ちょっと前になるんだけど、ある休日、珍しくカメラもiphoneも何にも持たずにただブラブラ散歩をしてたんだよね。
「こういう散歩もいいよね、いつもカメラレンズ越しに街を見るなんて寂しい現代人の習性だよ」
(夫)「・・・・・」
だが突然、状況は一変した。
めちゃくちゃお洒落なコーヒーショップが眼前に現れちゃったんである。犬のマークは可愛いし、焦げ茶色の建物は最高にクールだし!
「カ、カメラ!カメラー!!」
夫のiphone6sを即座に奪取したのは、言うまでもない。
「・・・・・」
クールでお洒落な建物って、まさにこのこと
カフェなのかコーヒーファクトリーなのか倉庫なのか、ちょっと判断がつかないクールさ。でも中に入ったら、なんかめちゃくちゃニューヨークっぽかった!(まあ、ニューヨークとか行ったことないんだけどさ)
レンガの壁がいい感じ。お店のキャラクターらしき犬のコーヒーグッズがいろいろ売ってて、どれも欲しくなっちゃう。
「どうしよう。このマグとか水筒とか、お土産にいいかも!?」
「また今度ね」
↑ 私の物欲グラフの急上昇と急下降に慣れている人。
清澄白河っぽい!コーヒーファクトリーな雰囲気だよ
ザ・ファクトリーって感じのマシーンがまたなんとも言えずクールでおしゃれ。なんか凄くいいコーヒー豆を使って、超こだわりの一杯を出している感が、めちゃくちゃ出ている…(すべて私の妄想ですが)
コーヒー豆の麻の袋みたいなのが、並べてかけてあった。可愛い。
ここが一番の特等席!
一番リラックスできるおしゃれなスペース。いかにも「私たちここに座りました」って感じに話が展開しているが、実は座っていない。先客がいたのである。
皆さんはぜひこの席で特上コーヒーを飲んで、私の分までおしゃれアメリカ映画の主人公になった気分を味わってみてください。
コーヒーとスコーンを注文しました
入れ物もおしゃれ。そしてコーヒーはもちろん、美味しい!
「あれ、コーヒー飲めないんじゃなかったっけ?」
「今日は特別だよね」
マイルールは日替わりである。
大好物のスコーンに突然出会えて嬉しかった。甘すぎずコーヒーともよく合って、最高に美味しい。
外に出てコーヒーを味わおう!
ドアを開けると、表参道や自由が丘の如き華やかな通りではなく・・・
川です。
だって下町だもの。
しかも、めちゃくちゃ綺麗な川沿いの景色だよね?
だって下町だもの。
スカイツリーも見えちゃうよ?
だって下町だもの!
「気持ちいいねえ」
「ほんとだねえ」
なんとなくカッコつけて川沿いコーヒーを飲んでみる二人。
「もしかしてこの人たち暇なの?」
そうである。
おまけ1:エメラルドグリーンの屋根
なんか好きだなぁと思った建物。
古い建物にエメラルドグリーンの屋根、その前にぎっしり植木鉢が並んでるのが、もう最高に好き。
何度見てもいいなぁって思う。写真撮らなかったら、味わえない気持ち。
おまけ2:スモークブックスに寄り道
SMOKE BOOKS は白い小さな本屋さん。ちょっとお買い物するのって至福のとき。
ここで買ったのは・・・
マスキングテープと村上春樹の『もし僕らのことばがウィスキーであったなら 』(ウイスキー大好き!)
それから、
今日の私たちと同じように、川沿いをお散歩する、かわしまよう子さんのminiブック。
そのタイトルがいい。
「出会うために歩きつづける」
私たちは散歩する。生活する。今日も繰り返し、ただ出会うために歩きつづける。
心揺さぶられるような夕焼けとか、古い建物とか、あなたのふんわりとした笑顔とかに、ね。
悲しいこともあるけど、いいこともあるから。ドキドキしていたいよね、緑くん。
というわけで、清澄白河クリームオブザクロップコーヒー(The Cream of the Crop Coffee)訪問記でした。
清澄白河カフェ日記、いろいろ書いてます。
お散歩日記もあるよ。
Sweet+++ tea time
ayako
ちなみに・・・
私がよく書いている深川エリアのこと、「散歩の達人 2016年07月号 」に特集されてました!森下・清澄白河、木場に豊洲。ドンピシャですね。読者の皆さんで、この東京下町日記を楽しみにしている方は、きっと面白いと思う。
あと、
おしゃれ女子ならたまらぬ雑誌OZもカフェ特集で、清澄白河のカフェがけっこう載ってる。「OZmagazine 2016年07月号 」もオススメです。