ああ、なんと美しい広間!そして贅沢なモーニング・ビュッフェ!
朝食大好きな私が歓喜した、ベトナム・ニャチャン旅行での素晴らしい朝食の記録をご紹介しよう。
ハワイの高級ホテルでは日本のディナーのようなお値段であった朝食も、ホテル「サンライズ・ニャチャン」は宿泊プランに含まれていて、本当に幸せな日々であった。
緑と光あふれるテラス席が見える。
この朝の優しい光。
そして・・・ずらりと並ぶ美味しいお料理。
それも、毎日ラインナップが変わる素敵すぎるビュッフェなのだ。
植物のような面白い形をしたパン。
至福の朝食スタイルに、うっとりとする私。
そして、お肉を期待しつつ、ひたすら銀のフタを開けてゆく多忙な夫。
こんなふうに「食いしん坊」風に描写をするとあとで怒られてしまいそうだが、どうやら興奮していたのは夫だけではないようだ。
下の写真。
私の背後にいらっしゃる「黄色いワンピースの女性」も、ずいぶんと勢いがよさそう。
次のお皿に向かって走り出したい気持ちが表れた一枚だ。
こんな夢の朝食では、皆が張り切るのも納得であろう。
(※実際は、カメラのシャッター速度を遅く設定していたゆえの現象と思われる)
四泊五日の滞在だったので、4回の朝食をこの素敵な空間でいただいた。
綺麗に撮るべく奮闘した結果たちをご覧いただきたい。
一日目。
二日目。
ぼけてしまったが、なんとなく美味しそうな感じが伝わったら嬉しい野菜のカレー。
そして三日目。
ちなみに、四日目は写真を撮り忘れている。
「旅の興奮で初期の写真がやたらと多くなる」というありがちな現象である。
簡単に自分で整える朝ごはんも、こんな素敵なホテルのビュッフェも、質素でも豪華でもやっぱり朝食は大好きだ。
こんな豪華なビュッフェも素敵だし、ハワイに行ったときのように、自分で珈琲をいれて、ABCストアで買ってきたヨーグルトやドーナッツ、サンドイッチをバルコニーでのんびりといただくのも楽しい。
私たち夫婦は食べるのが大好きで、写真にはおさめていないが本当はもっとたくさんの料理をいただいた。
毎日味の違う「フォー」やいろいろな卵料理も作ってもらえる、まさに夢のような朝食ビュッフェであった。
ちなみに・・・
フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質"を高める秘訣~
タイトルと内容のギャップに思わずニヤリとしてしまうこちらの本、面白いエピソードが書かれていた。
多彩なごちそうが並ぶホテルのビュッフェ。
欲望の赴くままに盛り付けたりせず、敢えてヨーグルトだったかグラノーラ的なもので、無欲爽やかに朝を過ごしているフランス人の描写があった。
実にスタイリッシュだ。
上品に一皿だけでゆっくり外を眺め、
「今日はサラダだけでいいわ・・・」
なんて控えめで余裕あるリゾートの過ごし方は切に憧れる。
しかし現実は、先ほどの「黄色ワンピースの女性」を笑うことなどできない。
私も夫もせわしなくビュッフェコーナーとテーブルを行き来していたことをここに告白する。
みどり君からの心憎いご指摘で、ニャチャン旅行記第四話は終わり。
▽ニャチャン旅行記は第5話へと続く▽
Sweet+++ tea time
ayako