ひとりでも、簡単でも、楽しいのが朝食!
私は朝食が大好きだ。厳密に言うと「朝食メニュー」が大好きで、昼でも夜でも朝食メニューを食べるのは大歓迎である。(実際、冒頭の写真も私の昼食である)
さて今日は、そんな朝食好きな私のお気に入り本を紹介したいと思う。
WORLD BREAKFAST ALLDAY
「WORLD BREAKFAST ALLDAY」というカフェを知っているだろうか?
2013年外苑前にオープンした、文字通り「世界の朝ごはんを一日中」食べられるという私のために開いてくれたかのようなお店なのである。
2か月ごとに国が変わり、9月と10月はモロッコの朝食が出されているという。う~ん、ぜひとも行かなくては!
・・・と言い続けていたわけですが、2016年夏、とうとう訪問してきました。
さて、実際のお店に足を運んだ感想は上の日記に書いてあるとおり幸せそのものだったわけですが、今回はこのカフェが出しているステキすぎる朝食本のことを話したいと思う。
目次を眺めるだけでワクワクしちゃうよ
イギリス、インド、ベトナム、オランダ、ブラジル、ブルガリア、フィンランド、ヨルダン、メキシコ、クロアチア・・・各国の朝食や新聞、文化について写真とイラストいっぱいで紹介されている。
気楽に眺めることができる楽しいビジュアルブックで、目が疲れたとき、気分転換にしょっちゅう眺めていたのだが、ベトナム旅行から帰って来てパラパラとページをめくっていたら、とあるページの写真にふっと目が留まった。
「あ・・・これ、ベトナムじゃない!?」
ずっと前から手元に会った本で、何度もめくっては、無意識に眺めていた1ページである。それが、その日、今までにない既視感をもって、突然違う姿で飛び込んできたのだった。
確かめてみると、これは確かにベトナムの朝食を紹介するページ。私はふいに思った。
ああ、これが旅するってことなんだなぁ。その土地に行ってみるってことなんだなぁ。
その写真はきっと私の訪れたニャチャンではないだろうし、ニャチャンは外国人向けのリゾート観光地であるからきっとベトナムの普通の街とはかなり違うんだろうと思う。
それでも、一度その国のとある街を歩いたという旅の記憶が、私の中の何かを少しだけ変えてくれた。
「ベトナムの香り」みたいなものがなんとなく感じられるようになった、とでもいおうか。それはこどもの頃に訪れた土地の感覚だったり、お盆にだけ滞在する祖父母の家の匂いだったり、懐かしさにも似た優しい気持ち。
ベトナムがちょっと"気になる国"になって、こうして本の中の写真に目をとめられたことが、なんだかすごく嬉しかった。ベトナムの朝食、ホテルの外でも食べてみればよかったかなぁ。
ベトナムの朝の風景を眺めてみよう
ベトナムの新聞と珈琲に、朝食をメインとする食文化が、雰囲気あふれるキュートなイラストで紹介されている。
先に読んでおいたら現地で食べてみたかったなぁ!というものもあった。
次に海外旅行にいくときは、その国の朝食風景を予習してから行ってみよう。食文化は、一番といっていいくらい、その国らしさを映し出してくれるから。
▽ベトナム朝食日記▽
朝食ってワクワクするね
明日の朝は、どんな朝食にしよう?
どこまでも、夢が広がる朝食ワールド。
私の朝食の旅は、飽きることなく、まだまだ続く。
Sweet+++ tea time
ayako
今日の一冊
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