(※ 2018年4月9日更新)
一人暮らしの狭い小さなキッチンで、25歳の私は毎晩せっせとごはんやお弁当を作っていた。
LINE履歴からよみがえった懐かしいiPhone写真には、不思議な料理風景や晩ごはんがたくさん収められていた。
毎日のひとりごはんの風景、ちょっとだけ振り返ってみよう。
古い団地の1Kの、小さなキッチン
この右側は流しなので、キッチンはこれが全て。IHコンロひとつと、まな板がおけるか微妙なスペースのみ。
ここでどんな料理をしていたかというと…
とにかく謎に煮込み、炒めていた!
ありったけの野菜やらお肉やらをグツグツやったりするのが好きな私…キッチンは小さくても、これなら何も問題ない。
昔から「名もなき料理」を作っていたんだなぁ。でも、これがまた妙に美味しいから不思議である。
魔女が作っていそうな、謎の緑色スープ
なんだか魔女の作っていそうなスープである。牛肉にしめじ、トマト、ジャガイモ、ほうれん草、おまけにアボカドまで入れちゃってる。
この異様なスープはいったい何なのかというと…
カレーであった。
二日目はなんでもご飯を入れてしまう
前日に作ったロールキャベツ入りのトマトスープに、チーズとご飯を投入してグツグツやっている。
23時とかに帰ってくる日もあったが、いつも自炊していたので、真夜中にニヤニヤしながらグツグツやっていた。不気味である。
野菜を可愛く、くり抜きたい。
忙しかったはずなのに、暇としか思えない。
ブロッコリーの柄の部分とか人参を、ひたすら星や花型にくり抜いていた。確かこれでシチューを作ったような…
牛乳の賞味期限が過ぎてしまい、夜中にカッテージチーズを作っていた日もあった。
アンチョビで炒めるとなんでも美味しくなる説
仲の良かった会社の友達が、なんでもアンチョビで炒めればとにかく美味しくなると力説してきたので、さっそく取り入れてみた夜。
一人なので朝も食べた。
美味しかったような気がするけど、私のレパートリーには加わらなかった。(これらをレパートリーなどと呼んでいいのか)
なんだか可愛いワンプレート夕食
不思議なスープもごはんと合わせると、なんだかおしゃれワンプレートのようになる…?
ジェノベーゼパスタ。
おしゃれなお皿を奮発して揃えたのだ。(今も大事に使っている)
プチトマト万能説
パスタ with プチトマト。
ゴーヤチャンプルー with プチトマト。
プチトマトで囲めばなんでも可愛くなると思っていた。(今も思っている)
おしゃれな飲みもの編
当時の私はティーソーダなるものにはまっていた。おそらくAfternoon Teaあたりで飲んだのを気に入って、せっせと真似して作っていたのだと思う。
クイーンズ伊勢丹で買ってきたカットーフルーツをソーダで割った紅茶に入れてみた。
レモンの蜂蜜漬けも常に冷蔵庫に作っていた。(いまも気が向くとやっている)
一人なのに、わざわざレモンに切れ目を入れてコップに挟んでいる。暇人の極みである。
ちなみに浮かべている葉っぱは、ベランダで育てていたミント。バジルも育てていたなぁ。
一人ごはんから、二人ごはんへ
ムーミンの魚型のお皿。
いつか二人分作れたらいいなと思って、那須に旅行したとき2枚セットで買ったのだ。24歳だった。
25歳の最後の月から、二人暮らしが始まった。
ムーミンの魚型のお皿に謎のピザトースト。
ふたり分作れてよかったね、25歳の私よ。これを「作る」と呼ぶかは、わからないけど…(呼ばないよ)
難しい凝った料理は今も昔も全然興味がでないけど、不思議な「名もなき料理」なら毎晩作っている。
小さなキッチンでも、一人でもふたりでも、おばあさんになっても、楽しいごはんを作って食べれたら最高に幸せだ。
緑くん、私の黒歴史をさらっと披露しては、いけないよ。
一人暮らしのごはん作り、もっと気楽にいこう
ちなみに、なんちゃって簡単自炊レシピが載っている超画期的な本がある。
同じシリーズのお弁当本も。
目からうろこで本当に料理がラクになるのでオススメです(二人暮らしでも愛用中…)
一人暮らしシリーズ最後は、謎のOLお弁当日記へつづく。
Sweet+++ tea time
ayako
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