髪を切りついでに、千葉の実家に一泊してきました。(私は地元の美容室に14歳からもう15年も通っている…)
なんだかんだ東京では、毎日オンラインショップの仕事をしたりブログを書いたりで、けっこう忙しい日々だったりする(当社比)。毎日時間が足りない気持ちで、すっかり夜型生活だしなぁ。
だから千葉ののんびりした風景を歩いたり、一日だけでも母と同じ朝方生活になったりして、心がすごく軽くなってしまった。
今朝は7時過ぎに起きて、母と歩いて近所のパン屋さんに行った。
その途中にある畑の、トマト!
千葉県は広いけど、私の実家があるところは東京に近い方ではある。大学も自宅から通ってたしね。でもこうして歩いてみると、
なんかすごい田舎でビックリする!
見えづらいんですが、栗の木もあった。まだ緑色のイガイガが可愛い。これから秋になるとぽたぽた落ちるんだろうなぁ。
ここでは蝉の声が一斉に響いて、夏の色が濃いんだと思った。
東京下町では蝉の声も全然聞こえなくて、なんだか不思議な感じだ。蝉はどこに行ったんだろうねと、夫と言い合う日々である。まあ、昼間はこもって作業しているから、気づかないだけなんだろうけどね。
オレンジ色の可愛い屋根のパン屋さんで、いろんなパンを眺めてお土産も買う。とても楽しい。たまごサンドを外のテーブルで母と食べる。とても楽しい!(しかもイートインはコーヒーが無料なのです)
外で食べるごはんって、なんでこんなにワクワクするんだろう?今は暑さが厳しいけど、朝ごはんピクニックならできるよなぁ。
もうとっくに終わったと思っていた紫陽花が、ちょっとシャビーな感じの紫色で咲いていた。自然の中の、アンティークな色彩に目を見張る。
お昼は歩いてケーキ屋さんのランチへ。
夏のメニューに「大人のお子様ランチ」が入っていて、可愛いので注文してみた。
タコさんウインナーに、カニさんごはん!かわいいなぁ!
このお店で偶然、小学校のころいつも一緒に遊んでいた幼馴染のお友達に会った。嬉しくて嬉しくて一緒に写真を撮ってもらった。正確には妹の同級生なんですが、本当によく三人で遊んだのです。
今の実家のある街に私は高校3年に引っ越してきて、彼女もずっと前に別の街に引っ越していたので、このケーキ屋さんで会えたのは、本当に奇跡みたいな偶然で。
前回会った時は、数ヶ月前、お母さんが亡くなったときのお通夜だった。10年ぶりに再会した私たちは喪服で、妹と三人で泣いてしまった。
とっても素敵なスイーツを作る彼女は、今月末、幕張にケーキ屋さんを開く予定だと教えてくれた。悲しみの中、前に進んでいるんだなぁと、胸が熱くなってしまった。
この夏、母と妹と3人で、ぜったいケーキ屋さんに行こうと思う。
くじ引きで何か当たった記憶もなし、電車の扉が目の前で閉まっただけで「なんてツイてないんだ!」と簡単に落胆する私だけど、今日、このタイミングで大事な友達に会えたこと、めちゃくちゃツイてるよなぁと思う。神様に感謝しかない。
まっすぐに咲いていた向日葵。
宝くじに当たるより、ずっと嬉しい再会があるよね。
髪の毛もばっさり切って、爽やかな気持ちです。
Sweet+++ tea time
ayako
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