四歳との絵本生活。大人になることはきっと自由に繋がる

子育て=終わらない散歩+狂気の絵本朗読

この方程式のもと四年ほど日々を送っている。6月末から記録的猛暑、そのうえ長男は夏風邪を繰り返しており(赤ちゃんも発熱)、先週まで平日ず〜っと家の中で過ごしていた。

それが何を意味するかといえば…?

子育て=狂気の絵本朗読(100%)

唐突だけど今読んでる絵本を紹介してみたい。というか自分の時間などというものは存在しないハードモードなここ最近、それが唯一の話題…

何十回、狂うほど読んでいる今週のラインナップである。(相変わらず絵本好きな四歳長男、一、二週間に一回は図書館で絵本を借りている)

四歳〇ヶ月の絵本記録

『たっぷどこへいく』

今週の一番人気な一冊。おもちゃのアヒルが旅をして、いろいろあったけど無事に安らげるおうちが見つかったよ、という話。

最後にゴムトロールという裸のゴム人形が出てくるんですが、そこで「はだかんぼうだねぇッ!」と大盛り上がり。基本、裸でテンション爆上がる四歳男子である。そういえば一時期はパンツ一枚でなかなか服を着てくれなかった。

絵本好きとか知的な雰囲気で始まったのにもうボロが出てしまった。

『あっぱれ!てるてる王子』

てるてる王子(てるてる坊主側)と台風側が戦って、いろいろあったけど無事に遠足の日の台風を吹き飛ばした話。

てるてる王子とその部下たちが全員裸なんですね(以下略)

『真昼の夢』

外国の絵本、騙し絵的なやつです。

大人が眺めても普通に面白いし、なんと言っても読む箇所が少ないのが最高である。(こういう本を一冊はいれないと自分の首を絞めることとなる)

『うみのメリーゴーランド』

www.fukuinkan.co.jp

海のメリーゴーランドを動かしてるおじさんが、昼寝するために家に帰るところで終わる。

これが長男的にはツボらしい。「おうち帰ってお昼寝しちゃったねぇッ!」とやたら嬉しげに説明してくる。

…いつでも、昼寝してくれていいんだよ…?

眠らない男子二人を乗せ、朝から晩まで回り続けてボロッボロのメリーゴーランドである。

www.fukuinkan.co.jp

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福音館書店の月刊誌、年少向けのを他にも三冊選んだ。薄くてテーマも多彩、間違いなく四歳の心を掴む最高のシリーズ。なんと言っても読む箇所が少ないのが最高である。(毎回選びたい)

『げんきをだしてね かえるくん』

真冬の本を真夏に借りた。なぜか?それは吟味して選ぶ時間がないからである。

絵本が大好きな長男は、図書館でも真新しい本を次々と手に取っては椅子に座って読み耽り…などということはもちろんなく、テンションMAXで走り回ろうとする。総じて油断ならない。夫が長男を追いかけ回し牽制している間に、私はベビーカーを押しつつ子どもの書架を高速移動、10冊程度選んだら自動貸出機に載せて秒で去るというまるでスポーツの試合なのだ。我が家の「図書館に行く」という行事は…

というわけで大人の本を選ぶ時間なんて皆無なので、また自分の読みたい本はネットで買う今日この頃…

ちなみにこの絵本は、カエルくんは冬寒くて弱ってたけど、友達にやさしくされて乗り越えて春が来てよかった〜という話である。

よかった〜。

『ローズとアイリス』

はい、私の好みです。

ゆえに長男の評価は★★★☆☆というところ?でも繰り返し持ってくるから嫌いではない模様。

ローズとアイリスという性格の異なる女の子が出会って友達になるだけの話を、とにかく美しく詩的に描いている。

アイリスは早寝早起き、ローズは遅寝遅起きなんだけど、後者を悪いこととして描写しないのがステキ。

はやねの アイリスは、
よなかのすんだ くうきも、
おんがくのように ひろがる
おつきさまの ひかりも
みたことは ありません。

そう、夜の美しさもあるし、夜更かしの愉しさもある。正しく、ではなく好きなように暮らすことこそ人生の醍醐味!

などと書いている深夜、これから夜泣き対応、明日の朝が怖い…(小心者)

『もしかしてオオカミ?!』

不人気。一回だけ読んだらもう持ってこなかった。言うまでもなくこの本が悪いわけではない、たまたま長男にハマらなかっただけ。

ちなみに選んだのは夫である。

(しかし『てるてる王子』を選んだのも夫であるからそのセンスはなかなか侮れない…)

毎日毎日、読んでいる

「しましまぐるぐる!にゃんにゃんワン!」から始まって、気づけばそこそこ長い物語を、ちゃんと楽しんでページをめくれるようになっている。

読める本が増えること、没頭できる世界が広がること。しんどいことはいろいろあっても、大人になることは自由に繋がる。日常の読書体験が、そんな希望のひとつになったらいい。

子育て真っ只中、自分の時間はゼロと書いたけど、厳密には限りなくゼロだけど私も自分の本を読んでいる。本だけは、どんな細切れの時間しかなくても開けば読め、閉じたら中断でき、音も出ないし電波もいらない。読んだ言葉で無限に考えることができる。

そんな読書日記も、また書きたい。

そう、こんなに動画全盛の時代だけど、YouTubeもインスタのリールも私にとっては見るのに気合がいる…ダラダラ読書がいちばん楽です…静かだしね。

でもYouTubeも興味は持っている!やってみたい!(次男が幼稚園に入ったら…)

Sweet+++ tea time
ayako

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