泥温泉に入ってみたよ!マッドスパ「I RESORT」訪問記 / ベトナム・ニャチャン旅行記10

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ニャチャン旅行4日目の朝。

ツアーなどの予定もなく、1日暇な私たち。サンライズニャチャンのモーニングをたらふく食べたあと、我に帰る。

f:id:sweeteatime:20160824112901j:plain「やることがないね」

f:id:sweeteatime:20160824112908j:plain「そうだ、泥温泉に行ってみようよ」

f:id:sweeteatime:20160824112901j:plain「そうしよう!」

というわけで、ニャチャンで有名な「泥温泉」に入りに行くことにした。

ニャチャンには2つのマッドスパがある!

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ニャチャンで有名なマッドスパ(泥温泉)には、「タップバー(Thap Ba)」と「アイリゾート(I Resort)」の2箇所がある。他にもあるかもしれないけど、まず有名なのはこの二つ。

どうやら「アイリゾート」の方が豪華(?)らしいので、皆さんご存知のとおりのセレブなayakoさんは当然こちらを選んだわけである。(昨日、スーパーで10円安い納豆を選びました)

f:id:sweeteatime:20160824112901j:plain「アイリゾートへGO!」

f:id:sweeteatime:20160824112908j:plain「ゴー!」

ホテルからタクシーでアイリゾートスパへ。そんなに遠くなかったと思う。大変正確で有益な旅行情報である。

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アイリゾート到着。

ベトナム語、英語、ロシア語の順番で入り口を示してくれる。ロシア人観光客の多いニャチャンならではですね。

アイリゾートはとにかく綺麗でした…!

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光があふれ、そこらじゅうに花が咲き乱れる。

ヨークレットビーチに続き、こちらも楽園度指数120%なのである。

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 どんな空間が広がっているんだろう。

マッサージ付きの個室を選んでみました

外で各国観光客みんなで泥温泉に入るのも面白そうだったのだが、日焼けを恐れた私は個室にこだわった。

前日、炎天下のヨークレットビーチで爆睡していたのだから、もう日焼けなんて諦めればいいのにそうはいかないのが乙女というものである。

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個室へと案内してくれる係の方が、写真を撮ってくれました。二人ともすでに真っ黒である。(ちなみに今年の夏も東京をうろついているだけなのに私の肌は真っ黒である。)

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美しすぎる中庭を抜けて、

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車に乗って個室へと連れて行ってもらいます。

f:id:sweeteatime:20160824112901j:plain「どんなお部屋かなぁ…」

f:id:sweeteatime:20160824112908j:plain「楽しみだねぇ!」

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その道が、もうあまりにも美しすぎて息を呑む。緑も花の色も濃くて色彩がずっしりと来る。

やっぱり南国っていい。冬より夏がいい。寒いより暑い方がいい。ロシア大好きだけど、やっぱり住むならこっちがいいなぁ。

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どこまでも綺麗な道をとおり、到着しました。

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私たちが数時間を過ごす個室である。

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ayakoさん大興奮。

マッドスパ「アイリゾート」の個室はこんな感じです

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さっそく中に入ってみよう。

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美しすぎる。

マッサージ付きのプランのためベッドが用意されている。私は無類のくすぐったがりであるため、不安が立ち込める。

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シャワールーム。最後はここで体を洗った。

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一度も使わなかったけど、バルコニー的な場所。

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ここに泥温泉が入った浴槽があります。

f:id:sweeteatime:20160824112901j:plain「いよいよだね…」

f:id:sweeteatime:20160824112908j:plain「泥風呂ドキドキ」

泥温泉→プール→薬草風呂のコースです

半日、泥風呂につかりながらダラダラしていい、というわけではない。まるで学校の時間割のごとくやることが細かく決まっているのだ。

では、順番に行ってみよう!

1。憧れの泥温泉に20分入ります

「え? たったの20分だけ!?」と思ったあなた、私も今思った。

だがそうなのである。

とにかく係の方の言う通り、用意されている水着に着替えて泥風呂へ。

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ayakoさんの入浴姿を、ちょっと披露しましょう。

 

 

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「気持ちいい〜」

もちろん猫である。

初めての泥風呂体験。もっと気持ち悪い感じかと思っていたが、さらさらとしてすごく心地よかった。また入ってみたい。

2。40分くらい屋外の温水プールで泳ぎます

20分経過すると、係の人が教えてくれる。軽くシャワーを浴びて泥を落としてから屋外のプールへと向かう。 

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f:id:sweeteatime:20160824112908j:plain「あれかな!?」

f:id:sweeteatime:20160824112901j:plain「きっとそうだ…入ろう!」

外に出て、わりとすぐに現れたプールに飛び込もうとするも、係の方から「あっちあっち!」ともうちょい遠くを示される。

どうやらここじゃないらしい。

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炎天下の中、花咲き乱れる美しい道を、水着でちょこちょこ歩いていく。

そうしてたどり着いたプールは、

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広かった。

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そして誰もいなかった。

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40分は長かった。

日焼けを恐れてのVIP個室コース選択であったが、基本的にここで丸焼けになることとなる。

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アザラシちゃんも日焼け。

3。最後は薬草風呂に入ります

40分が経過する頃、係の方がプールに呼びに来てくれ、個室に戻る。すると、さっきまで泥風呂が入っていた浴槽に、薬湯が入ってました。

ということで、

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こうなったわけです。

(1番の泥風呂のときと、お湯の色を変えている。ayakoさんの涙ぐましい細やかな画力に感動しよう)

マッサージを受けたら、悩みがほぐれて消えました

最後は私の苦手なマッサージタイム。

いや、ほんとに苦手なんですね。くすぐったいから。

独身時代はもちろん一度たりとも行ったことないのであるが、夫は大のマッサージ好き。旅先では必ず行きたがるため、ハワイ、台湾、ベトナムと、私もマッサージ体験をした。

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それで知ったのであるが、マッサージを受けるとき、ベッドはちゃんと穴が空いている。

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ここに顔を置いて、下を向いている時も息ができるという仕組みなわけである。

ちなみに、「ただずっと床を見ているのも味気ないであろう」という心遣いのもと、

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なんと穴の下側にはお花が置いてあった。

アイリゾートの、愛あふれるおもてなしである。

さて、穴に置いている顔、下から見るとこんな感じだろう。

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私は毎度マッサージが始まると本当にくすぐったくて死ぬ思いをしているので、最初は緊張している。

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そしてマッサージがスタートすると、

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こうなる。

もはやベッドの下から見ているというより、単に丸顔の人である。

笑いが止まらず、身をよじり、どの国でも「ダイジョブデスカ〜!?」みたいなことを言われる。もちろん大丈夫ではない。

悩みはこめかみの中に入っていた

思えば1年前のこの頃、私は何か悩みを抱えていた。今となっては何のことだかも覚えていなくらいだが、当時は悩んでいたらしい。

だが頭のマッサージでこめかみを押されたときに思ったのだ。

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「ここに悩みが入っている!」

ふつう一般に、「悩みが解決する」というのは、何か悩みの原因が取り除かれたり具体的解決策が見つかって起こるものだろう。

だが私は感じたのだ。物理的に、悩みがココ(こめかみ)に入っていると。

それをマッサージ師の手によってほぐされ、私の悩みは消えたのだ。まるでバターが溶けるように。

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「この人なに言ってんだろう」とあなたは思っているだろう。

だが私のiphoneの「ブログに書きたいこと」という無尽蔵に溢れ増殖し続けているメモのこの頃を見ると、

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とある。

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それほどに衝撃的な出来事であったわけだ。

ちなみに、全体としてこのリストはほぼブログに反映されていないのであるが、一段下の「マッサージおばさんの鼻」にいたっては、いったい何を書こうとしていたのかすら不明である。

とにかく、ここのマッサージによって私の悩みは消えたのだ。

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そうである。

おまけ

マッサージとシャワーの後は、フルーツとご飯まで出してくれる。

まずはフルーツの山盛り。

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これはいいですね。

温泉、プール、マッサージとデトックス三昧な体に、染み入る果物の香りと味。なぜか常温でしたが、そんな小さなことを気にしていてはいけません。

そしてご飯ももちろんヘルシーオーガニック〜、かと思いきや、

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かなりジャンキー!

ちなみにこれは一人分である。とにかくご飯を粗末にするのは良くない、ということで大量の鶏の唐揚げを必死で食べきりました。

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緑くんは、今日も手厳しい。

f:id:sweeteatime:20160824163610j:plain「く、苦しい・・・」

f:id:sweeteatime:20160824163623j:plain「満足(お肉大好き)」

汗をかいた分、いやそれ以上に、お肉を詰めて帰途についた私たちであった。

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なにはともあれ素晴らしき、ニャチャンのマッドスパ体験であった。

さて、次回はニャチャンの夜とご飯の話!

▽ニャチャン旅行記は第11話へ続く▽

sweeteatime.hatenablog.com

 

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Sweet+++ tea time
ayako