駅ビルのお花屋さんで、ミニブーケを買った。
1,000円ちょっと、自宅用なので、そっけないクラフト紙にさっと巻いてもらう。
いつもはスーパーに売っているお徳用の切り花だったので、お花屋さんで買うなんて、なんだか贅沢で新しい感じがする。ブーケといえば誰かへのお祝いとかプレゼントのイメージだけど、たまには自宅用もいいものだなぁ。
一日の暑さと疲れが折り重なる夜の地下鉄で、紙袋に入ったお花をひとり覗き込む。なんでもないクラフト紙のペーパーバッグの中に、こんなにカラフルな宝物を隠し持っているなんて!幸せ気分になる。
そういえばロシアのウラジオストクには24時間営業のお花屋さんが町中にあった。真夜中に煌々と明かりを放ち生花を売っている。すごく不思議な光景だった。日本だったら24時間営業といえばコンビニなのに。買う人がいるんだろうか?
でも、真夜中でも早朝でも、ふらっと花を買うって、めちゃくちゃ素敵な生活だ。
5月の終わり、恵比寿にある雑貨屋さん「THE HARVEST KITCHEN GENERAL STORE」で、イタリアのヴィンテージの小瓶を買った。(真ん中に並んでいる、淡い水色のキャップの瓶である)
すごくお気に入りで、何に使おうかとワクワクしていた。
ティーバッグを入れてもいいけど、何かもっとしっくりくる用途が見つかるかもしれないしなぁ、とキッチンの上で手持ち無沙汰な小瓶だった。
夜、家に帰ってすぐに、ブーケを解いた。ミニブーケだったので、あの日に買ったイタリアの小瓶が、ぴったりだった。
花瓶になることが決まったヴィンテージの瓶のキャップを開け、水道水を注ぎ、買ってきたばかりのお花を入れる。
いつもは帰宅後すぐにiPhoneを見ちゃう私でも、お花を買って帰ってきた日は、手を洗うよりまず先に、花瓶を準備して、季節の輝きを眺めてうっとりする。夜の時間が、ちょっとゆっくりになる。
次の日の朝に撮った一枚。
起きた瞬間、とんでもなく心踊ったなぁ!
今日の紅茶
今日の紅茶はルピシアのマスカットティー!
私はカフェインが苦手なので、今回もデカフェである。特殊な技術でカフェインを抜いた紅茶なのだ。
マスカットだし、夏だし。ということでアイスティーにして飲むことに。
熱湯を注いで2〜3分蒸らし…
氷いっぱいんのグラスに注ぐ瞬間の楽しさといったら!
オンザロック方式というらしい。まあ、私は水出しでアイスティーを作るような計画性がないだけなんだけどね。
甘くみずみずしい香りがいっぱいの、爽やかなマスカットティー!
大好きなスイカと一緒に。う〜ん、幸せすぎる、夏のティータイムだった。
そうそう、落ち込んだときにも、お花と紅茶。どっちも大事に、味わいたいよね。
Sweet+++ tea time
ayako
今日の紅茶
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