「この夏はすごい旅行にいってたんだね…!」と言われることがある。
そう、長野旅行記は全6回、7月の後半から書いている。
まるで長い長い夏の旅に出ていたかのようだけど、実は一泊二日の週末旅行であった。
突然ですが・・・
上田駅へやってきた私たちは、またも胃袋を満たそうとしていた。
朝食にお蕎麦、お昼にパスタやスープとパンなどを食べてていたことは記憶に新しいかと思う。だが、頭脳派の我々は栄養補給の必要に迫られていたのである…
上田駅近くの「Cafe bosso」さんへ!
本当は朝食に狙っていたカフェ。
この外観と雰囲気、あなたも見覚えがあるのではないだろうか…?
↑ 偽物感がすごい。
そう、ディックブルーナの世界のような青の壁に、オレンジ色の扉と、正方形の窓。なんておしゃれであろう。なんてかわいんだろう。
サンドイッチのセットをいただく。
丁寧に作られたものというのは、食材もお皿の上でにこにこご機嫌に見えるんだけど、皆さんそういうことはないですか?
「それにしても、どうして暑い日は食べても食べてもお腹が空くのかしら?」
この「暑い日は」の部分には「秋は」「寒い日は」等も代入可能であることを、読者の皆さんはご存知であろう。
年中眠いし年中よく食べる私である。
前にも書いたけど、私はこういうぎゅっと詰まったサンドイッチが大好きである。猫とサンドイッチは、ちょっと太めがやっぱりいいですね。
美味しくて涼しくて、楽しいひと時を過ごさせてくれた「Cafe bosso」さん、写真のブログ掲載も快諾くださいました。あらためて、ありがとうございました!
また例のごとく、アナログの日記帳にも愛を綴り、大好きなカフェの余韻にいつまでも浸っている私である。
さらにおしゃれな展開が待っていた
そう、「Sweet+++ tea time」は正真正銘のおしゃれブログなのであるが、新幹線の時間までの間、この素敵カフェで過ごしたあとは…
夫の提案によって、もう一軒寄っていくことに。上田駅の方へと歩いて行く。
次のプランを提案してくれる頼もしい男の人って、いいものです。どこに連れて行ってくれるのかな…?
歩くこと5分。
どんなお店でしょう…?
どうやったっておしゃれな展開にはならない、いつもの旅。
「上田からあげセンター」で鶏の唐揚げ山盛りを購入した。夫、満面の笑みである。
長野名物の美味だれをたっぷりとかけた熱々唐揚げを手に、強烈なニンニク臭を漂わせて新幹線に乗りこんだ我々であった。
おまけ:信州上田のお土産
いつもどおり、今回の旅のお土産についても少し語ってみたい。
お土産といえば、やはり甘いものですよね。
竹風堂の栗どら焼き
写真を撮り忘れてしまったので、絵を描いた。
竹風堂の栗つぶ餡のどら焼きは「どら焼き山」というらしい。真ん中にあるのがお山のマークなのだろう。
私は甘いものが苦手なので食べていないが、渡した人からは一様に「美味しかった」と言われた。栗どら焼き、長野お土産におすすめです。もちろん、何を渡してもたいていこの言葉が返ってくるんだけど。
ブックカフェNABOで出会った本6冊
これは第2話で見つけた黄金の6冊である。やっぱり本って、偶然の出会いに勝るものはないような気がする。いや、本だけじゃなく、もちろん人との出会いだってそうだけど。
どれも飛び上がるくらい素敵な本だったので、簡単にご紹介しよう。
01。『アムール 翠れん―ホンマタカシ写真集 』
写真好きロシア好きの私には、たまらない一冊。前に書いたウラジオストクの記事に惹かれた人は、大興奮してしまうと思う。
02。 『ゆっくり、いそげ ~カフェからはじめる人を手段化しない経済~ 』
「ゆっくり、いそげ」。いいねぇ。このタイトルからして好き。
03。 『小さな家とスイスの朝食 』
私の大好きな朝食写真がいっぱい見られるエッセイ。じゃがいも入りオムレツを作るシーンは見るだけでお腹がすいてしまう。
04。 『夜空の下で 』
これはあまりにも素敵な本だったので、別に記事を書きました!
すごくおすすめです。
05。 『かわいいイタリア ~イタリアの雑貨とおしゃれと散歩の話~ 』
前に古本屋さんで見かけて迷って買わず、あとで「やっぱり欲しい!」ともう一度訪れたら売れていた…そんな一冊に、長野で出会えたわけである。嬉しい嬉しい。
「amazonで注文すればいいじゃん」と思うかもしれないが、やっぱり出会いは大事なのである。
06。『 STILL LIFE 』
一之瀬ちひろさんの写真、初めて知った。そしてすごく好きになった。何気ない生活の風景なんだけど、すべてに光が満ちている。
こんな写真、いつか撮れたらいいなぁ!
*・*・*
というわけで、ずっしりと重い本たちを抱えて、いつもの東京下町へと戻って来ました。
土曜日のお昼すぎに到着し日曜日の午後には長野を出た、一泊二日の信州上田旅行。
忘れがちだけど、旅の面白さは距離や時間に比例するわけじゃない。
短いけどすごく濃密な夏の小旅行ってあるものだ。小さなコップに注がれた、フルーツたっぷりのスムージーみたいにね。
おまけのおまけ
このイラストの吹き出し(ayakoさんの脳)に描かれたイラストが、なぜかラーメンになっている件。本当はサンドイッチとかクレープとかパンケーキなはずなのに、すっかり食の好みが男になってしまった。
パンケーキに戻れる日が来るのでしょうか…?
*・*・*
というわけで、長々と書いてきた長野旅行記も終わり。
さあ皆さん、楽しい信州上田旅行記、もう一度読みたいですよね!?
明るい写真と絵で、読んだあなたにご機嫌になってもらえたら嬉しい。そう、ちょうど日向ぼっこ中の猫のように。
Sweet+++ tea time
ayako