人生二回目の春を、満喫中。
基本はおうちで過ごしているけれど、体力と好奇心いっぱいの一歳男子の成長には外遊びも欠かせない…人が少ない公園探して西へ東への日々でもある。
今日は久しぶりに、王子と外を歩いたときの写真日記を書いてみたい。
桜並木が残る大横川をわたり、猿江公園へ
公園に向かう途中の、川沿いの風景。
もうすっかり葉桜という時期だったけど、ここはまだ桃色がいっぱい。わあっと足を止めたら、王子が見ているのはこちらであった。
桜並木よりクレーン車。
私も気づけばコンクリートミキサー車とかゴミ収集車が通るたびにテンションが爆上がりする女になった。
とある平日の猿江恩賜公園、どのくらい空いているかというと
このくらい空いている。
午前中に外遊びをする子が多いかなと思い、あえてお昼時に行ったり。あとは念のため、遊具のない散歩するだけの公園を選んで出かけたり。
ふつうの都立公園の一角だけど、彼にとっては「森」なんだろうなぁ。
ただ歩いてるだけなんだけど、彼にとっては「探検」なんだろうなぁ。
何をしているか、といえばただ純粋に歩いているだけである
すっかり葉桜になった並木道を歩いたり、
「ぽっぽ」を追いかけたり、
クローバーを取り合ったり。
こんなに可愛いのに奪って捨てられました(彼は枯葉が好きらしい)
近いけど遠い、公園のチューリップという存在について
花壇のチューリップ可愛い!と思っている私と、その向こうのトラックに夢中な一歳児。
二色が入った花びらが、とても綺麗だったなぁ。
チューリップ畑に近づきたい
猿江公園には何気に小さなチューリップ畑がある、それは知っていた。しかもこの時期はチューリップが見頃、それも知っていた。
だが近づけない。鳩と車にチューリップが勝てる気配がない。
王子が疲れ、鳩と車に飽き、「ダッコ!」と両手をあげる瞬間まで、待つこと数十分…
人生二回目の春と、初めての本物チューリップ
チューリップ、存在としては知ってたんですね。
これがチュリップだよ、と教えたら「チューップ!チューップ!」と言いながら眺めていた。
植物も動物も、絵本の中と現実の世界を、ゆっくりと一致させながら日々を過ごす。その過程がとても愛おしい。
大変な日々だからこそ、こうして季節を感じられる瞬間が、心に染みるね。
オレンジと白
せっかくだから、いろんなチューリップ写真をちょっと載せてみる。
ビタミンカラー、元気出る…
ピンクと白
チューリップ、上から撮るのも好きだ…
興味津々で、そっと花びらに触れる王子。
ツイードの生地みたいなチューリップ
こんなの初めて見たなぁ。
ツイードのジャケットを切り抜いて作ったみたい。32歳になっても、初めてがいろいろある。
何もかもが初めての小さきひとと、一緒に眺めた。
そんな感じの、短いお散歩日記。
おでかけというおでかけは、遠い宇宙の話になってしまったけれど、だからこそ忘れられない無数の小さな光景たちを、大事にしたいね。
おまけの一枚
帰り道、雑多な街中の、落書きされた石の花壇から、こんなにも可憐なチューリップが三色並んでいたの、心打たれてしまった。
植えて、育ててくれた誰かの、長くて静かな愛を感じる。
マスクをして一歳児とふたり、なるべく人の少ない公園に行く、淡々とした日々
— ayako | 刺繍して書くひと (@Sweettteatime) 2020年4月16日
それでもたまに、誰かの気配を感じて嬉しくなるね pic.twitter.com/t178ibXICE
気づける自分でいたいなぁ。
Sweet+++ tea time
ayako
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