掃除、断捨離、マニキュア。
今それやってる場合じゃないでしょ、というタイミングで突然やりたくなる儀式的行為は誰にでもあるだろう。
私は振り返ると、三年に一回くらいの割合でカッテージチーズを作っている。
二十代の頃、一人暮らしの極狭キッチンで作ったのが最初。二回目は、息子が生後二ヶ月の頃。
どちらも牛乳の賞味期限が切れて仕方なくやっていたのであるが、それにしても仕事や育児で忙しい時になぜ。
今回もまた、産前の穏やかに過ごすべく貴重な時間に、いそいそと作り始めた。スーパーで買えなかったので、仕方なくではあるんだけど。
何はともあれ、楽しかったチーズ作り日記を書いてみよ〜!
温めた牛乳にレモン汁を入れるだけ!お手軽カッテージチーズ作り
01。牛乳を温める
「チーズをつくった」というと凄いことをやり遂げた気がしてくるんですが(だからこそ気持ちが焦ってるときにオススメ)、めちゃくちゃ簡単なのです。
写真ではよくわからないけど、一リットルの牛乳を小鍋に入れて温める。
泡がぷつぷつしてきたら、沸騰する前に止めてね。
02。レモン果汁を搾る
緑と黄色の国産レモン、かわいい。
牛乳1リットルに対し、レモン果汁はこんな感じ。60mlくらいかな?
03。牛乳にレモン汁を注ぐ
そのまま放っておくと、だんだん分離してくる。これを見てるのも面白い…
いい感じだ…
04。キッチンペーパーで濾す
キッチンペーパーを三枚セットしたザルに、分離した牛乳を流し入れる。
全部入れた。あとは待つだけでやることないんだけど、ワクワクが止まらない。
この黄色い液体はホエーと言って、栄養分が豊富。
ホエーから更にリコッタチーズを作ることもできるし、鶏肉や豚肉を漬けてもいい。今回はスープ作りに使おうと思っているのでお鍋に直接入れておくことに!
しばらく放置しておくと、カッテージチーズが出来上がる。
05。完成〜!
ふわふわのカッテージチーズができた!測ったら270グラムだった!嬉しい!
朝食やおやつにぴったり。カッテージチーズの手軽でおいしい食べ方
雪みたいで可愛い、しっとりふわふわのカッテージチーズ。
ここ最近の大ヒット本『おいしいロシア』で紹介されていた食べ方を試してみた!
カッテージチーズ(≒トヴァローク)の上にギリシアヨーグルトの「パルテノ」(≒スメタナ)をのせて…
好きなジャム(≒ヴァレーニエ)をかけていただきます!
これがね、ほんとに下手なチーズケーキを食べるより断然おいしい。朝食はもちろん、コーヒーのおともにも。爽やかな甘味が絶妙だわ…
ちなみにジャムは今年も作っちゃった大好きなキウイジャムです。
▽去年のブログを見つつ作った▽
おまけ:ホエーでスープ作り
ホエーはお鍋ごと冷蔵庫にしまっておいて、今日スープにした。
バターで炒めたカブとウインナー、しめじのクリームスープ。
こちらも最高においしかった!
まとめ
カッテージチーズ作りはワクワクする。
そんな気分でやると楽しい。
ちなみに今回のチーズ作りは、牛乳の賞味期限が切れたからではなく、ロシアのパンケーキ「スィルニキ」作りが目的だった。
スィルニキ日記はまた明日書く!
Sweet+++ tea time
ayako
今日のおすすめ
この本にのっているレシピはどれも手軽で試したくなる!
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▽10年前、一人暮らしの料理風景▽
▽こんな時期にチーズも作った▽