鋭いあなたはもうお気づきだろう。
「あ、このカフェ、めちゃくちゃお洒落だ」
そう、これから私は文字通りめちゃくちゃお洒落なカフェを紹介する。恒例の清澄白河カフェ日記である。
ヒキダシカフェに行ってきました!
渋い街並みが続く東京下町に、ひっそりと佇むこの建物。
美しい。実に洗練されている。
さあ、もうちょっと近づこう。
晴れた休日のランチタイムには長蛇の列ができている人気カの「ヒキダシカフェ」である。でも、平日に訪れると、このとおりノンビリとした雰囲気なんです。
店内には本当に引き出しがいっぱい!
私の席から見えた光景。これはごく一部なんだけど、本当に店中に無数の引き出しや棚が並ぶ不思議カフェなのだ。
手作り雑貨も所狭しと並んでいて、料理が来るのを待っている間も楽しめる。
和風の料理にグッとくる
私は日替わり定食を注文した。肉と魚から選べる。もちろん「肉」を選択したが、するとこの通りコロッケがでてきた。
「肉じゃがコロッケ」ということである。
油断できない、ヒキダシカフェ!
(大変美味しゅうございました)
お洒落マスターへの修行はここから始まる!
さて、マイルドなカフェ紹介だけでは終わるまい。
ブログ読者の皆さんにはウォーミングアップにもならないだろうが、この写真からわかるお洒落ポイント3点を確認しておこう。
用意はできただろうか?
おしゃれポイント1:日本語のショップ名とストイックなフォント
ヒキダシ カフェ
そう、紛れもない日本語の「引き出し」である。
「なんとなくお洒落っぽく聞こえそう」という安易な発想や妥協により、英語やフランス語に走りがちなショップ名で、すでに抜きん出ている。
文字フォントも筆記体系に逃げず、ストイックでクラシカル。これが、おしゃれでなくて何であろう?
ちなみに、私のショップ名及びブログ名が「 Sweet+++ tea time」という完全安易な横文字であることを、ここで思い出してはならない。
おしゃれポイント2:コンクリートの壁に木の窓枠のコラボレーション
コンクリート打ちっ放しのおしゃれ系建物はもはやそこらじゅうに溢れ返っているが、合わせ技が素晴らしい。金属など無機質な素材ではなく、木の窓枠をチョイス。
コンクリートの「冷たさ、そっけなさ」で引き締めたあとの、木の「ぬくもり」というギャップ。これがおしゃれでなくて何であろう?
私たち人間が他の人間をトリコにするときと、同じ原理である。
おしゃれポイント3:アンティークなメールボックス
これはもう、今さら語る必要すらないであろう。
古いもの、アンティーク感、珍しさ。その3点を兼ね揃えた素晴らしいメールボックスだ。これがおしゃれでなくて何であろう?
おっと、また横文字に逃げてしまった。メールボックス、もとい「郵便箱」である。
まとめ
ごちゃごちゃ言ってないで、街に出よう!
だってほら、初夏の下町はこんなにも散歩日和。
民家の間に突然現れる鳥居。赤が眩しい。
薄桃色の紫陽花も咲き初めだし、
街中に色彩があふれている。
ああ、もっと花の名前も覚えたいし、行ってみたい喫茶店やカフェもたくさんある。
小名木川沿いも緑と花と光にあふれていた。
用事があると素通りしちゃう道の傍らに、今日も誰かが植えた花や、誰も植えてないのに生えてる花が、驚くほど可憐に咲いている。
おしゃれ理論なんてブツクサ言ってないで、歩きやすい靴を履いて街に出よう。
はい、ごもっとも。緑くん、その通りでございます。
今日のススメ
皆さんも、「何もやることのない日」を作って、ぜひ散歩してみてください。
毎日歩いている道でも、時間があるときに、用もなく歩いているとまったく違う景色が見えて来るから。
清澄白河カフェ日記、いろいろ書いてます。
お散歩日記もあるよ。
Sweet+++ tea time
ayako