外国で一番の楽しみといえば、マーケット(市場)を散策すること!
タイのカオラックには、盛り上がっているエリアが二つある。一つがナントン地区で、もう一つがバンニャン地区。どっちも可愛い名前であるが、バンニャン地区には月水木土で開かれるマーケットがあるらしい…
「今日は水曜日・・・」
「バンニャンマーケット、行ってみよう!」
カラフルで賑やかなタイの市場訪問記である!
市場の前のおしゃれカフェに寄ったよ
おしゃれカフェには抗えない私である。
「市場が盛り上がるのは夕方からだし…」
「いろいろ言い訳して、すぐカフェに行こうとするんだから」
そうである。
トロピカルなジュースとスムージーを注文した。外国に来るとスイカジュースがたくさん飲めて嬉しい。
紫とグリーンのストローもかわいかったなぁ。カラフルな世界にどこまでも心踊る。
リラックスしたところで、バンニャンマーケットへいざ出陣!
バンニャンマーケットで閉まらないズボンを買った
バンニャンマーケットの門をくぐると、お土産や食べ物を雑多に並べた出店が、ずらりと軒を連ねていた。
マーケットは午後2時からオープンするが、盛り上がるのは夕方以降。日が暮れるにつれ観光客がどんどん増えてきた。
「きゃ〜!すごい楽しそうッ!」
「にぎやかだねぇ」
それにしても、市場というのは「なんとなく歩いているのが楽しい空間」であって、特に欲しいものがないのだから不思議である。
しばらく歩いていると同じような店ばかりで、中国の夜市もそうだけど、むしろ欲望は縮小するばかり・・・
すると夫が提案してきた。
「ayakoさん、明日のためのズボンでも買ったら?」
「たしかに…」
そう、翌日には象乗りのツアーが控えているのに、うっかり者の私は荷物にズボンを入れ忘れて来てしまったのだった。
そんなときは現地調達!お土産や服が一緒くたに売られている屋台を見つけ、「M」とかいてあるデニムの短パンを買ってみた。
バンニャンマーケット唯一の買い物となったこの短パンですが、ホテルに帰って履いてみたところ、全くエストが閉まらなかったんですね。
この旅行で最も忘れたい思い出の一つである。
屋台のバナナパンケーキを食べたら絶品だった
市場のはずれにある原っぱの前、小さなバナナパンケーキの屋台の周りに人だかりができていた。ものすごく甘い香りのする焼き菓子を、皆が幸せそうに食べているではないか。
影響の受けやすい私はもちろん列に並び、メープルシロップをかけたバナナパンケーキを注文した。
お店のおじさんが、手際よく焼いて切れ込みを入れてくれる。
(ワクワク)
(ドキドキ)
香ばしく焼けた焼き菓子の表面にフォークを入れる、緊張の瞬間。
めちゃくちゃ美味でした。
「バナナパンケーキ」という名称だったが、実際には焼いたバナナクレープといった感じである。美味しくないわけがないッ!
バンニャンマーケット内にもこの手のパンケーキがたくさん売っていたので、旅行で訪れた際にはとってもおすすめである。
日本でも食べれたらいいのになぁ。
バンニャン地区のカラフルな建物たち
最後にバンニャンマーケットの脇の通りを覗いてみたら、トランプの世界みたいな街並みが広がっていた!
観光客向けのおしゃれなお店が並ぶこの通りは、この後も何度も訪れることになる。
Bella Market
黒のストライプ模様が最高にキュートなスーパー「Bella Market」は、お店の中も煉瓦造りでおしゃれだった。
スーパーの中には喫茶コーナーもあったけど閉まっていた。たぶんオンシーズン(乾季)にはここも賑わうんだろうなぁ。
カラフルな建物たち
カラフルで変わった形の建物は、見ているだけで心踊る。雨が降っていても、買いたいものがなくても、ただ歩いているだけで旅は幸せ。
毎日の生活も、そんなふうに味わえたら最高だよね。
楽しい通りも発見できたカオラック旅行2日目、次はいよいよ晩ごはんのレストランへと向かう!
そう、また食べるのである。
タイのカオラック旅行記は第3話はおしまい。
▽第4話へとつづく▽
Sweet+++ tea time
ayako
こちらもどうぞ
▽カオラック旅行記第0話▽
▽カオラック旅行記第1話▽
▽カオラック旅行記第2話▽
▽エアアジアの話▽