真夜中に愛するラムレーズンのドロップクッキーを焼いて心躍った話

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いつものことながら夜中にお菓子を焼いた。

究極に簡単なドロップクッキー。型抜きもなければ、アイスボックスクッキーのように筒型にして切る必要すらない。

生地をスプーンで掬って、落とすだけ。

それがもう、メロメロになってしまう美味しさで、好みど真ん中のラムレーズンクッキーを作ってしまった話を書きたい!

「3時間~ひと晩漬けておいたラムレーズン」という最初の難関

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ラムレーズンクッキーというからにはラムレーズンが必要なわけで、それは前もって準備しなければならない。だが全くもって簡単なのだ。

▽今回の素敵レシピ▽

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1 ラムレーズンを作る。ドライレーズンは熱湯をかけて水けをきり、ペーパータオルで水けを拭き取る。ラム酒と合わせて3時間~ひと晩おく。汁けがある場合はきる。

要するに、レーズンをラム酒に漬けておけばいい。

問題は、やる気になる3時間前〜1日前を見極める難しさである。

(これは「バター(常温に戻しておく)」の難しさと同じ問題を孕んでいる)

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いろいろあったけど、なんなら余裕でふた晩くらい漬けちゃったけど、無事にラムレーズン入りの生地を作ることができた。ああ、楽しみしかない…

私はラムレーズンが大好きである。アイスクリームの味でも一番好き。それが手作りクッキーとして、今夜、いつものキッチンで誕生しようとしているのである。

驚くほど簡単なドロップクッキーと、幸福なる深夜のお菓子作り

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ドロップクッキー、その名の通り、生地をスプーンで掬って、クッキングシートの上に落としていくだけ。

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落とした丸いかたまりを、スプーンで平らにする。

天板二枚分がオーブンへ

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あ〜〜〜〜楽しみすぎるッ!!!

と心の中では踊り狂っているが、あくまで冷静さを装って(誰に)、洗い物などをしつつ淡々と大人の顔をして過ごしている。が、さりげなくオーブンの中を1000回くらいは覗く。基本である。

覗きながら衝撃を受けた。

めちゃくちゃ膨らんでる

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焼き上がり

ドロップクッキーってそういえばオーブンの中でドロ〜ンと広がって固まるのである。

「天板にスプーンで5の1/10量ずつを5~6cm間隔で落とし」とレシピにさりげなく書いてあったのはそのためなのだ…(全力でくっついている)

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なにはともあれ完成〜!

天板の上でしっかり冷ましてから、いつものキルナーのクッキージャーへ。天板二枚分がちょうどよく収まるこのサイズ感よ。

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嬉しいね、嬉しいね。

生きるための壮大な目標とか役割とか、難しく考えることはいくらでもできるけど。このクッキーを明日から食べれる!という単純すぎる小さな希望だって同じくらい大事なんだ。

このクッキーを、この小説を、あの映画を、希望はもうどんな小さなものでもすくいとって、手のひらで大事に育てなくちゃね。

こんなに自分好みのクッキーが、簡単に家で焼けちゃうなんて

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味見してね、もう感動しちゃった。

焼きたても、冷めてからも、翌朝も、数日後も、とにかく夢のようにおいしい。私の好みど真ん中のしっとりラムレーズンクッキー!

ケーキ類は食べない男たちにも、このクッキーは人気だった。

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お菓子作りの漫画を読みつつ、焼いたばかりのお菓子をを頬張る至福のミルクティータイム。

もちろんとっくの昔に食べ終わっちゃったんだけど、また焼きたい〜!

今日のレシピ

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こちらの後半で紹介されている「ラムレーズンのクッキー」です。

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お菓子研究家・高石紀子さんの著書『365日のクッキー』に掲載されているレシピだそう。他のクッキーもぜったいにおいしいので、本も買っていろいろ作ってみる!

365日のクッキー

365日のクッキー

  • 作者:高石 紀子
  • 発売日: 2017/10/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

ちなみに愛用しているクッキージャーはこれだよ。

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最近パンも焼き始めたし、お店の刺繍も夜な夜な進めていて、とにかく何かを作り続けている。楽しい。

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Sweet+++ tea time
ayako

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