ミシュラン一つ星の添好運(ティムホーワン)北角店で初めての香港飲茶を食べたよ

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(※ 2018年4月10日更新)

香港に着いて最初の夜、私たちは張り切っていた。

f:id:sweeteatime:20170112201310j:plain:w90「今夜は香港飲茶だ!」

f:id:sweeteatime:20170112201730j:plain:w100 「わーい!」

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飛行機の中で名店飲茶のページを舐めるように見ていた私たちである。

f:id:sweeteatime:20170112201310j:plain:w90「添好運(ティムホーワン)に行こう!」

f:id:sweeteatime:20170112201730j:plain:w100 「行こう」

グルメリーダーの夫とGoogle mapを頼りに、添好運(ティムホーワン)北角店へと向かうことにした。

世界一安いミシュラン一つ星店「添好運」!

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添好運(ティムホーワン)はミシュラン一つ星を獲得している点心専門店で、香港に4店舗ある。連日すごい行列らしい。

f:id:sweeteatime:20170112201730j:plain:w100 「みしゅらん…」

f:id:sweeteatime:20170112201310j:plain:w90「とりあえずすごく美味しいってことだよ…」

ミシュランってなんかよくわからないけれど高いイメージじゃないですか。星とか言ってる時点でゴージャスじゃないですか。

でも、添好運(ティムホーワン)は100円〜の超庶民的な名店飲茶らしい。

ファーストフードとか食堂っぽい見た目でも、かなりリーズナブルでも、ちゃんと点心はひとつひとつ手作り。

これは行くしかない…!

飲茶目指して夜の香港へと繰り出す

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f:id:sweeteatime:20170112201730j:plain:w100 「すごい!!これが香港の街!」

賑やかで魅惑的で、ちょっと幻想的な感じのするアジアの街。興奮して写真を撮りまくる私。

f:id:sweeteatime:20170112201310j:plain:w90「早く行こう」

飲茶へと急ぐ夫。

私がイメージしていた「ブランド物キラキラ」みたいな通りも確かにあるんだと思う。でも記憶の中の香港は、ゴチャゴチャして元気で洗濯物が飛び出していて、どことなく美味しい香りが漂ってくるアジアの街なのだった。

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この両脇の建物から通りの中央に張り出す看板が、日本にはない景色ですごくワクワクしてしまった。

でも香港は都会。

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とにかくすごい高層マンションが空を覆うようにそびえ立っている。

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交通量の多い道路を囲むように伸びていく高層ビルに圧倒されそうになるけど、そうかと思えば小道には小さなごはん屋さんや屋台がひしめき合っている。

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みんな外で美味しそうにごはんを食べているのは、台湾もそうだけど、ごはんが安くて冬でもあたたかい南の地域ならではだよね。

紅磡(Hung Hom)の港からフェリーに乗って北角(North Point)へ。

sweeteatime.hatenablog.com

綺麗な夜景を堪能し、もう間もなく念願の添好運(ティムホーワン)にたどり着く!

添好運(ティムホーワン)北角店にいざ入店!

スタバやごはん屋さんの並ぶ通りを抜けると、添好運(ティムホーワン)北角店が見えた。

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中環店は待ち時間もすごいらしいが、北角店はすぐに入れた。

オーダーシート式に初挑戦

f:id:sweeteatime:20170112201310j:plain:w90「どうしよう何食べよう!?」

オーダーシート式の注文で、点心の名前がずらりと書かれた紙が渡される。食べたい点心にチェックを入れて店員さんに渡せばいいらしい。

しかし点心名は全て漢字である。

当たり前だが、繁体字。

f:id:sweeteatime:20170112201730j:plain:w100 「読めない…」

意味不明なまま、なんとかクイズ的な感じでごはんものといくつかの点心を注文できた。

香港は愛想良すぎず悪すぎず、わかりやすい接客がいいなと思う。

f:id:sweeteatime:20170112201310j:plain:w90「何が来るかな!?」

f:id:sweeteatime:20170112201730j:plain:w100 「ドキドキ…」

いよいよ始まる香港飲茶ナイト!

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ど〜ん!!

炭水化物オンリー。点心だから、当たり前である。

ガイドブックに載っている有名店なのに、北角店には全然観光客らしき人がいなかった。地元の人たちが、激しくおしゃべりしながら次々と点心を食べまくっている…!

(サラダとか野菜炒めみたいなのを食べている人はいなかった)

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きゃ〜!

私たちのテーブルにも、次々と蒸篭が運ばれてくる。湯気ハフハフの中、地元の人たちに負けずに食べる。(何を競っているのだ)

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このベイクド チャーシューバオ(チャーシュー入りパン)が一番有名のよう。メロンパンみたいな甘いパンの中に濃厚なチャーシューあんが入っている。

甘いものと辛いものの組み合わせが好きな人は、きっと好きだと思う…

f:id:sweeteatime:20170112201730j:plain:w100 「もうお腹いっぱい…」

f:id:sweeteatime:20170112201310j:plain:w90「苦しい…」

すごいスピードで、香港飲茶ナイトは幕を閉じた。

ちなみに感想は、

「外国の味だった!」

これに尽きる。

美味しいんだけど、あ、お醤油かけたい…みたいな気持ちになる。香港のお料理は全体的に薄味で、街に充満している独特の香りがした。

*・*・*

 

初めての香港飲茶を満喫した私たちは、地下鉄に乗って女人街や男人街のナイトマーケットをのぞいてから、ホテルに帰った。

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偽物っぽいものがたくさん。同じようなものを、元気よく、ときにダラダラと売り続けるナイトマーケット。台湾も香港も、こんな夜市が必ずあるから不思議だね。

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夜の23時、外で美味しそうにごはんを食べてる若い子たちがたくさんいて、歩いてるだけでエネルギーをもらっちゃったよ。

おまけ:東京にティムホーワンがやってきた!

2018年4月日、ティムホーワンが東京初上陸しましたね!日比谷シャンテ別館に入っている。香港飲茶が恋しくなったら、行ってみたいなぁ…

▽香港飲茶グルメの本▽

写真を見てるだけで幸せになっちゃうなぁ!

*・*・*

 

さて、翌朝は蓮香居(リンヒョンゴイ)で憧れのモーニング飲茶を体験します!待望のワゴン式飲茶だよ!

▽香港旅行記第4話へつづく▽

sweeteatime.hatenablog.com

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Sweet+++ tea time
ayako

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▽香港旅行記第1話▽

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▽香港旅行記第2話▽

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