大好きな寺町、谷中。
大学生の頃、谷根千が舞台になっている小説『喋々喃々』を読んでから、とってもハマってしまった。
小説の中の街を、実際に歩けるなんて!
寺町の渋い雰囲気が大好きなんです
私の住んでいる深川が下町なら、こちらは寺町。
日暮里駅から、ゆうやけだんだんを降りて、谷中ぎんざへ。
町中に、古い瓦屋根のお寺の建物がたくさんあった。
いいよねぇ。私、渋い街が大好き。タワーマンションより、vintageマンション。もっといえばリノベーション古民家!最高!
(現実は普通のマンションである)
築60年の木造アパートを改築した「HAGISO」へ
もう何度目になるか分からない谷中散策、今日は古民家カフェのHAGISOさんにやってきた。
澄んだ秋の青空に、渋い黒壁と瓦屋根がよく映えて、それだけでもう、たまらない!
入り口のドアもおしゃれ。
「 CLOSED」なのはね、開店前から待っていたから。人気のカフェだからね。しっかり者のayakoさんですよ。
(ほんとに「 CLOSED」だったら泣いちゃうよ!)
前はけっこう真夏に来て、このオープンテラスのところでクリームソーダを飲んだんだ。あのグリーンに白いアイスクリーム、真っ赤なさくらんぼ、たまらないよねぇ。
萩荘の内装が素敵すぎるよ
綺麗な照明が、あたたかい木造の建物によく映える。ああ、いいよねぇ。
(なぜかこの一枚だけスクエア型で撮っていた)
パリのアパルトマンなんて築100年がザラだというのに、日本はものすごく古い建物がなかなか残ってなくて、寂しいなぁと思う。
地震もあるし湿度も高いし、全然違うんだろうけどね。
「HAGISO」も解体の危機に直面した建物だった
もともとは「萩荘」という愛称の木造アパート。
1955年、私が生まれるずっと前だけど、ここで生活していた人がいるんだなぁ。
2004年からは東京芸大のアトリエ兼シェアハウスとして使われていたけれど、2011年の東日本大震災をきっかけに、一時は解体が決まったそう。
建物がなんとなく「残った」んじゃなくて、「残した」人たちの努力がある。
HAGISOのランチ:キーマカレーを食べたよ
とっても面白い見た目だよねぇ。
名物っぽい!
あとでパンフレットを見たらイラストが載っていて、嬉しくなっちゃった。
サラダもカレーも、とっても美味しかったのでした。
HAGISOの二階には文鳥がいるよ
前来たときは、一階にいたような気もするなぁ。
ぷっくりとしたお腹のところが、大好き。
柔らかい光の中で、くつろいでいるふたり。
そうそう、私、HAGISOの二階にあがったときのこの光景がとても好き。
時間が合わなくて見られなかったけれど、2階には素敵なお店が入っていたよ。今度は開いてる時間にいけたらいいなぁ。
素敵な時間を、ありがとう。
久しぶりの谷中散策、やっぱり楽しかった!
谷中銀座の雰囲気もいい。
変わらないどころか、外国人観光客も増えて、前よりもっと賑わってる気がした。
いいねぇ。
好きな街が活気づいてるって、これほど嬉しいことはない。
△最後は和風のデザート
帰りに、日暮里繊維街で裏起毛のめちゃくちゃあったかいタイツ(200円)という掘り出し物に出会って大喜びしたことは内緒である。(庶民)
谷中お土産日記
恒例の誰得!?なお土産紹介です。
谷中の楽しい感じが、よみがえってきます。
お土産01。リトアニアの木製コースター
輸入雑貨のお店ラブディエンで買いました。紙袋に貼ってある丸いシールも可愛い。
大好きな鳥さんの、木のコースター。リトアニアで作っている物らしい。
行ったことないなぁ、どんな国かなぁ。
想像しながら、毎日楽しく使っている。(ayakoさんは燃費が良い)
お土産02。マミーズ谷中店のアップルパイ
今回初めて行ったお店。
たまたま通りかかったら、お店の外にも人だかり。中に入ったら、めろめろになっちゃうくらいのアップルパイのいい香りが!
ごちそうさまでした。
03。いろんなカードやパンフレットと思い出たち
もちろんノートに貼りましたよ!
この日は叔母のお誕生日お祝いを兼ねて、母と叔母と3人でお散歩したのでした。
たくさん笑って、楽しかったなぁ。
忘れないでいたいよね。
まだまだ行ってみたいお店がたくさんある!
私の大好きな、谷根千が舞台の小説。とってもおすすめです。
Sweet+++ tea time
ayako