ホーチミン・シティのタンソンニャット空港でのトランジット。
ベトナム・ニャチャン旅行記の第二話です。
ちなみに、第一話ははこちら ↓
電車の乗り換えと違って、飛行機は緊張する。
いままで海外に行った中でトランジットがあったのは一度きり。
それはツアー旅行だったため、
安心しきって途中他のツアー団体に着いて行ってしまう程ぼ~っとしていたのだが、まあ取り敢えずツアー旅行なので心配はなかった。(←逆に心配だ)
しかし、今回は決してしっかり者同士とは言えない夫婦ふたりの旅行だったので、緊張。
東京から6時間のフライトでホーチミンシティへ。2時間で乗り継ぎ、1時間のフライトでニャチャンへ。
地図を見ると、ホーチミンシティはニャチャンより遠くにある。
わざわざ遠くに着陸して戻るのだから、なんだかもったいない。
現地のガイドさんの話によれば、2年後に成田→ニャチャンの直行便ができて5時間で来れるようになるらしい(?)
がしかし、ネットには特にそんなニュースはなかった。
本当に直行便ができるのだろうか?実現したらどんなに良いだろう!(毎年行きます)
いよいよベトナムに来たんだ・・・!
スーツケースを持って国内線ターミナルに移動するだけだが、その間にふっと見えた外の景色の、空高くそびえるヤシの木。
夏が大好きな私は思い切りワクワクしてしまった。
空港の売店にもフルーツが並ぶ。カラフルで夏を感じる。
1時間のフライトを経て、カムラン空港に到着。
夏休みムードいっぱいの空港を抜け、私たちはタクシーでニャチャン市街のホテルへと向かう。
どうみてもリゾート地なんて広がっていなさそうな荒涼とした土地が延々と車窓に映り、顔がこわばる。
両替したばかりのドンを握りしめ、夫とふたり緊張しつつ、
タクシーの窓から眺めたベトナムの空。
不安と期待が入り混じった旅する心模様とぴったりなのだった!
カムラン空港から車で45分。
カラフルで素敵なリゾート地ニャチャンはちゃんとそこにあった。
コロニアル調のとっても素敵なリゾートホテルのラウンジ。
チェックインの手続きをする間にと、すごくお洒落なカクテルとタパスが出されたのだが、わぁ~!と大喜びして、ちょっと写真撮影したり油断(?)していたら、全然飲み始めていないのに部屋に案内されることとなり、ショックを隠せない夫婦ふたり。
バルコニーから眺めた、夕暮れの街。
すぐ日が暮れてしまったけれど、夜の街を散歩へ繰り出す。
行き交う大量のバイクバイクバイク。
3人乗り4人乗りは当たり前の世界。
台湾でも3人に大きな犬まで乗せて走っているバイクを見たのを思い出す。
カラフルでチャーミングな電飾がお祭り気分で、興奮しながら歩いた。
この日の晩ごはんはホテルのビュッフェで。
最初はなぜか他に観光客がいなくて、私たち二人は広い部屋の真ん中に。
5人以上のベトナム人の給仕たちから凝視されながら、緊張の食事がスタート!
一挙一動を見守られながらも、とりあえず「現地への到着」と「初日の夕食にありつく」という二大ミッションをやり遂げた私たち夫婦。
とまあ、空港とトランジットだけで二話も書いてしまった。
まだ到着したにすぎない4泊5日のニャチャン夏の旅。
みどり君の厳しい一言にもめげず・・・
▽ニャチャン旅行記第3話へと続く▽
Sweet+++ tea time
ayako