バーベキュー。
こんなにキラキラと輝く夏のワードがあるであろうか?
そう、私たち夫婦がずっと憧れてやまなかったイベントが、この夏とうとう実現したのである・・・
非社交的なカップルの気づき
夫と付き合い始めた頃は、よくお互いの友達を交えて遊んでいた。二人暮らしを始めたときも友達を招き、ホームパーティーを開いたりした。
さて、男女のグループで遊ぶというのはすごくキラキラして見えるのだが、終わった後の疲労感は半端ない。帰宅後は毎回、ベッドに身を投げ出して爆睡していた26歳の我々はとうとう悟った。
「正直、ふたりでいるのが一番ラク…!」
(当然、一人でいるのも最高にラク)
非社交的なふたりが集まって、社交的カップルが誕生するわけないのである。
そんな我々がずっと憧れていたのは、バーベキュー!
近所でもテラス席でバーベキューが楽しめるカフェレストランがあり、ふたりで嬉々として申し込もうと詳細をみたら「5人以上」の文字。
そうである。
世の中のバーベキューというのはグループでやるものと相場が決まっているのだ。
「あと3人も…」
「友達いない…」
「あと二人なら何とかなるのに」と負け惜しみをしていた私たちであるが、本当に何とかなるのかはすこぶる怪しい。
できるなら二人だけでバーベキューがしたい。なぜってそれが一番ラクだから!
非社交的カップルの救世主「森のビアガーデン」!
「森のビアガーデン」は、そんな非社交的人間のために存在するビアガーデンである。(違う)
明治神宮外苑前という非常にキラキラした場所にあるのだが、OL時代ここで友達3人とBBQをしたことを思い出したのだ!(私は遅れてきて、小食な男性二人のお肉まで食べた)
さすがに一人でバーベキューをしている人は見かけなかったが、人数の決まりはなさそうなので、理論上は一人からできるバーベキュー会場である!
「実に頼もしい」
「森のビアガーデンに行こうッ!」
夫はビール飲み放題があれば西へ東への男である。
森のビアガーデンは夏の光でいっぱいだった!
ああ、こんなにも夢にあふれた空間があるだろうか!
明治神宮外苑ならではの、緑いっぱいな空間に電飾が灯り、辺りはさながら夏の間だけ生まれるロシアの小さな遊園地みたいである。
以前、日が暮れてから行ったときも感激したのだが、昼下がりから夕方の時間もまたステキである。
ふたりだけのバーベキューが始まった!
晴れて念願のBBQである。満を持しての、二時間の食べ放題・飲み放題コースに意気込むふたり!
最初のテンションは異常だった。ふたりとも「バーベキュー」「飲み放題」という状況に浮かれ、二時間ずっと食べて飲んで笑う気満々であった。
だがどうであろう?早くも30分を過ぎたあたりから、口数は格段に減り、黙々と焼き、淡々と食べる異色のテーブルと化していた。
全力の限りお肉を食べようと燃えていた夫も、わずか50分で失意呆然としている。もちろん私の箸も完全に止まっていた。
ああ、どんなに心は若かろうと、胃袋は確実に年老いてゆく…
「昔はもっとたべれたのに!」
悔しそうな夫のつぶやきを残して、淡々とした「バーベキュー」は早々に幕を閉じた。(もちろん完食はしました)
結論
ふたりだけのBBQはラクだが地味である。(2時間もいらない)
外苑前から渋谷を、カメラ片手にお散歩したよ
渋谷にある大好きな映画館アップリンクを目指して、上映時間までのんびり歩いて行くことに。
外苑から原宿、渋谷へと向かう道。最後に、初夏の東京風景を載せてみよう。
まだ涼しかった6月の頃がなんだかすごく懐かしく感じるなぁ。
一日いちにちが、愛おしいよね。
Sweet+++ tea time
ayako
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