2019年。家族が三人になって初めて迎えるお正月。
いつもの東京下町で迎える初めてのお正月。
せっかくなので、大好きなカメラGRⅡで撮った写真で新春の日々を振り返りたい。
お雑煮のミステリーと千葉の実家
1月2日までは千葉の実家で過ごした。母の作ってくれるお雑煮はとても美味しい。
こんなに素晴らしい食べ物を、なぜ自分は年に一度しか食べないんだろう。疑問でしかない。これは家で定期的に作らなくちゃ。本気で思う。
そこで作り方を尋ねる。
「ねえ、この味付けどうやってるの?」
「こんぶと鶏肉で出汁をとって…」母の説明によればとにかく簡単である。
「ええ〜それでこんな美味しいものができるなんて!」
私は感動しましたよ。
このやりとり、毎年やってるんですけどね。
家帰ったらさっそく作ろうッ!と息巻いておかわりをし、お正月が終わり、日常が始まり、年末を迎え、私は2020年のお雑煮に歓喜し、母に同じ作り方を尋ねるのである。恐ろしい…
母と妹、私の三人家族です。たいやきも三つ。美味しくいただきました。
あ〜これは完全に食べ物日記になってきた。チーズケーキ。最高に美味しかった。
一緒に食事が楽しめない王子は、ひたすら蜜柑で遊ぶ。
小さな蜜柑を一生懸命に握る赤子の手。なんてなんて可愛いんでしょう。
ちなみにこの蜜柑は王子が舐め回してビショビショになりましたが、乾いた頃、何も知らない妹(東京キャリアウーマン)が食べていました。
モーツァルトと義実家のお正月
車で千葉まで迎えに来てくれた夫と、王子を連れて今度は東京の義実家へ。白を基調とした素敵なおうちです。
玄関にいつもお花が活けられている。まるでドラマに出てくる家だ…!毎年いただくお義母さんのおしるこもとびきり美味しい。
お義父さんが赤ちゃんの脳によいということでかけてくれたモーツァルトを聴きながら、積み木を舐め回す王子。
私もかつては思っていた。芸術っていいよね、音楽いいよね、家にピアノがあるし習わせてみようかなぁと。
だが生後半年、王子は完全に男である。ボーイである。ズリバイで動き回り野太い声で謎に踏ん張っている。
好きなことは、裸になること。入浴前のテンションがすごい。今のところ王子の将来は、ピアノよりモーツァルトより相撲部屋に近い。
飛行機、モノレール、車。それに水辺をゆく船まで見える、すてきなベランダ。夕焼けがきれいだった。
1月3日は東京下町で三人で過ごしたよ
お昼は夫たっての希望で神保町へ。
「ベビーカーで入店できて分煙で刀削麺が食べられる中華料理店」をとうとう見つけたのだ。刀削麺好きの夫は歓喜した。そんな店を探している人がいるかわからないが、こちらである。
美味しくて内装が素敵だしおすすめ。
深川神明宮で初詣をしたよ
毎年それぞれの実家に帰っていたので、お正月を清澄白河・森下で過ごすのは初めて。
「神社でおみくじを引かないとね」
夫はおみくじにこだわっていた。1日に実家の近くの神社で引いた「吉」をなんとか更新しようとしているに違いなかった。
深川エリアに住んでいたら、やっぱり門前仲町の富岡八幡宮が一番人気だと思うけど、森下にある深川神明宮に行ってみた。
すごい!人がたくさんいる!
なんとなく閑散としたイメージだった深川神明宮(夏の朝顔まつりに何度か行ったことがあるけど、長蛇の列をなしていたのは野菜の無料配布コーナーのみであった)
しかしさすがはお正月。3日目でも賑わっていて嬉しい。深川七福神を巡ってる人たちは皆、厚紙の入った封筒を持ってスタンプの順番を待っていた。お正月の期間だけ開帳するのだ。
「おみくじは階段の上だね。それぞれ引きにいこう」
ベビーカーだったのでそう提案したが、夫は常に三人で行動したがるという謎の習性がある。
「一緒にいこうッ!」
爆睡する8キロの王子を乗せたベビーカーを担いで階段を上り、引いたおみくじが二人とも「小吉」という幸先の良さである。
おでかけ好きの私、「旅行 行ってもよろし」の部分を積極的に信じてゆきたい。
おしるこを買ったら、去年の番付とひやむぎをもらった。いつも親切にしてくださる和菓子屋さんがテントを出していた。
お正月は意外にあたたかくて、光がやさしい。去年も同じことを思った気がするなぁ。
まだマフラーにダウンコートだけど、春は案外すぐそこかもしれないね。
おまけ
神社のおみくじは小吉だったけど、モスバーガーで大吉が出ました。
2019年、めちゃくちゃツイてる!
全レシートに「大吉」が印字されてるんじゃないかって疑問は全力で打ち消して行きたいと思います。2019年、楽しみましょう!
Sweet+++ tea time
ayako
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