お気に入りのブックカバーで思い出を振り返る。最近読んでいる本のこと

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ブックカバーって探してるとなかなか売ってなくて、可愛いのを見つけると一気にテンションが上がる。10代〜20代前半まで、いろんなブックカバーを集めていた。

今は断捨離を重ねて、3つだけが手元にある。今日はそのブックカバー達にまつわる思い出を振り返ってみよう。

 

レイモン・ペイネのブックカバー

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25歳の頃、母と一緒に軽井沢に旅行したときに買ったもの。初めて行った軽井沢。

タリアセンの中にあるペイネ美術館のミュージアムショップでこのブックカバーを見つけたときは感激だった。

レイモン・ペイネは大好きな画家で、中学生の頃、図書館で画集を借りてきては絵を真似して練習していたくらいだもの!(私のヘタウマな絵を思い浮かべて笑ってはいけない)

 

お気に入りポイント

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言うまでもなく、表紙にプリントされたペイネの絵!

このブックカバーと一緒に、また画集も買ってしまった。

『ペイネ・愛の本』

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栞の紐もなし、シンプルなブラック。イラストが映えて気に入っている。

 

このカバーで読んでる本

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『恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。』

角田光代さんの大好きなエッセイを、もう一度読み返したくなって買ってしまった。

タイトルも装丁の写真も、とにかく好きな一冊です。

 

星の王子様のブックカバー

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またまた、ミュージアムショプで出会ったもの。23歳の頃、会社の同期の女の子とふたりで行った箱根の、星の王子様ミュージアムで見つけたのだ。

直前までどこに行くか決めてない行き当たりばったり女子旅で、当日東京駅に集合して、けっきょく近場の箱根に落ち着くという…東北とか北海道に行くかもしれない!と力んで、上着まで持って行ったのに。(計画を立てよう)

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旅とブックカバー。初めて見る景色と、一緒に歩いた人。いろんな記憶がよみがえる。最近あんまり買わないようにしてるけど、こうやって振り返るってみるとお土産も案外いい。

 

お気に入りポイント

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星の王子様のイラストも最高に可愛いうえに、革製だということ!使っていくうちに馴染む感じ、やっぱり好きだ。

背表紙のところにも「La Petitt Prince」と刻印が。

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確か4,000円くらいして、3冊の中で一番奮発したブックカバー。すごくすごく迷ったんだけど、買ってよかったなぁ。

 

このカバーで読んでる本

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恋しくて - TEN SELECTED LOVE STORIES

成田空港で旅行前に衝動買いしてしまった。恋愛小説がたくさん詰まってる。村上春樹さんが訳していて、するする読んでしまう一冊。

 

Afternoon Tea のピンクレースのブックカバー

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最後のひとつは、私が一番初めに買ったブックカバー。

一番最初に買って、いまも一番気に入っている。

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びっくりするけどもう14年前、渋谷のアフターヌーンティーで買った。当時15歳だった私は、友達とふたりで渋谷とか表参道に遊びに行って、念願のブックカバーを見つけたのだった。

千葉県に住んでいた10代の私にとって「東京」は今よりもっと特別で輝いて見えたし、行ってみたい街もたくさんあった。

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このブックカバーに新しい本を包むとき、だから私は初めて渋谷を歩いた時の混雑や空気の悪さ、ごちゃごちゃとした街並み、何より、新しい何かに出会ったときの高揚感を思い出す。

一緒に行った中学の同級生も今はすっかり疎遠だけど、元気にやっているかなぁ。

 

お気に入りポイント

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色やデザインが大好きなのはもちろん、ビニール素材なのもポイント。お風呂でだらだら本を読むときはこれ。手触りも絶妙に良いんだ。

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15年前から、好みが変わってないことに驚く。おばあさんになるまで、使ってたりして!

 

このカバーで読んでる本

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『村上ラヂオ』(新潮文庫)

とうとう3冊目の「いま読んでる本」。いったい何冊同時に読んでるのって言われちゃいそうですが、同時進行、いつもである。あっち行ったりこっち行ったり。

みんな、ちゃんと1冊ずつ読んでるのかな?

*・*・*

 

迷いながら、ワクワクしながら、買い集めた愛しのブックカバー。

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モノだけじゃなく、思い出も楽しい時間も、買えたんだ。

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Sweet+++ tea time
ayako

 

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