私、デニーズが大好きなんですね。
で、私ほどのデニーズ大好き人間となると、最寄りのデニーズに通うだけじゃ飽き足らなくなってくるのです。さらなるステージに上らずにはいられないんです。清澄白河のデニーズが最高なのは言うまでもない。だが世界は広い。それぞれの街にある、それぞれのデニーズを楽しまなくてどうする?
するとこう言う人がでてくるんですね(どこに)
「え?だってデニーズってチェーン店じゃん?ファミレスじゃん?どこも一緒では…?」
そう思ったあなたはまだファミレス道の、デニーズ道の入り口にも立っていないのだ…
というわけで本日は、勝どき橋という最高の橋を渡ったことと、その橋のたもとにあるデニーズがまた最高だったという話である!
現存する貴重な跳開橋、「勝鬨橋」をわたったよ!
勝鬨(かちどき)橋、こうしてみると隅田川に数多かかっているその他の橋となんら変わりないように見える。
でもね、違うんです。
勝どき橋は、真ん中が開くんです!厳密には49年前まで開いてたんです!
1933年に着工し、1940年に完成。当時は陸運より水運が優先される時代で、大型船舶が航行できるように、1日5回、20分ほど真ん中がパカッと開いていたらしい。
めっちゃカッコよくないですか?
しかも1947年から1968年まで都電も走っていたらしい。新大橋と一緒だね。ああ、しびれるなぁ。
もちろん今は隅田川を大型船舶が通ることもなければ、この橋が跳開することもなく、都電も走らない。
橋の真ん中部分に近づくと、かつて可動橋として機能していた頃、使われていたであろう信号が…
ここで橋が跳開している間、20分も待っていたのかなぁ、毎回渋滞だなぁ、想像できないなぁ。
緊張の真ん中エリア
真ん中の跳開部分は橋の欄干的な部分が低くなっていて、すれすれの所を車が走っていくのも面白い。
ここがかつて開き、貨物を乗せた大型船舶が通っていたんだなぁと思うと、とにかくドキドキ…
「見たかったなぁッ!!!」
悔しさMAXで呟いた私に、夫は言った。
「あとちょっとで見れたのにみたいな雰囲気だけど、全然惜しくないから。もう生まれた頃には開いてないから」
そうである。高度経済成長期に世の中は水運より陸運(道路交通)が優勢となり、橋の跳開回数はどんどん減り、1970年を最後にもう開かなくなった。私が生まれる18年前である。全然惜しくない。寂しい。
どんな大型船舶が通って、どんな車が走っていて、都電に乗っている人々の服装はどうだっただろう。
私は、知っている町の昔の景色とか人の暮らしていた様子に、いたくしびれてしまう体質なのである。
背後にひろがるのはもちろん隅田川。
ものすごい冒険をした気分であった。1mmも興味のない夫と王子を付き合わせて、ただ橋の真ん中まで歩いて戻って行っただけなんですが、それはもう、時空を超えるアトラクションに違いなかった。
はああ…振り返っても興奮する、楽しい勝鬨橋でした!
そんな勝ちどき橋が窓から見える、最高のデニーズ
橋のたもとに、あったのです…大好きなデニーズが…!
このフォントがたまらん。
青い扉がキュート。
円形の店内が可愛い。
そして…
目の前には勝どき橋!
窓からの眺めが本当に最高だった…(しかも円形の店内は中心が一段高くなっているので、窓際の席じゃなくても橋がばっちり見えるのです)
橋を見ながらマンゴーデザートを満喫したよ
デニーズは今マンゴーフェア真っ最中。
私はミニパフェを注文した。愛しのデニーズパフェ、丁寧に盛り付けてあって幸せ気分になる…
王子はマンゴーを。
マンゴーってそれだけでも最高だけど、添えてあるレモンを絞ると美味しさが10倍くらいになる。ほんとです。マンゴーにはレモン、絶対!
ドリンクバーで美味しい紅茶をたっぷり飲んで、ファミレスティータイムを満喫した午後だった。
それが私である。
勝どきのデニーズ、おすすめです。勝どき橋も渡ってみてね!
Sweet+++ tea time
ayako
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