唐突だけど、柿、好きですか?
前回に引き続き、フルーツに格付けをして恐縮だが長年、私の中で柿のランクは低かった。
自分で買うことはまずないし、なんかあのもったりとした甘さといい、ぬるっとした感触といい、どうしたらいいかよくわからない果物の一つだった。厳しいようだが現実問題として、秋の花形スイーツは梨や葡萄なのだ(完全なる偏見と独断)
しかし昨年気づいてしまった。
柿、サラダに入れると最高に美味しい。
柿とサワークリームのサラダ、とびきり美味しいので紹介したい
紹介も何も簡単なのですが、この三つがあればOK。
サラダ系野菜(苦味があると尚良い)
柿(熟してないのがおすすめ)
サワークリーム(クリームチーズでも)
オリーブオイル、白ワインビネガー、塩胡椒あたりで和える。甘めが好きな人はメープルシロップを足しても。
色合いもとっても綺麗で、秋のご褒美サラダになる。これが今年も楽しみすぎた!
去年はたしかクリームチーズで作ったんだけど、サワークリームだとほどよい酸味が柿の甘さと絶妙にマッチして、さらに好みだった…
私はサワークリームが大好きなので、いつもネットスーパーで注文して二つ常備している。でも普通は持ってない気がするので、水切りヨーグルトとかギリシアヨーグルトでもいいのかもしれない。
今年は手作り「ソフィーのドレッシング」でさらに手軽に楽しめた
ボンヌママンの可愛いジャム瓶に、手作りドレッシングを入れて常備している。
フルーツ系のサラダにもぴったりだったので、好きな野菜や果物を切るだけでこれをかければいいと思うと、季節のサラダがさらに身近になる。
このあいだ紹介した『パリのキッチンで四角いバゲットを焼きながら』。この本の中で紹介されていた超絶簡単ドレッシングレシピである。
この歳になってくれば、買ってきたものは味が濃すぎるし、とはいえ自分でちゃんと作るのは面倒。ドレッシングというものに対して、どうも落としどころがなく不満のようなものが合ったが、ソフィーのキッチンでそれが見事に解決された。
この部分、まさにわかるッ!という点だった。
買ってきたドレッシングは冷蔵庫で場所だけ取って、いまいち使いきれなかったり、味が好みでなかったり。プラスチック容器を毎回捨てるのも、なかなかに罪悪感だし…
毎回自分で適当に作ってたけど、それもやっぱり億劫ではあった。
最高に簡単なレシピ、え?こんなんでいいの?という保存スタイルに出会えて(ソフィーは大きなカフェオレボウルに入れていた)、大満足である。
ドレッシング、混ざってなくても、いいのです。
こんな感じで基本分離してるけど、気にせず軽くかき混ぜてかけるだけ。どんなサラダにも程よく合って美味しい。
お料理用とは別に、ちょっといいオリーブオイルとかビネガーを使ったらさらに美味しいドレッシングになるんだろうな〜と思いつつ、いたって普通レベルのものを使っている私です。それでもちゃんと美味しい。
柿のランクアップにより、秋の食卓にワクワクが一つプラスされた。
果物の美味しいいただき方、シンプルなドレッシングの作り方。ちょっと新しいことを知るだけで、楽しみが増えていくのが嬉しいね。
Sweet+++ tea time
ayako
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このあいだ紹介したエッセイ集。レシピも永久保存版だし、中のエピソードも繰り返し読み返したい!と思う一冊だった。
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