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ふつうのマンションが豪華レジデンスに変貌を遂げた日 / 旅に出て世界観は変わるのか?

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「旅に出て世界観が変わった!」という人と、「旅で世界観変わるとか笑っちゃう」派の人がいる。

そんな論争をほうほうと眺めるだけの冒険的世界旅行をしたこともない私であるが、昨年、衝撃的な体験をしてしまった。

旅によって、私の世界観は確実に変化した。いや、旅というよりホテルによって。

*・*・*

 

秋、夫とふたりで高崎に一泊旅行へと出かけた。そのときに泊まった某ビジネスホテルである。

駅近で温泉付き、セミダブルで一人4500円。最高。このホテルの空室を見つけて旅行を決めたといっても過言ではない。

意気揚々と部屋の鍵をあけ、ボウゼンと立ち尽くした我々。

驚くなかれ、この部屋9平米であった。

他の全国チェーンビジネスホテルを比較のために見てみると、だいたいダブルなら14平米以上ある。

「家は狭くても全然平気。大事なのはぬくもりだよね」と思っていた私は、単に限度を知らなかった。本当に狭い部屋というのは、とにかく居心地が悪い。通路をとおるのも精一杯、荷物を置く場所もない。部屋とほぼ同じ面積のベッドがどかーんと空間を占めている。髪を乾かすと、そのドライヤーの風がベッドの上でテレビを見ている夫に直撃する。「ぬくもり」はかなりあるが意味が違う。

想像以上の窮屈さに一晩で心が折れた我々であった。

*・*・*

 

帰りの電車で、「あのホテルの部屋は本当に狭かったね辛かったね」と夫と話し合っていたら、ふと自分のこれから帰る家のことが思い浮かんだ。

ものすごく楽しみであった。とんでもなく興奮してくる。

思えば我々が住むマンションは45平米。45!それはつまり、9×5=45!あの狭き部屋の5倍である。

「豪華レジデンスだ…!私って、豪華レジデンスに住んでたんだ…!」

にわか興奮しだす私と夫。だって昨日の5倍の広さの家に住んじゃってるわけである。出かける前に、ちゃんと掃除をしてお皿を洗って出てきたことを素晴らしく思った。自分と部屋が誇らしかった。ああ、一刻も早く帰りたい。

*・*・*

 

マンションのドアを開け、歓喜した。

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ああ、広い。圧倒的広さ。こんな贅沢な空間で暮らしていたんですかあなたは。泣けてくるではないか。

いつもなら旅行用の荷物を広げたまましばしソファでダラダラしたりするものだが、即座に荷物をしまい、あらためてその空間美にうっとりとした。気づけば別の部屋からも「ああ!広い!」と感嘆の声が聞こえる。夫である。

高崎の狭いホテルのおかげで、我々の部屋は普通のマンションから豪華レジデンスへと変貌を遂げた。

*・*・*

 

ああ幸せです神様、今日も45平米に感謝して、頑張って働きます。(でももうちょっと狭くて家賃の安いところはないかと、不動産物件もしょっちゅう目を通している私です。もしよければ、そちらもよろしくお願いします)

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お参りのとき、お願い事が多すぎて時間がかかる私である。

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