夏の清澄庭園をGRⅡで撮ってみる。下を向いて、歩こう。【清澄白河お散歩日記】

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清澄白河には清澄庭園がある。学生の頃に来たことがあったんだけど、清澄白河に住むようになってからはなぜか一度も来ていなかった。

近いと行かないって、けっこうある。

思えばスカイツリーもいつも見てるしソラマチにはしょっちゅう行くけど、まだ登ったことはない。なんでだろう。

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いつでもできる、いつでもいける。

そうやって灯台下暗しな日々、実はすごくモッタイナイよね。

カメラを持って夏の清澄庭園に行ってみました!

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最近、新しいカメラを手に入れたので、撮影練習をかねて夏の清澄庭園へ。

すごく暑い7月のこと。でも庭園の中は涼しいんじゃないかって期待があった。うん、甘かったよね。

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入場料はたったの150円。

もらえるチケットの、グリーンの印刷がなんだか好き。チケットやショップカードをもらうと、いつもこうやって太陽に透かして撮ってしまう。

門をくぐると…

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なんていう景色!そして涼やかさ!

本当はめちゃくちゃ暑かったんだけど、そんなの微塵も感じられない清々しさがあった。木々と池がつくる緑の濃淡がどこまでも広がっていて、目が安らぐ。

まだカメラに慣れず、ちょっと白浮きした写真になっちゃったけど。

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水辺の笹の葉。あ、笹の葉ってもっと大きなやつかなぁ?

小さい頃、けっこうな田舎に住んでいたことがあるんだけど、笹の葉で小船を作って水に浮かべたりしたことを思いだしたりして。

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7月の強い日差しが降り注ぐ日。アスファルトが熱を持って空気を温め続ける街とは違って、何もかもが涼しく光を透いていたんだ。土と緑と水の、静かなる清澄庭園。

清澄庭園にいる生き物たち

順番にご紹介しよう。

1。亀さん

亀戸天神だと遠くに見る感じだったけど、清澄庭園ではこんなに近くにやってくる。

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夫の指ににじりよってくる亀さん。「餌、持ってるんだよね?」

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「餌くださ〜い」

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「ちょっとちょっと、餌はどうなったの〜!」

 ごめんよ。。。

2。鴨さん

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悠々と泳いでいく。

3。鳩さん

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水辺にぼんやりと立ち尽くしている。向かい側には、亀さんが。

池の中には鯉もいたような気がするんだけど、写真を撮り忘れちゃったなぁ。

私たちも、水辺を歩こう

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涼しさを、味わおう。

下を向いて、歩こう。

隅田川や小名木川、大横川の散歩はよくしているけど、やっぱり水のそばにいるって心が落ち着く。

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ひたひたと水が迫る。

木漏れ日がさらさらと揺れる。

ひんやりとして見える岩のうえを、そっと渡る。

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大事なカメラを落とさないようにドキドキしながら。

眩しい光にドキドキしながら。

遠くを見すぎるのは、ときに寂しい。たまにはじっと、足元を見てみよう。自分の立っている場所に眼差しを向けることは、本当はすごく大事なんだ。

芝生と小さなベンチの風景が好きだった

ずっと水辺の風景かと思っていたんだけど、清澄庭園は広い。木々の向こうには芝生が広がっていた。

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芝生に大きな木、静かなベンチ。誰もいない、緑の世界。

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お弁当を持ってきても楽しそう。今はまだ暑すぎるけれど。

隅田川ピクニックや木場公園ゴロゴロはよくやるけれど、清澄庭園はいちばん静かで気持ちいいのかもしれない。

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シロツメクサ。懐かしいなぁ!妹とよく冠を作ったことを思い出す。

冠を編めるくらいのシロツメクサが生えているところ、最近見てない気がする。都会だからか、ちゃんと足元を見てないからか。

上を向いて歩くのもいいけど、下を向いて歩くのも悪くない。

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木漏れ日がすごく綺麗だと思ってね、

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カメラ越しに足元を見たら、やっぱり綺麗!

落ちている枯葉と、葉っぱの形にくり抜かれた光と影が、さらさらと揺れていた。

いいねぇ、いいねぇ。

下を向くと、いいことある。

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どこまでも緑緑な世界に、突然現れる黄色の花。

私はいま、どこに立っているんだろう?

散歩の終わりの日記帳

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清澄庭園、すごく楽しかった。

写真は涼しげだけど実はめちゃくちゃ汗をかいて、庭園を出てから、そとのベンチで清涼飲料水をごくごく飲み干した。

これもきっと、忘れられない夏の記憶のひとつになる。

*・*・*

目標を持つことも、夢を持つことも、未来を見ることも全部いいことだけど、それであなたが息苦しくなっちゃったら。「全然進めていない」と哀しくなることがあるなら。

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立ち止まって足元を見るのも、案外わるくないよね?

 

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小さな木漏れ日も、受け取れる自分でいたいと願う、2016年夏の日。

写真を撮るようになって、色や風景に敏感になって、私はもっと「今」が好きになった。それってすごく、幸せだ。

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お散歩ノートを、パタンと閉じる。

次は、どこに行こう?

遠くもいいけど、近くもいい。灯台下暗しは、モッタイナイからね。

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Sweet+++ tea time
ayako

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