「食事制限、運動いっさいナシ!毎朝、手帳に体重を記録するだけで自然と痩せていました〜」
そんなイメージだったんですね、2017年1月の時点では。毎朝、体重計に乗って手帳に数字を記録しながら、ブログの書き出しまで妄想していたほどである。
とりあえず記録してるだけで、なんとなく減っていく。そういうものだよね、体重って。
こうして、勘違い進行中の私は鼻歌を歌いながら「記録するだけダイエット」を開始した。
1月6日の悲劇
まずはことの発端をお話しましょう。
2017年明けて、最初の勇気を出した。新年、初勇気。数ヶ月ほどご無沙汰してた体重計に乗ってみたのである。
ちなみに私は身長157cmで、体重はだいたい42キロ前後。
常に恐怖はあったんですよ。まあ夫のせいにするのはイケマセンが、食いしん坊の夫と暮らしてから食生活は狂っていたので(夫のせいにする)
で、乗りました。
50.85
えっと、一番最初の数字が変わってる…!
そう思いました。見間違いかなと思いました。体重計壊れてるかな?とも。
まあ、残念ながら、こういうときに体重計が壊れているという可能性はまず0%である。片思いの異性からメールが返ってこないときに、メール届かなかった?とかまさか事故にあった?と思いたいけどその可能性がほぼ0%であるように。
「記録するだけダイエット」の理論
意識に働きかけるわけです。
毎日、現実の体重を把握することで、「今日は夕飯少なめにしよう〜」とか「昨日外食だからちょっと響いてるな」とか「明日は歩いて駅まで行こう」とか調節しようとする意識が働く。結果として、自然と体重が落ちていく。
ただそれは、意識高い人の理論であった。
意識低い人の場合
「お、少し痩せたな」
「昨日食べ過ぎちゃったもんな」
「今日こそ調節しなきゃ」
「ああ、またこの体重か」
「いつものやつね」
こんな感じで、非常事態宣言を発していた体重と、だんだん親しくなってくるから不思議である。
「いや〜最初は苦手だと思ってたんだけどさ、毎朝顔合わせてるうちに慣れてきたっていうか…うん、悪い人じゃないんだよねぇ」
気づいたら「職場の苦手だった人」みたいな間柄になっていた。最初の葛藤はどこへやら、落ち着き始めていたのである。(こうして人生は進む)
2ヶ月後の体重はいかに?
まあ、ごちゃごちゃ言ってないで、手帳をご覧いただきましょう。
2017年1月6日 50.85kg
2017年2月28日 49.95kg
グラフにすると、まったく減少の気配がないことがよく分かる。
むしろまた上昇しそう
目標の42kg線がはるか下に見える。これを赤道とすると、私の体重は北緯65度あたりの地域である。寒い。ひどく寒い。赤道に近づくのだ。まずは温帯を目指さねば…
スポーツウェアを買いに行きました
形から入る女です。
豊洲ららぽーとのスポーツ用品店で、大きなクマと記念撮影。
ナイキの靴と、プーマのジャージ上下を揃えました!
さあ、2ヶ月経ってようやく、面倒な運動をする気になった私である。痩せるのか?ジャージは似合うのか?(どうでもいい)
ブログで体重を公開することで、今度こそ確実に痩せるはずだと踏んでいる。ムフフ…
おまけ
3月3日は、結婚記念日でした。3年間、愛とともに脂肪を育ててきました。
深夜の苺のショートケーキ、美味しくいただきました。
▽奮闘記第3話へとつづく▽
ダイエット奮闘記はこちらからどうぞ。
Sweet+++ tea time
ayako
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▽ダイエット奮闘記第1話▽
▽形から入る女▽