コロナによって、人に会うということは一大イベントになった。
先々週、義父母が遊びに来てくれた。都内に住んでるのに実に四ヶ月ぶりである。
張り切りすぎた私は、60代と70代である二人に、高カロリーアメリカンなド派手おやつを夜な夜な大量生産してしまった。
そんな週末日記だよ〜(次回はもっとヘルシーなの作るよ〜)
眠れなかった土曜朝の、突発的ブルーベリーマフィン作り
金曜日の夜、めずらしく寝かしつけで22時に寝落ちしてしまい、2時に目覚めてから眠れなかった。
明け方、眠るのを諦め布団から抜け出した私はブログを書き、早朝のおやつを作りを開始した。ayakoさんの二大趣味である。
ブルーベリーマフィンは前にも焼いたけど、今度はオーブン付属のレシピブックを試してみたい!バター入り。
▽前に作ったのはバターなし▽
冷凍ブルーベリーをたっぷり入れる。レシピのお砂糖が多すぎる気がしたので30gも減らした。とにかく甘いのは怖い。
オーブンに入れて25分…
ブルーベリーマフィンの可愛さは異常。
▽愛用の型はこれ▽
パール金属 マフィン型 プレート 6個取り ハイクリーンコート EEスイーツ D-4838
- メディア: ホーム&キッチン
ヒロカ産業 耐熱カップ ホワイト 9号 おかずカップ 250枚入
- メディア: ホーム&キッチン
さて、この後が本題である。
かわいいお菓子を焼いてかわいい器にのせる。これが至福の瞬間であることはもう何度も書いている。
和風の食器だけど、おやつを乗せてもかわいいなぁ(究極の自己満足)
▽このお皿だよ▽
夫はラーメン二郎を食べにでかけたので、元気すぎる二歳男子とのティータイム。
さて、王子はマフィンを食べないので好物のスコーンを解凍して出してあげたら、なんとスコーンも突然食べなくなったので私が代わりに食べてお腹いっぱいになり、けっきょく焼きたてマフィンを食べることなくお茶時間は終了した。
なんでもないことのようであるが、実に象徴的な出来事である。
そう、子育てはいつだってこんな調子。突発的イヤイヤと予期せぬ残り物との戦い…
寛大な心と巨大な胃袋が求められる。
「& Premium」に載っていた憧れのバタークッキーを作った
ちょっと前の休日に、清澄白河のオーガニック青果店「野菜のちから」で手に入れてしまったんですね。念願の発酵バター。
「& Premium」のおやつの時間特集号に載っていた、こんがりと美しいバタークッキー。短い説明のみのレシピだけど、なんとか作ってみたい…!
▽永久保存版のムックだよ▽
& Premium特別編集 おやつの時間。 (マガジンハウスムック &Premium)
- 発売日: 2020/02/06
- メディア: ムック
二種類のバターに二種類のお砂糖、バニラオイル、材料を着々と準備してこの日を迎えた。
生地をつくる。楽しみしかない。
このレシピは冷蔵庫で2〜3時間寝かせるという工程があるので、休日でないと作れない一大クッキー作りなのである。
仕上げた生地を冷蔵庫に入れ、睡魔でぶっ倒れ王子と昼寝し、そのあとは怒涛の夕飯お風呂寝かしつけ…
気づいたら真夜中であった。
5時間以上、冷蔵庫の中に入れっぱなしだったカッチコッチの生地を、叩いて叩いてなんとか広げ、力づくで型を抜く。
翌朝、腕の筋肉痛に苦しむことになることをこのときの私はまだ知らない。睡魔と闘いながらいったい何をやっているのか。
完成〜!!!あれ!?!?!?
雑誌の写真と違いすぎて笑う。
いや、型も違うし、オーブンの大きさ的にクッキーも分厚くなってしまうのは仕方ないとしても、あまりにもイビツ…
何はともあれ土曜日の深夜、東京下町の古マンションの一室で、40枚の巨大バタークッキーが焼き上がった。クッキーというよりもはや、小さなパンのような雰囲気であるが…
真夜中のマフィンおめかし編
早朝に焼いたマフィンである。
明日はいよいよ義父母もくるし、ここはもう一手間加えちゃおう!!!と盛り上がり、レシピに載っていたクリームチーズがけに挑戦。
常温に戻したクリームチーズに牛乳とお砂糖を加えて混ぜたやつをかけた。
おぞましい。欧米のとんでもなくダイナミックでど甘いお菓子の予感しかない…
うな重とアメリカンお菓子パーティーな日曜日
というわけで迎えた日曜日。
品川からはるばる義父母が来てくれます。
お菓子はド派手になりましたが、部屋も片付けて準備は万端。
さあ、王子も絵本を読んで知的な雰囲気をビシバシ出していこう。
夫が注文していた美味しい鰻のテイクアウトも到着。私はわさび菜でサラダだけ作った。
手作りの赤しそジュースとど派手なおやつ。おいしいと褒めてくれるのみならず有り余るクッキーをちょっとお土産に持って帰ってくれた。お義母さんお義父さん優しすぎる!!!
ちなみに王子は、知的な雰囲気を醸すどころか興奮してゴリラの如く大暴れしていた。
(完)
おまけ話1
残り物のロールキャベツに生クリームを投入したら異常なおいしさ…
この特徴的なお皿はベルギーBOCHのヴィンテージ。
▽ここで買ったよ▽
BOCHや北欧のすてきな食器がいろいろ並んでて、ちょくちょく見に行ってしまう…(沼)
おまけ話2
お皿を愛する副次効果として、ここ最近キッチンがいつも綺麗である。
食器棚を整理しステキな器を集め始めたことで、「愛する皿たちが水に濡れたまま放置されてるなんて耐えられないッ!」という気持ちからめちゃくちゃ小まめにお皿洗いする人間に生まれ変わってしまった。
— ayako | 刺繍して書くひと (@Sweettteatime) 2020年7月7日
ちなみに洗ったらすぐに拭き、棚に並べて悦に入っているのでキッチンがいつも綺麗。皿の魔力よ…
めずらしく役立つ話
たまに他のレシピで作ると気づくことなんですが、私が持っているお菓子の本2冊は、とんでもなく優れている…
失敗しないし、甘さがちょうどよい(一般のレシピだと、お砂糖をかなり減らしても私にとってはまだ甘い…)
- 作者:星谷 菜々
- 発売日: 2016/09/30
- メディア: 大型本
- 作者:高吉 洋江
- 発売日: 2016/11/25
- メディア: 大型本
お菓子作りがこんなにも楽しく続けられているのは、最初に出会ったこの二冊のおかげだわ…とにかく失敗がないしおすすめだよ〜!
いつも後になってから、気づくことなんだよね。
Sweet+++ tea time
ayako
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