松山庭園美術館で猫とたわむれ、銚子電鉄に乗って興奮し、私たちは犬吠駅にあるステキな宿へとやってきた。
犬吠埼温泉ぎょうけい館の宿泊日記である!
目の前に海が広がる老舗宿に感激したよ
ぎょうけい館はこのとおり、銚子の海沿いに立っている。
創業は明治七年、伊藤博文、野口英世、岡倉天心、島崎藤村、国木田独歩…昔から著名人・文人が泊まった歴史があるらしい。
実はこの情報は今しがたホームページで知ったんだけど、心なしか私の記憶の中のぎょうけい館が美化されてきた。すごい宿に泊まった気がしてきました。
ざわざわと、波の音が聞こえる白い温泉宿。
左手には犬吠埼の白い灯台がまっすぐにそびえていて、海沿いを歩くとそのまま灯台にたどり着くのです。
円形に広がる美しいロビー
4月の銚子はけっこう冷えて、暖かい温泉宿に泊まれるのがとっても嬉しい。円形のロビーは一面窓に囲まれて、どこからも海が見えた。
憧れの和室へ
美しいロビーに、落ち着く和室…!(そしてお饅頭!)
ぎょうけい館は、大正元年、犬吠埼へ写生に訪れた高村光太郎が滞在していた宿でもある。高村光太郎と智恵子はここで再会し、運命的な恋に落ちた。そんなロマンチックな場所である。
であるが・・・
私たちの、楽しみは、ごはん!
旅館でいただく晩ごはんは最高です
久しぶりのお部屋食でした。
お造りと前菜。
銚子灯台キャベツの海鮮酒蒸し
出ました「灯台キャベツ」!(銚子はキャベツが有名だよ)
豚肉のあられ揚げ。この中にある、カマンベールチーズ揚げがチーズ好きの私たちにはたまらなかった。
鰆とろろ道明寺蒸し。
お皿がかわいい。
めかじきの煮付け。
抹茶ロールケーキとフルーツのデザート!
=DEBU
ちなみに、夫はこれに加えてごはんを三杯食べていました。
銚子の海で、朝日を見よう!
AM 4:45
翌朝、ロングスリーパーかつ夜型のayakoさんが、すでにホテルのロビーにいた。
誰もいない、薄暗いロビー。眠気まなこでGR(カメラ)片手に待機していた。隣には夫も半目で座っている。
AM 4:58
海は暗い。
ぎょうけい館は、翌日の日の出、日の入りの時刻を書いた紙を宿泊客に配ってくれる。そこには「4月23日の日の出 4:55」と書かれていた。3分過ぎているのに、この暗さ。
「明日の朝は曇りなのでもしかしたら厳しいかもしれません…」という中居さんの一言が思い返される。
AM 5:04
灯台の方向は、ちょっといい感じ!?
AM 5:07
うむ、地味である。
AM 5:12
あ、あ、もしかして…!?
AM 5:19
綺麗だけど、綺麗だけども…!
「もう朝だよ、ayakoさん、帰ろう」
いつの間にか朝になっていた。
冷え込む早朝の30分間、カメラ片手に10回以上出たり入ったりしていた私は、いつのどれが日の出か分からぬまま、朝を迎えた。
銚子の海で日の出を見た。
— ayako@Sweet tea time (@Sweettteatime) 2017年4月22日
寒くて凍えたけど、曇ってたけど、綺麗だったなぁ。 pic.twitter.com/pQdTiqCBjX
しかしツイッターでは充実感を出すことを忘れない。
早朝のお風呂上がりに飲む牛乳、いいねぇ pic.twitter.com/1YMR5MxzqY
— ayako@Sweet tea time (@Sweettteatime) 2017年4月22日
謎の写真撮影で冷えた体を、温泉で温めました。
やっぱり早起きは三文の徳だね。(もちろん二度寝しました)
まとめ
ぎょうけい館はとっても素敵なお宿でした。
朝ごはんも、かわいい籠に入っていて感激。
銚子はまた行きたいと思ってるので、次もぎょうけい館に泊まれたらいいな。(今度こそ、半熟卵みたいな日の出が見れますように!)
ほんとだね。
ちなみに今回のぎょうけい館も、やっぱり「じゃらん」で予約した。なぜか、帰りにお醤油のお土産までいただいてしまった…!(プランに入っていたのかな!?)一泊二日の素敵プランがいっぱいあります。
▽銚子旅行記第4話へつづく▽
Sweet+++ tea time
ayako
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▽銚子旅行記1▽
▽銚子旅行記2▽