高崎旅行二日目は、高崎白衣大観音を見に行ってみました。
「まだ観光地があって良かった!」
「高崎の底力!」
この、やさしい秋空に抜ける、存在感ばっちりの観音様!
観光案内所で尋ねたら伊香保など勧められましたが、なんとかこのまま高崎で楽しみたい…
バスから見えてなんとなく降りてみた高崎白衣大観音、すごく素敵な場所でした!
高崎白衣大観音は高崎駅からバスで20分です
高崎駅西口から、巡回バスぐるりんに乗りましょう。
バス停から降りてすぐ、観光地感に舞い上がってしまった私。
「いい感じ!すごくいい感じだよッ」
「・・・・・」
興奮のあまり、バス停前の花壇の写真を撮りまくり悦に入る。大量の花の写真があるので、少しだけ載せさせてください。
寒くもなく暑くもない秋の空気に、空は高く紅葉はきれいで、とにかく最高の景色が広がっていたのです!
「最高だねぇ」
「旅行に来て良かったねぇ」
すぐに幸せになります。
「観音茶屋」の渋いテラス席でおしるこを食べたよ
「お茶、お茶しようッ!」
「・・・・・」
清々しい秋晴れの、紅葉でうつくしいた日の二日目。こんなところで「コーヒー」とか「おしるこ」の旗が揺れているのに無視して通れるでしょうか?
白衣大観音、目の前にそびえているのにとても遠い。
渋いテラス席が最高
お店の奥、ひだまりみたいなサンルームみたいな空間があり、こちらでもお茶やお食事がいただける。最高では?
かわいい招き猫に燦々とそそぐ心地よい秋の光。日当たりのいいおばあちゃんの家みたいだ…
外で飲む冷たいアイスコーヒーとアイスティー。
玉こんにゃくとおしるこまで…
「もう最高!ここで帰ってもいいくらいだよッ!」
「まあまあ落ち着いて」
白衣大観音を見に行こう。
参道の紅葉がうつくしくて感動したよ
だるまさんが並ぶお土産屋さん。
よくわからないものを眺めながらぶらぶら歩くのが楽しい。
池には鯉が泳いでいて、
赤い橋の手前から眺める紅葉はとにかく美しかった。
観音様のご胎内をのぼって、高崎の景色を眺めたよ
胎内拝観券を買いました。
「観音様の中に入れるんだよ」
「行ってみよう!」
さて、読者の皆さんはご存知のとおり、この旅行記は二年前のことを思い出しながら書いている。したがって観音様の中がどんなふうになっていたか、階段を上ったのだろうがそれが大変だったのかどうか、すべて忘れている。
写真によれば、上まで登って見えたのはこんな景色だったらしいことはわかるけど、
実際に覚えているのは一つだけ。
こうした景色は、観音様のからだにところどころ空いているこの穴から見えるわけなんですが、
この穴(=窓)の周りには、やたらたくさんテントウ虫がいたこと。
どうでもいい。
なぜくだらないことばかり記憶に残るのだ…
境内を散歩して忘れられないおみくじを引いたよ
「この景色!たまらないッ!」(無限に響く写真の音)
「・・・・・」
神社の境内って、どうしてこうも美しいんでしょう。
レトロかわいいベンチ。
光が降り注いで、木漏れ日がきれいで、たのしくて何枚も写真を撮ってしまった。
おみくじを引いたよ
「おみくじを引こう」
「そうしよう」
神社とかお寺でおみくじを引く。これだけでかなり楽しいし旅行に来た感が味わえる。いや実際旅行に来たんですが。
この日引いたこのおみくじが、忘れられないものとなった。
中吉だったんですが、もう中吉とか小吉とかそんなのはどうでもいいんですね。アドバイスがね、とんでもなく的を射ていたんですよ。
前進するとは無心のことだ
余計な心配をするよりも 今日 成すべここと 今 成すべことに全力を尽くすことが あなたに与えられた務めなのです
「これは…」
「ayakoさんのための言葉…」
余計な心配、毎日めっちゃしてるし、ソワソワして前進してない。
毎月いろんな雑誌の占いコーナーの「水瓶座」をチェックし一喜一憂しては秒で忘れる私ですが、このおみくじの言葉は、ことあるごとに見返している。
そう、今成すべきことに全力を尽くし、二年以上前の高崎旅行記第2話がようやくここに書き上がろうとしているのである…
まだまだお散歩できそうな道が続いていたけど、かわいい黒猫を愛でて、私たちはバスに乗ったのです。
▽高崎旅行記は第3話へつづく▽
Sweet+++ tea time
ayako
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▽高崎旅行記第1話▽