▽養老渓谷日記の第3話▽
