ごきげんよう。皆さんが渋滞や混雑で苦しんでおられたであろうゴールデンウィーク、私はアメリカの田舎街でのんびり優雅に過ごしておりました。
そう、その街の名は・・・
IRUMASHI
駅の写真をご覧いただこう。
日本語とは思えないなんともソフトでエレガントな響き。
のどかで美しい埼玉県の街である。
ジョンソン・タウンを知っていますか?
ジョンソンタウンとは、もともとジョンソン基地の米軍が住むエリアとしてアメリカ郊外のような街並みが発展した埼玉県入間市のエリア。リフォームを重ねた米軍ハウスに、同じテイストで作られた平成ハウスが連なる、美しい景観の街である。
【PM12:30】遅起きして午後に突入した休日の焦り
そう、華のゴールデンウィーク、私たち夫婦はもちろん何も予定がなかった。起きて家事を済ませシャワーを浴びてぼうっとしていたら、もう正午を回っているではないか。
時間とはなんと無慈悲なのであろうー
いい、わけがない・・・!
我々は今から行ける場所を必死に考えた。
そうだ、ジョンソン・タウンに行こう!
前から「行きたい場所リスト」に入っていてたジョンソン・タウン。 午後からでも休日を充実させることが可能な素晴らしい観光地である。
重要ポイント
- 東京から約1時間半で行ける
- 外国に行った気分になれる
- 広すぎず短時間で満喫できる
行くしかない!
もはや昼食を取っている時間のない我々は、家を飛び出すと駅のホームでおにぎりを食べ、地下鉄に飛び乗った。(それでも食べる)
美しいジョンソン・タウンの街並み
このおしゃれブログ Sweet+++ tea time にふさわしい、フォトジェニックな風景をご覧いただこう。
傘をさしている人がご覧いただけるとおり、我々がジョンソン・タウンに到着すると同時に雨が降り出した。素晴らしくツイている。もちろん、天気予報など見ずに電車に飛び乗った私たちである。
曇り空と降雨の中、傘を持たずに撮影してきた写真を心してご覧いただきたい。
緑があふれ、家と家の間に塀や垣根がないため、とても開放的な眺めである。
雑貨屋さんがたくさん並ぶ
ただ風景を楽しめるだけでなく、花屋から雑貨屋まで、小さなお店がたくさん並んでいてショッピングも楽しい。
この街に愛着を持ってお店を開いている人々の息遣いが感じられる。
私のようなおしゃれな雰囲気や雑貨が大好きな人にはたまらない場所だ。
ジョンソン・タウンは生まれ変わった街
私は最初、ジョンソン・タウンのことをただ昔の洋風な街並みが残っただけの場所かと思っていた。だが訪れてみれば一目でわかる。
ここは「残った」のではなく「残した」そして「蘇らせた」街なのだった。
米軍ハウスは昭和20年代に建てられた家であり、一時は老朽化が進み廃墟化してしまったそうだ。だが古い家のリノベーションと新たな開発によって、「今」を生きる美しい景観の街として生まれ変わった。
景観を壊さない、ポップな青いポスト。そう・・・
ジョンソン・タウンは住めるんです!
こんなアメリカンな平屋に住んでみたい・・・!おしゃれ女子なら誰もが憧れる古い洋風の家。
米軍ハウスと同じ雰囲気で建てられた平成ハウスのアパートも。
敷地内には病院や美容室、音楽教室もあり、まさに今を生きている街なのである。
日本の風景と混ざり合う不思議な感じ
アメリカンな建物の向こうに覗く、日本の普通の街並み。
和洋折衷な感じがまたいい。
さて、ご飯の時間です
繰り返すが、我々はおにぎり一個でここまできた。空腹は絶頂に達し、実は街を回る前に即座にカフェレストランへ駆け込んだ。
せっかくなのでアメリカンな雰囲気の店へ。
先客が2匹。
黒髪の方ははカウンター席で荒れ気味に飲み、黒ブチの方は料理が出るのを静かに待っていた。
平日とはいえゴールデンウィーク、大変賑わう午後3時である。
私たちもまずはビールを注文。
一口目を我慢して写真撮影をすることができなかったのがバレてしまう一枚。
お店の方は丁寧に料理をしてくださっていた。が、我々はあまりに空腹であった。
「いつ運ばれてくるのだ・・・」
料理が出される前に、この大量のプリッツを全て食べてしまったことをここに告白しよう。
私は女子なら皆大好きロコモコ丼を。
夫は何か本気の肉プレートを大盛りで注文していた。
*・*・*
どちらも手作りで、大変美味であった。なかなか出てこない・・・とやきもきしてしまった食いしん坊の自分たちを恥じるばかりである。
さて、おやつの時間です
「え、まだ食べるの・・・」と思ったあなた、我々の胃袋を甘くみてはいけない。初めての焼き芋カフェへ。
暖かい紅茶に・・・
紅芋。てっきり自分で割ってかぶりつくタイプを想像していたら、非常にエレガント。こんなに美しく盛られた焼き芋を初めて見た。
夫は紅芋パフェを。
その結果
このように
なりました。
今日のお土産photo
完全に雰囲気で買ったイギリスのクランベリークッキー。そして、私が呼吸するように買い集めているマスキングテープ。
「なんでアメリカの街なのにイギリスのクッキー?」
「家にある大量のマスキングテープはどうすんの?」
おしゃれ女子に対して、このような質問は大変野暮なものであることを申し添えておきたい。
まとめ
埼玉県入間市のジョンソン・タウン、素晴らしい場所である。住んでいる方、お店を経営されている方、皆で作っている空間がある。私のように古い建物が好きな人は、ぜひ訪れたい。
このあと、かなり強く降り出した雨の中、相変わらず傘がないまま入間市駅まで駆け抜けた我々であった。
いつも手厳しい緑くんであった。
でもまあ、行き当たりばったりでも、動いてみよう、でかけてみよう。きっと楽しいから!
Sweet+++ tea time
ayako