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楽寿園・小浜池の水位の秘密とカピバラに恋した話【三島旅行記2】

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源兵衛川を見てうなぎを食べて、私はふと立ち止まった。

「あれ、ここって三島だっけ?」

気づいたら、千葉にも東京にも似た道路を、汗だくになりながら無言で歩いている。国内旅行に大変よくある話である。

いえ、いいんですよ。千葉も東京も大好きですし。埼玉も群馬も大好きですし。いいですよね日本中で見られる平均的町並み万歳。でも、なんですよ。

三島まで、新幹線に乗って来ちゃったんですよね。

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「なんか観光したい」

貧乏な思考である。(予定を立てて旅行にいこう)

 

「楽寿園」という渋い名前の公園が現れた

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「か、観光地の匂いがする…!」

楽寿園、渋い。だがもちろん入りました。

入場料300円也。

この老人ホームのような名前の公園で、大興奮することになることを、このときの私はまだ知らない。

そう、彼らと運命の「再会」を果たすことも・・・・・

 

楽寿園の森を歩く、乙女心とは

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美しいもみじ。

グリーンもまたいい。

暑さが一瞬和らぐような緑の中を、ずんずんと歩く。

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ぐねぐねと木の根が張る土の道。

「期待してはいけない、300円なのだから」

私はそう言い聞かせ、何もなくても落胆しないよう、でも一つでも楽しいポイントがあったら盛大に喜べるよう心理的保険をかけながら、夫の後を粛々と歩いた。 (ポジティブシンキングはこうして作られるのだ…)

 

「水のない池」と「彼氏のいないクリスマス」とは

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「あ!小浜池だって」

そう、事前にネットで調べていた観光地に「小浜池」というのがあったことを思い出した。

美しい庭園には、美しい池。

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出典:http://mkankou.blog.fc2.com

そうそう、こんな感じ!

この写真は私が撮ったものではない。

三島観光協会スタッフブログ」という、2015年1月で更新が止っている頼もしいブログに載っていたものである。

うっとりするほど美しい写真!

ネットでみた小浜池を思い浮かべ、期待を胸に、森の中を進むと・・・

 

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現実は、いつも厳しい。

私たちはボウゼンと立ち尽くした。

「水が、ないではないか水が…」

水のない池。動物のいない動物園。彼氏のいないクリスマス。

この中で仲間外れはどれでしょう?

そんなクイズをやっている場合ではない。脳内劇場の幕を下ろし、私は現実を直視した。

近くに立てられた看板には、さりげなく、こう書かれていましたよね。

「近年では、平成23年9月21日〜12月5日、7年ぶりに満水になりました。」

 

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大丈夫。

大丈夫です。

「落ち込んでなんか、いませんよ…」

ポジティブシンキングの試練を乗り越え、私はまた歩き出した。

 

「楽寿園」が突然本気を出してきた

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子どもたちを乗せて走る小さな列車。レトロポップな色合いがかわいい、小さな遊園スペースである。

「観光地度が、高まってきました…!」

一人解説をしながら、黙々と進む。

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「ようこそ」

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「ようこそ」

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「ようこそ」

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こうしてayakoさん大興奮の午後は始まった。

 

カピバラさんたちの前に張り付いて過ごす

フェンス、GR、私の目。ずっと張り付いてカピバラ観察をした私がお送りする、カピバラ劇場をお楽しみください。

(第一ラウンド)

楽寿園には2匹のカピバラがいた。

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白。のんびり一人で過ごしたい。

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茶。いつも白のことを追いかけている。

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茶「僕もそっち行こう」
白「またやってきたわ…」

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白「ああ〜またくっついてきた」

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白「私、ひとりになりたいんだから」
茶「なんで行っちゃうんだよ…」

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白「またついてきたわ…」スタスタ

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茶「待ってくれ〜」

(第二ラウンド)

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かわいすぎます。くり抜かれた木の中に、安住のひとりスペースを見つけた白。

白「やっと落ち着けるわ」

だが、ほっとしたのも束の間…

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白「ウソでしょう…?」

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白「もうイヤ」スタスタ
茶「ウソだろう?」

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茶「そんな…一緒に入ろうと思ったのに」

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白「なかなかひとりになれないのよ…」(遠い目)

楽寿園、白カピバラのユウウツな日々は続く。

(完)

という感じで終始ふたりは追いかけっこをしていたんですが、でもまあ、なんだかんだ、仲良くやっていましたよ。

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茶の片思いとも言う。

ず〜っとカピバラを見ていたら雨が降ってきたので、屋根のあるところでエアホッケーを二回やって連続で負け、お祭りで食べるようなチープで美味しくはないかき氷(レモン味)を食べた。

旅行って、写真には映らない、どうでもいいところが記憶に残っていたりする。そしてそれが、理由もなく楽しい。なんか楽しい。

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夜は「楽寿の森ビアガーデン」を予約していたんだけど、この雨じゃそれも中止だね。

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「そろそろ、戻ろうか」

雨の中走って駅前のビジネスホテルに飛び込み、まだ午後3時であるのに私たちは爆睡した。

まさか、次目覚めたら夜なんて、知る由もなく。

それにしても、楽寿園は最高だった!たまらなかった!また行きたい!(老人ホームみたいな名前とか言って、300円だから期待しちゃいけないとか言って、小浜池に水が入ってないとか文句を言ってたのは誰でしょう?)

大好きな動物たちに囲まれて、カピバラ三昧!最高の三島旅行1日目が終わった。

 

おまけ:なぜ「再会」なのか

カピバラさんとの思い出を、このブログで綴るのは実は2回目なのである。

よく読んでくださっている読者の皆さんは、ご存知のとおり。

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sweeteatime.hatenablog.com

別府のカピバラさんも、かわいかったなぁ。

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誰にも追いかけられず、誰のことも追いかけず、自信満々で今日も立っている緑くんであった。

▽三島旅行記は第3話へと続く▽

三島スカイウォークを渡って、謎のお土産Kicoroを買ったよ【三島旅行記3】 - Sweet+++ tea time

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ayako