このブログにときどき映画の感想を書いてる。
そこで私、だいたいすごい感銘受けてるんですよ。めちゃ深く考えちゃったり涙しちゃったりしてるんですよ。
「いつもそんな優等生みたいな映画鑑賞してるの!?」と思っちゃうじゃないですか。
そうじゃないときもある
何か月も前からずっと楽しみにしていた猫映画を観てきたんですよ。
「猫が教えてくれたこと」
本当は女友達と観に行こうと思ってたんですが、年明けに会うことが決まったので、とりあえず夫と観に行ったんですね。まあ、結果としてそれは大正解だったわけなんですが。
銀座にある名画座「シネスイッチ」である。
東京にある小さな映画館って、本当にレトロ可愛い。大好きです。飯田橋のギンレイホール、渋谷のアップリンクはよく行くけれど、シネスイッチは初めて。
レトロ映画ポスターが貼られた階段を降りたところに、簡易的な待合スペースと映写室がある。
ポップコーンとかコーラが売ってるシネコンと違って、自動販売機でふつうにジュースを買う。
さて、ちょっと古めかしい部屋の、遠くに見えるスクリーンを眺める。待ちに待った上映スタート。
この可愛すぎる予告編から想像できない事態に
予告編、ぜひとも見てほしい。
悔しいくらい愛くるしい猫が何匹も出演する、まさに夢のような映画だから。
かわいい猫と、猫を愛するイスタンブルの町の人々。映画が始まってすぐ、私は気付いた。
すこし眠い・・・
いやいやまさか、こんなに猫がかわいいのに眠いなんてことがある?かわいさは眠さに勝つから。当然勝つから。
やっぱ眠い・・・
爆睡。
映画館を出たら、銀座はすっかり夜の色であった。
夫も私も大の猫好きであるが、ふたりしてよく眠りスッキリとした顔をしていた。
さて、ここで皆さんに勘違いしてほしくないのは、断じてこの映画がつまらなかったなどということはないという点である。そこは間違っても誤解しないでいただきたい。
映画は素晴らしかった。
眠りから一瞬覚める。スクリーンに映されているのは、かわいい猫と猫を愛するイスタンブルの町の人々。
ああ、いいなぁ…
爆睡。
眠りから一瞬覚める。スクリーンに映されているのは、かわいい猫と猫を愛するイスタンブルの町の人々。
ああ、いいなぁ…
爆睡。
(以下略)
「いいんだよ」by 猫
猫が教えてくれたこと、であった。
そんなこんなで素晴らしい映画鑑賞を終えた我々は、なんとなく銀座を散歩することにした。
そういえばGINZA SIXという建物ができたらしい、見てみようという話になる。
銀座シックスが楽しめる人間になれる日は来るか
アートである。
実にアートな雰囲気の吹き抜けフロアを囲むようにエスカレーターがある。私たち夫婦はただ上へ上へと運ばれていた。
知らなかったのである。
銀座シックスは、超高級店ばっかり集まってるビルらしい。
こうして庶民は蔦屋書店へと流れ着く
銀座シックスの6階にあるスタバ併設のおしゃれ蔦屋書店。
ここなら買えるものがある!
(コーヒー一杯で本も読める!)
同じことを考えたであろう老若男女で、冬のスタバはあふれていた。
ちなみに、この蔦屋書店も高級なアートブックがずらりと並び、ものすごくおしゃれ。夫は一周してつぶやいた。
「ふつうの本がない…」
こうして、おしゃれでアートな銀座デートは幕を閉じた。
おまけ
シネスイッチの手作りディスプレイ。もう一つ上映中のフランス映画もめちゃくちゃおしゃれだった。
観たい。観たいけど映画って、恐ろしいよね。
大学生の頃も、ロシア映画を観に行っては爆睡するという、意味のわからないことを繰り返していた私である。
Sweet+++ tea time
ayako
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